Mistral
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オペラ、演劇、美術、音楽、バレエ、読書、美味、ミーとクロ坊、いろんな動物
Une nature aussi sérieuse que paresseuse
ベルコヴィッチは2012年にジャン・アヌイの”ひばり”(ジャンヌダルクの裁判をテーマにした劇で今回のチェルニアコフの演出にインスピレーションを与えていると思われます)を演出していることなど、公演を観ただけではまったく理解しようのない要素が多いです。紹介したブログを読むとなるほどそうなのかと思うことが多く、おそらくチェルニアコフは理解するであろう人々向けへのメッセージとして二重の意味をひいているのではないかなと思いました。
November 23, 2025 at 10:01 PM
今朝は雨になって積もらなかったけど、この時期まだ雪には早いよねえ(特に市内で)!でもすごく前だけど、日本からの帰りにロワシーで大雪だったことがあった…
November 23, 2025 at 10:40 AM
いえいえどういたしまして。この超長文のブログを読んでいて、この写真が出てきた時には驚きました。チェルニアコフには反体制派在欧ロシア人 のサポーターグループがいて、彼の公演を観てまわっている人々が多いんだそうです。彼らとの連帯意識のようなもののあるんだろうなと思いました。
November 22, 2025 at 4:16 PM
30日、マルトマンがヴォータンよ!語り部は全公演降板らしい。
November 19, 2025 at 8:45 PM
まあこれは3回目以降毎回出る副反応ですわ
November 18, 2025 at 7:15 PM
フランチェスコ・アルガロッティ伯爵の肖像、1745年のパステル画 : ヴォルテールの友人で啓蒙時代を代表する多才な博学者だった彼は1745年ヴェネツィアに滞在中のリオタールからあの La belle chocolatière を買い取り、美術品蒐集家として有名なザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト2世のコレクションに加えた。あの極上のパステル画を今日ドレスデンで愛でることができるのは伯爵のお陰ですわ✨
November 17, 2025 at 11:10 PM
いえいえ、続けていくつか投稿した通り、ほとんど全て見えましたよ!お礼のメッセージを、と思っていたところです。アドヴァイスをどうもありがとうございました。次に行く時もこの席にしたいと思っているくらいです😃
オケは本当にロシアを感じる音で”フランスが舞台なのにロシアの音!”と感じながら聴きましたよ。シェフもよく舞台に気を配っていてオペラの修行をした人かしらと調べてみたら違ったので驚きました。
舞台が同じなのは観る側はかなり想像力を働かさねばなりませんね(シノン城とか難しかったです😅)。ソリストの方々はみなさん演技がお上手でした。仰るとおり、お稽古が大変だったことと思います。
November 17, 2025 at 10:29 PM
La liseuse (手紙を)読む女性 : リヨン風のドレスを着たリオタールの姪、Marianne Lavergneを描いた1746年の作品。1748年にリオタールはこの絵を持ってヴェルサイユに赴き、宮廷にパステル画家としての才能を売り込みに行ったらしい。
November 17, 2025 at 10:18 PM
ロシア風のメロディというわけではないのに、ロシアの風景を思わせるオケの音色と響きの美しさ。オペラ指揮者の道を歩んできたのではなさそうなのに大変オペラティックなディレクションのUryupinがつくりだすチャイコフスキーの世界を堪能!
November 17, 2025 at 3:18 PM
熱しやすく冷めやすい無責任な大衆、自らの保身がなによりも大事な政治、軍事、宗教の指導者たち、フランス警察のものと思われる制服を着た警官たちの法から外れた暴力(リオネルを殺害するイングランド兵は警察官の設定になっている)など、現実社会のネガティヴな面が次々と提示される。

チャイコフスキー自作のリヴレによる最後はジャンヌの火刑による死と天の赦しだけれども、チェルニアコフによる最後はやっぱり普通に終わらずラディカルで、世界をまったくの不実なものと見極めたジャンヌは法廷に火を放ち、そこにいる全ての人々を巻き添えにして死んでゆくというものだった🔥
November 17, 2025 at 3:05 PM
ジャンヌは普通の女性の枠に収まらないことを選び、多くの人にとって救いの女神となるも、一般的な社会通念を乱す人物とみなされてしまう。敵の一味に属する(ブルゴーニュ人の)兵士を愛してしまう裏切りまで犯す。彼女は宗教的にファナティックだったのか、政治的にファナティックだったのか、何に対してラジカルになったのか…?
乱世時に彼女のファナティックさを利用しながらも、それが過ぎてしまって邪魔者になってしまうと、一転救いを求めるジャンヌに対してありとあらゆる階層での裏切りと嘲りが視覚化されるとともに、神に縋るも迷いに迷いつづけるジャンヌの痛みを思わされる…。
November 17, 2025 at 2:37 PM
ジャンヌを裁く法廷、明かり取りの窓がついた天井からファンのついたライトが6つさがっている、スペースのほぼ半分を占める傍聴席のベンチ、裁判長席や検事と弁護士の席などは全て木製、被告席は鉄製の檻になっている。これが唯一のデコールで、三方の壁が回転する時に内部の模様替えがなされてドンレミー村になったり、シャルル7世の宮廷(シノン城)になったりジャンヌの独房になったりする。
ストーリーの中心はジャンヌの心理。ジャンヌの裁判の流れを追いつつ、彼女の記憶のフラッシュバックや幻覚などが挿入されて物語が進んでいく(過去が語られる際には正面の時計が逆回転)。
November 17, 2025 at 2:26 PM
ですよねえ…初日前のリハーサルも体調不良で2回くらいいなかったようなので、実際それがぶり返して悪化したのかもしれません。
November 14, 2025 at 10:12 AM