妻と猫とともに東京と安曇野で暮らす。
東京では妻と毎日ジム通ひ。
SNSでは基本的に歴史的仮名遣なれど、最近怠惰のせゐで音声入力(新仮名遣)も尠からず。
明治大学名誉教授。
NHK文化センター講師。
日本文藝家協会会員。
・ 「独学で学び」 → 「独学で習得し」
とはいえ、指導していただかなかかったわけではありません。とりわけ作家の倉橋由美子先生には、端正な文章とは何か、物を書くとはどういうことか、ということを教えていただきました。そしてさまざまな英語の表現について助言をくださった翻訳家の中村保男先生、二十年前からは仏文学者でプルーストの個人訳をなさっている高遠弘美先生に表現にまつわる多くのことを教えていただきました。
決して独りではありませんでした。
・ 「独学で学び」 → 「独学で習得し」
とはいえ、指導していただかなかかったわけではありません。とりわけ作家の倉橋由美子先生には、端正な文章とは何か、物を書くとはどういうことか、ということを教えていただきました。そしてさまざまな英語の表現について助言をくださった翻訳家の中村保男先生、二十年前からは仏文学者でプルーストの個人訳をなさっている高遠弘美先生に表現にまつわる多くのことを教えていただきました。
決して独りではありませんでした。
私はずつと、このto seeをランダムハウスで言ふと10番目の語義「10 ((通例,進行形不可)) 〈人が〉知る,体験する;…に遭遇する」と理解してゐました。それよりも「見る」のはうがいいのでせうか。一方、troublesは「苦しみ」「苦境」「災難」といつた語義なのかと。
私はずつと、このto seeをランダムハウスで言ふと10番目の語義「10 ((通例,進行形不可)) 〈人が〉知る,体験する;…に遭遇する」と理解してゐました。それよりも「見る」のはうがいいのでせうか。一方、troublesは「苦しみ」「苦境」「災難」といつた語義なのかと。
先生は研究室の机の一番下の引き出しにウイスキーを入れてらして、お邪魔するとときどきそのウイスキーをご馳走して下さいました。修士論文を書いているとき、ロマーヌ派の詩人ジャン・モレアスの詩集を借覧するために研究室を訪ねたとき、「コピーはしないだろうね」と温顔ながら厳しい調子で仰いました。結局筆写したのですが、安易なコピーは排されていた時代でした。
先生は研究室の机の一番下の引き出しにウイスキーを入れてらして、お邪魔するとときどきそのウイスキーをご馳走して下さいました。修士論文を書いているとき、ロマーヌ派の詩人ジャン・モレアスの詩集を借覧するために研究室を訪ねたとき、「コピーはしないだろうね」と温顔ながら厳しい調子で仰いました。結局筆写したのですが、安易なコピーは排されていた時代でした。
村上先生には学部の2年から4年まで3年連続で教えていただきましたが、先生は毎年名前から判断して私は女性だと思っていらして、Mademoiselle Takatoと出席を取られました。またこれは書いたことがありますが、岩本素白を教えてくださったのは村上先生です。たくさん思い出があります。尊敬している先生の1人でした。
村上先生には学部の2年から4年まで3年連続で教えていただきましたが、先生は毎年名前から判断して私は女性だと思っていらして、Mademoiselle Takatoと出席を取られました。またこれは書いたことがありますが、岩本素白を教えてくださったのは村上先生です。たくさん思い出があります。尊敬している先生の1人でした。