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A one-man company of translator(English-Japanese) and editor. Genso to Kaiki (Roman Fantastique) is my horror / fantasy anthology in magazine style. 出版企画・編集・翻訳の一人会社。2019年設立。雑誌風アンソロジー『幻想と怪奇』(新紀元社)を企画・編集。植草昌実の名義で訳書あり。
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紀田順一郎先生御逝去。文庫版『真夜中の檻』からお付き合いをはじめ、『M・R・ジェイムズ怪談全集』 『日本怪奇小説傑作集』 を担当させていただきました。『幻想と怪奇』の再開には大きなお力添えをくださり、『新編 怪奇幻想の文学』全6巻の監修者でありながら、全6巻完結時には編者へのお祝いのメールをくださいました。 『幻想と怪奇17 幽霊のいる暮らし』が、最後に御一緒したお仕事になりました。
紀田先生、ありがとうございました。最大の感謝をこめてお見送りさせていただきます。
www.tokyo-np.co.jp/article/433368
評論家の紀田順一郎さん死去 文学、歴史で幅広く執筆、90歳:東京新聞デジタル
推理小説から歴史研究まで幅広い分野の執筆活動を行った評論家の紀田順一郎(きだ・じゅんいちろう、本名佐藤俊=さとう・たかし)さんが7月1...
www.tokyo-np.co.jp
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ありがとうございます。編集者としては頻繁に味わってきた苦杯ではあるのですが、訳者であることも上乗せされた案件は初めてでした。次をつかむまではせいぜい虚勢を張ることにします。
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お心遣いをありがとうございます。急ぎの編集作業をしながら心を落ち着けることにします。
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というわけで、また「仕事くれ」状態に戻りました。企画を通してくれた編集さんにも申し訳ないのですが、翻訳出版というのはこういうもの。次の原書が何冊あっても企画が通らなければ始まらない。また持ち込みの、はじめの一歩から。
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大学生時代に懸命に探し、がんばって読んだ本だから、こたえてはいる。が、邦訳を待っている本は膨大にある。誰かがやるなら訳してもらえ。俺には次の原書がある。
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まあ、これまでが幸運だったのだと思うことにしよう。幸運は今ほしいところだが、なあに、また巡ってくるさ。
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版権上の問題あり、この企画は当面、棚上げとしたく。
別の企画を立てないとな。
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長らく出版社に預けていた企画書を、細部に手を入れて再提出。数日たって、OKの返事を得ました。現在ゲラチェック中のものと、この企画とで、2026年は単独訳書を二点、出してもらえそうです。
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kawade.co.jp
ワークライフバランス。
崩れることはある。
「捨てる」と言う人もいる。
だけどそのライフは多分誰かが拾ってる。から働ける。

てなことを、経済学者アダム・スミスが研究に勤しむ間家事は全部母親がやってくれていたという話を契機に、今までの経済学がいかにケアを「なきもの」として計算していたか明らかにした本です。
www.kawade.co.jp/np/isbn/9784...
アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?
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都筑道夫風の文章で訳したら『なめくじに聞いてみろ』みたいになりそうだ。
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まだ出だしだが、かの時代であれば早川書房がハヤカワ・ノヴェルズかミステリ・シリーズで出しそうな印象。「アナーキック・クライム・コメディ」を帯の惹句に使いたい。堅そうに見える文学全集に入っているのはむしろ不思議だ。訳者も、これがコミカルな話だということに気づかないまま訳しているようだ。原書も併読してみようか(無料配信の電子書籍あり)。
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山本恒訳『全集・現代世界文学の発見2 危機にたつ人間』學藝書林1970年刊所収。出版にあたり版権取得。この叢書にはなかなか貴重な作品が収録されているようだ。
編者や訳者を紹介するページに現住所が載っているのに時代を感じる。
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レイバーのジャック・ロンドン伝は面白いのだが、長大な洋書に疲れたので、先日見つけた「殺人株式会社」を読んでみる。殺し屋が自分を殺す依頼を受けたら、という、ありふれた問いを面白く仕立てた出だしは良好。ロバート・L・フィッシュの補綴は腰砕けになってはいないか、ともあれ通読してみよう。ただ、翻訳はやや厳しい。
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ラヴクラフトの主張したCosmic Horror「宇宙的恐怖」とは現代的に考察すると Existential Horror「実存的恐怖」と形容すべき感情ではなかろうか?
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訴えなければ「誰も助けてくれない社会」の危険…ガザ支援船団への賛否両論を考える グレタさんら一時拘束:東京新聞
www.tokyo-np.co.jp/article/441296

〈身の危険を伴う船団の活動に、日本のSNSでは賛意の一方、「ただのパフォーマンス」と突き放す投稿も。そんなに簡単に切り捨てられる活動なのか〉
訴えなければ「誰も助けてくれない社会」の危険…ガザ支援船団への賛否両論を考える グレタさんら一時拘束:東京新聞デジタル
パレスチナ自治区ガザに支援物資を運ぼうとした船団が今月イスラエル当局に拿捕(だほ)され、日本人の安村美香子さんや、スウェーデンの環境活...
www.tokyo-np.co.jp
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uncledagon.bsky.social
禁じられる本は面白いに決まってる😄
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chiheisha.bsky.social
「イスラエル兵士が操縦し、船ごと拿捕された」

日本人で唯一グローバル・スムード船団に参加し、イスラエルに拘束されていた安村美香子さんに話をきくことができました。安村さんはヨルダン国境で解放され、先程アンマン空港から帰途につきました。
#地平社 #安村美香子

▶︎ x.com/chiheisha/st... (アレクサンドリア沖・9/30)
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こんな世の中だから、これは繰り返し言っておきたい。心に自由がなければ怪奇幻想は存在しえない。すべての価値が有用無用で語られるような、戦時下の日本のような世界では、心の自由は邪魔でしかなくなる。そんな時代をふたたび招かないためにも、もっと怪奇を、もっと幻想を。自由な想像力で、この現実を変えていくんだ。
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「幻想と怪奇」という言葉は、一つの思想です。私はその思想に則した本作りをしています。
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バシバシ出して行きましょう、思想。
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作家は思想を出すな、とか言ってた人いたけど平和そうに見えるムーミンにでさえ思想は出ている。
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仕事の打ち合わせの帰り、通りかかった古書店の店先で、紀田順一郎『私の神保町』(晶文社2005四刷)を見てすぐに購入。一度見逃して、半年くらい探したか。表紙の紀田先生の立ち姿の映えること。仕立てのいいスーツだなあ。アート主体になる前の小宮山書店の棚も懐かしい。片隅の小さなポケミス棚にはよく掘り出し物があったっけ。
御病気が長く、お目にかかれる機会もほとんどなかったが、それでも紀田先生がいないことを淋しく思う。2019年、横浜でのゲスナー賞授賞式が、直にお目にかかって言葉を交わした最後の機会だったか。
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浅田次郎『珍妃の井戸』(講談社)読了。『蒼穹の昴』から『中原の虹』への橋渡し的な小長編。皇妃変死事件の真相を英独露日の要人たちが追う。一見推理小説的ではあるが、物語の眼目は謎解きにはない。先に読んだ妻いわく「『中原の虹』を読むと、この一冊が書かれた理由がわかる」と。続きが楽しみだ。
それにしても、浅田次郎の文章は独特だ。平易で明晰、だが時にクセがある。
「濁った空の正中に、銀色の太陽が無意味に懸かっていた」
この一文には驚いた。太陽が空にあることは意味を問うことではない、と思うが、食い違う証言に倦み、知れば知るほどわからなくなる清国を畏れる要人たちの思いが伝わってくる。
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スティーヴン・キングの87作品が検閲対象に――アメリカの教育現場で“禁書”が増加、理由は「LGBTQ・人種・暴力の描写」
news.yahoo.co.jp/articles/618...

引用:書籍の禁止理由として多いものは、「LGBTQ+関連のテーマだから」「人種の描写に問題があるから」「暴力や性暴力に関する記述があるから」など
スティーヴン・キングの87作品が検閲対象に――アメリカの教育現場で“禁書”が増加、理由は「LGBTQ・人種・暴力の描写」(The Hollywood Reporter Japan) - Yahoo!ニュース
表現の自由の保護に米国内外で取り組む非営利機関PENアメリカ(PEN America)は現地時間10月1日(水)、最新報告書『Banned in the USA(アメリカで禁止された書籍)』を発表し
news.yahoo.co.jp
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gabino.bsky.social
Here’s some Johana Molina art to make your Tuesday a little better.
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数万円は原書の初刊本で、コレクターのいる出版社が小部数で出したものなので、当初から見送りです(笑)。ペーパーバック版もそれより安いが高価なのは、著者には根強いファンがいる、ということでしょう。改訂版(今回のテキスト)は簡単かつ適価で買えます。
既訳書は、最近は古書店で見かけません。出てもたぶん四、五千円かと思います。定価で買った身には高く思えますが、四十年前の本ですので、まあ順当かと。
新訳書はお買い得になることでしょう。
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ただ、相違が結構多いとなると、それは本のセールスポイントにもなることだろう。
なお、本国では、テキストBが定本になっている様子。テキストAはいまや稀覯本で、翻訳にあたって比較してみたいのだが、そのために数万円を出す気にはなれない(円安が加速したこともあるが)。
以上、新規の訳書に関連して。