ブルースカイでは、かつて観たミュージカルの情報&感想のアーカイブ作りが中心。
#超個人的な観劇懐古録
来日版は予定が合わずチケット流してしまい今回が初。ミリしらながら、リミックスしてアゲアゲでみんなハッピー✨✨な作品だと思って行ったらそんな訳ではなく頭殴られた気分になりました(褒めています)。
ブーリンくらいまでは楽しく観ていたけど、ハワードがつらすぎる…他のクイーンたちの手付きの想像させるものが…。
不幸自慢しても仕方が無いのはその通り、自分の幸せや自分の人生の意味を決めるのは自分なのもその通り、でももう一歩先が「あり得たかもしれない幸せ」になってしまった(起きたことそのものを明るく肯定はできなかった)ことにどうしても史実の重みがある。
来日版は予定が合わずチケット流してしまい今回が初。ミリしらながら、リミックスしてアゲアゲでみんなハッピー✨✨な作品だと思って行ったらそんな訳ではなく頭殴られた気分になりました(褒めています)。
ブーリンくらいまでは楽しく観ていたけど、ハワードがつらすぎる…他のクイーンたちの手付きの想像させるものが…。
不幸自慢しても仕方が無いのはその通り、自分の幸せや自分の人生の意味を決めるのは自分なのもその通り、でももう一歩先が「あり得たかもしれない幸せ」になってしまった(起きたことそのものを明るく肯定はできなかった)ことにどうしても史実の重みがある。
張り切って幕間に喫茶室まで行ってきたよ!晴れてたのでお堀も綺麗で最高でした。
本公演はいつもより多少熱量あるかな?くらいの良い意味での普段通り。今期の公演は少し演出が私とは解釈違いかな…と思う部分も少しあった(某さんのインタビューで分かった。役者の演技の問題ではなかった)けれど、やはり作品のコアが素晴らしいことには変わりなく、キャストも皆さん素晴らしい。
バルジャン役の吉原光夫さんのご挨拶が素晴らしく、よくレミゼ好きがレミゼ観劇を指して言う「列に入る」についての想いが熱くて感涙。
張り切って幕間に喫茶室まで行ってきたよ!晴れてたのでお堀も綺麗で最高でした。
本公演はいつもより多少熱量あるかな?くらいの良い意味での普段通り。今期の公演は少し演出が私とは解釈違いかな…と思う部分も少しあった(某さんのインタビューで分かった。役者の演技の問題ではなかった)けれど、やはり作品のコアが素晴らしいことには変わりなく、キャストも皆さん素晴らしい。
バルジャン役の吉原光夫さんのご挨拶が素晴らしく、よくレミゼ好きがレミゼ観劇を指して言う「列に入る」についての想いが熱くて感涙。
キャスト的に絶対チケット取れないから自分の目で確かめられなさそうだけど。
(以下若干ネタバレ)
映画版の主役2人の微妙な関係(恋人、友人、他人、どれでもありどれでもない)の機微がミュージカル版では如何にもアメリカ的に「こういうのちゃんと白黒つけましょうよ!」と台詞にされ崩れてしまったのは著しく解釈違いだったので日本語版はうまくボヤッと訳してくれないだろうか…
キャスト的に絶対チケット取れないから自分の目で確かめられなさそうだけど。
(以下若干ネタバレ)
映画版の主役2人の微妙な関係(恋人、友人、他人、どれでもありどれでもない)の機微がミュージカル版では如何にもアメリカ的に「こういうのちゃんと白黒つけましょうよ!」と台詞にされ崩れてしまったのは著しく解釈違いだったので日本語版はうまくボヤッと訳してくれないだろうか…
(アルフィー・ボーは好きだけどあのタイミングではやっぱりJOJがバルジャンを演るべきだったのではないかと今でも思っている)
(アルフィー・ボーは好きだけどあのタイミングではやっぱりJOJがバルジャンを演るべきだったのではないかと今でも思っている)
私も逆なイメージはあるけど観てみたら納得かもしれないから、1分足らずの歌唱だけで判断するのはまだ尚早じゃないかなー。こう言ってはなんだけど収録なんだからいくらでも録り直し&加工できるし。
私も逆なイメージはあるけど観てみたら納得かもしれないから、1分足らずの歌唱だけで判断するのはまだ尚早じゃないかなー。こう言ってはなんだけど収録なんだからいくらでも録り直し&加工できるし。
ディカプリオやブラピと違ってヒューの人気って人となり(と思われていたキャラ作り)に大きく依存していたと思うので、これから大丈夫なんだろうかと要らぬ心配もしている。
ディカプリオやブラピと違ってヒューの人気って人となり(と思われていたキャラ作り)に大きく依存していたと思うので、これから大丈夫なんだろうかと要らぬ心配もしている。
でもこればかりは私の見る目が無かったんじゃなくて、どんな人間も変わってしまうことはあるという実例なんじゃないかと思っている。
でもこればかりは私の見る目が無かったんじゃなくて、どんな人間も変わってしまうことはあるという実例なんじゃないかと思っている。
ウィキッドの色褪せない魅力とメッセージをしっかり伝えた久々の東京公演も良かったし、解釈が21世紀に相応しくアップデートされているように受け取れたオペラ座の怪人や、ゴスレは既に良作だけどまだ改善の余地もある気がしていてブラッシュアップが楽しみ(少し前にXで初観劇勢にレミゼ薦められるか議論があったけど、ゴスレは中高生くらいの子が初めて観劇するのに良い作品だと思う)
あと日米合作RENTはアレックス・ボニエロが舞台の外で色々やらかしてしまいましたが、彼のロジャー解釈はとても良く作品のメッセージの輪郭をクリアにしていたと感じた。
ウィキッドの色褪せない魅力とメッセージをしっかり伝えた久々の東京公演も良かったし、解釈が21世紀に相応しくアップデートされているように受け取れたオペラ座の怪人や、ゴスレは既に良作だけどまだ改善の余地もある気がしていてブラッシュアップが楽しみ(少し前にXで初観劇勢にレミゼ薦められるか議論があったけど、ゴスレは中高生くらいの子が初めて観劇するのに良い作品だと思う)
あと日米合作RENTはアレックス・ボニエロが舞台の外で色々やらかしてしまいましたが、彼のロジャー解釈はとても良く作品のメッセージの輪郭をクリアにしていたと感じた。
インスタに書いたけれど今年は語学力と筋肉をつける年にしたいです。
・10年ぶりくらいにTOEIC受ける
新方式になってから一度も受けたこと無い…。
・IELTSに初挑戦する
・Duolingoでスペイン語続ける
(大学時代の二外レベルには戻したい)
・マシンピラティス最低でもあと半年は続けたい…
去年の夏からジムで泳ぎ始めてある程度有酸素運動はできるようになったので12月から筋肉特化でマシンピラティス始めました。
子育てが一段落した後にまたパリやNY練り歩ける筋力体力必要だからね、頑張らなくては。
インスタに書いたけれど今年は語学力と筋肉をつける年にしたいです。
・10年ぶりくらいにTOEIC受ける
新方式になってから一度も受けたこと無い…。
・IELTSに初挑戦する
・Duolingoでスペイン語続ける
(大学時代の二外レベルには戻したい)
・マシンピラティス最低でもあと半年は続けたい…
去年の夏からジムで泳ぎ始めてある程度有酸素運動はできるようになったので12月から筋肉特化でマシンピラティス始めました。
子育てが一段落した後にまたパリやNY練り歩ける筋力体力必要だからね、頑張らなくては。
チケット取れた人の努力は心から認める、本当に認めているけど、キャスト先行だのおけぴだのツイッター上の譲渡だのの「努力」を全ての「レミゼ観たいな」な人に求めて尚且つ公然と言ってしまうのは、自分の好きなジャンルが「怖い」というイメージが染み付いた魔境に変貌してしまうので止めたほうが良いと思う…。
チケット取れた人の努力は心から認める、本当に認めているけど、キャスト先行だのおけぴだのツイッター上の譲渡だのの「努力」を全ての「レミゼ観たいな」な人に求めて尚且つ公然と言ってしまうのは、自分の好きなジャンルが「怖い」というイメージが染み付いた魔境に変貌してしまうので止めたほうが良いと思う…。
作品としては、「劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい」のキャッチコピーに偽りは無く、何度観ても飽きない。
廃墟のようになったオペラ座が、シャンデリアが点灯した途端に在りし日の絢爛豪華な劇場として蘇る一連のシーンを観ただけで「ああ観に来て良かった」と思わせる音楽と美術の魔力。
ファントム、ラウル、クリスティーヌの3人の関係性や人物解釈に無限の組み合わせがあるのも作品の中毒的な魅力で、どの解釈もしっくり来るような、どの解釈も少し違和感が残るような…笑。
作品としては、「劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい」のキャッチコピーに偽りは無く、何度観ても飽きない。
廃墟のようになったオペラ座が、シャンデリアが点灯した途端に在りし日の絢爛豪華な劇場として蘇る一連のシーンを観ただけで「ああ観に来て良かった」と思わせる音楽と美術の魔力。
ファントム、ラウル、クリスティーヌの3人の関係性や人物解釈に無限の組み合わせがあるのも作品の中毒的な魅力で、どの解釈もしっくり来るような、どの解釈も少し違和感が残るような…笑。
最初しばらくはダンスがバタバタしている印象で気になったけど(一糸乱れぬ群舞は不要だけど統一感は欲しい)全体ではとても楽しかった。やっぱり音楽とダンスが強い。
音響はオーブの永遠の課題だなと思った…今日は結構(音響が)良い席に座ったはずなんだけどなぁ。
ヴェルマ役の人が予定していた人が怪我で代役らしいけど全然気にならなかった。マシュー・モリソンは爽やかで腹黒い感じはしなかった(笑)けど守銭奴な感じはしたし華もあった。
ママ・モートンはあんなに直立不動で歌うんだっけ?どうしても映画版のクイーン・ラティファのイメージが強すぎて…。
最初しばらくはダンスがバタバタしている印象で気になったけど(一糸乱れぬ群舞は不要だけど統一感は欲しい)全体ではとても楽しかった。やっぱり音楽とダンスが強い。
音響はオーブの永遠の課題だなと思った…今日は結構(音響が)良い席に座ったはずなんだけどなぁ。
ヴェルマ役の人が予定していた人が怪我で代役らしいけど全然気にならなかった。マシュー・モリソンは爽やかで腹黒い感じはしなかった(笑)けど守銭奴な感じはしたし華もあった。
ママ・モートンはあんなに直立不動で歌うんだっけ?どうしても映画版のクイーン・ラティファのイメージが強すぎて…。
そんな訳で今もたまに「Violet」のことを考える。
1つ思ったのは「あなたはそのままで美しい」という言葉の時代性。
私の価値観アップデートが世界のそれと同期できているか些か怪しいけど、この10年、「あなたはそのままで美しい」という考え方は人々が自然に口に出せるくらい定着したと思っていて、逆に言うと10年前はこの結論に辿り着くことが物語の帰結となり得たけど今は違うんじゃないかなー、と。
そんな訳で今もたまに「Violet」のことを考える。
1つ思ったのは「あなたはそのままで美しい」という言葉の時代性。
私の価値観アップデートが世界のそれと同期できているか些か怪しいけど、この10年、「あなたはそのままで美しい」という考え方は人々が自然に口に出せるくらい定着したと思っていて、逆に言うと10年前はこの結論に辿り着くことが物語の帰結となり得たけど今は違うんじゃないかなー、と。
とはいえ、今回のMは演出家の疑惑が解消されていない状態でのダンマリ上演なのでそもそも見る気が無かったからチケット代を見てもそんな冷静なコメントしてられるけど、レミゼのS席が2万円だったら流石に席種配分には文句言いたくなるかもしれない。
とはいえ、今回のMは演出家の疑惑が解消されていない状態でのダンマリ上演なのでそもそも見る気が無かったからチケット代を見てもそんな冷静なコメントしてられるけど、レミゼのS席が2万円だったら流石に席種配分には文句言いたくなるかもしれない。
ミュージカル「Violet」観てきました。屋比久ちゃん回。良い作品だったけれど、あと1つ何か(多分、演出面での何か)が欲しかったかな…という印象。
t.co/uCezh2AF8Z
ミュージカル「Violet」観てきました。屋比久ちゃん回。良い作品だったけれど、あと1つ何か(多分、演出面での何か)が欲しかったかな…という印象。
t.co/uCezh2AF8Z
女たちみんな敵対してるし実際に敵なんだけど心の底ではお互いだけが唯一無二の同志(キャサリンオブアラゴンだけは少し違うが)なんだよね
女たちみんな敵対してるし実際に敵なんだけど心の底ではお互いだけが唯一無二の同志(キャサリンオブアラゴンだけは少し違うが)なんだよね
私は911の時まさにカナダ東部にいたので、当時の空気を生々しく思い出し懐かしいような胸が締め付けられるようなパーソナルな観劇体験だった。
作中に出てきた新約聖書「ピリピ人への手紙」が作品テーマの底流かな。「神」とは誰かと言い出すとまた難しい問題けれど。pay it forwardの精神とか。
(非キリスト者の勝手な解釈です)
そして、主語を大きくしちゃいけないが、すごく「カナダらしい」物語だと思った。911は自分事ではないが決して他人事でもない、だからこそ隣人愛を如何なく発揮し、中東系の人たちにもザラリとした感覚とそれを上回る優しさを併せ持っていたりするところ。
私は911の時まさにカナダ東部にいたので、当時の空気を生々しく思い出し懐かしいような胸が締め付けられるようなパーソナルな観劇体験だった。
作中に出てきた新約聖書「ピリピ人への手紙」が作品テーマの底流かな。「神」とは誰かと言い出すとまた難しい問題けれど。pay it forwardの精神とか。
(非キリスト者の勝手な解釈です)
そして、主語を大きくしちゃいけないが、すごく「カナダらしい」物語だと思った。911は自分事ではないが決して他人事でもない、だからこそ隣人愛を如何なく発揮し、中東系の人たちにもザラリとした感覚とそれを上回る優しさを併せ持っていたりするところ。
メトロポリタン・オペラ
ケヴィン・プッツ《めぐりあう時間たち》世界初演
www.wowow.co.jp/detail/19563...
メトロポリタン・オペラ
ケヴィン・プッツ《めぐりあう時間たち》世界初演
www.wowow.co.jp/detail/19563...
2004/09/14 Evening
Theater des Westens, Berlin, Germany
今となってはどうチケットを買ったかすら覚えていないんだけど、ベルリン自体が当初の旅程を変更して訪れた都市だったし、当日劇場窓口で買ったんだろうな…スマホが無い学生時代の私の行動力よ。
ドイツ語版のレミゼはとにかく子音が多い!が第一印象だったけど感動は言語を超える。
あと、このときのジャベールはUwe Kroegerなはず!…なのに撮ったはずの劇場内キャスト表の写真が見付けられない😭
#超個人的な観劇懐古録
2004/09/14 Evening
Theater des Westens, Berlin, Germany
今となってはどうチケットを買ったかすら覚えていないんだけど、ベルリン自体が当初の旅程を変更して訪れた都市だったし、当日劇場窓口で買ったんだろうな…スマホが無い学生時代の私の行動力よ。
ドイツ語版のレミゼはとにかく子音が多い!が第一印象だったけど感動は言語を超える。
あと、このときのジャベールはUwe Kroegerなはず!…なのに撮ったはずの劇場内キャスト表の写真が見付けられない😭
#超個人的な観劇懐古録