小野田の外国人への同情のなさや高市の女性の人たちの一部にある別姓への希望とそのことにより困っている問題の解決に対しての敵対的な否定とかこの二人にもあるはずの属性に対する敵視、憎悪は何から来るのか。

高市の「長期金利が上がり続けていくというようなことよりも、日本が成長し、政府債務残高の対国内総生産比率が下がっていく姿を見せる方が大事だ」という言い回し、本当にこの通りに言ったのなら：

積極財政派が期待する「政府債務残高の対国内総生産比率が下がっていく」状態というのは、具体的には、名目成長率が長期金利を上回っている＝ドーマー条件を満たしている状態でしょ。つまり「長期金利が上がり続ける」という事態は、そのドーマー条件の成立自体を危うくするわけだよね。

互いに独立事象ではなく、因果的に結びつく関係にある2つの節を「〜というようなことよりも」と接続すること自体がおかしいと思う。

「そんなことより、野田総理、定数削減をやりましょう」の時もそうだったけど、このひとは自分がAということを主張したいときに、その直前の論点であるBを矮小化するような物言いを軽々しくしちゃう。ロジックのないレトリックは危うい。

国際結婚の法律、欧州は様々あってオランダは法律婚をせず事実婚だけでも外国人には在留許可がおりる。同性婚も当たり前になったから当然同性婚で在留許可はおりる。しかし日本では同性国際結婚をして夫婦と法律的に認められてても、日本では在留許可は出ない⊂((・x・))⊃