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vegetarian; philosophy of economics, animal ethics, family abolition, feminism, trans/queer; #FreePalestine #BDS #NOlympicsAnywhere
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…自動車を減らす・エネルギー消費を減らすというのは、必ずしもただ今より貧しい生活をするとか贅沢を我慢するという意味ではなく(いまの先進国の水準に比べればそれも必要だけど——著者の意見でなくわたしの考えだけど、せめて肉食を劇的に減らすくらいは)、生活に自家用車を必要としないような都市設計を行い、より健康で豊かな生活につながる部分にエネルギーを消費する、という考え方でもあり、著者が訴える未来はそういうものだ。
November 7, 2025 at 4:50 AM
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…また使い終えたリチウム電池を回収してリチウムを取り出し再利用するサイクルをより徹底する必要もある。わたしたちが生活を一切変えなくても新しいテクノロジーが問題を解決してくれるという技術楽観論を、本書はそのテクノロジーが必要としている資源の採掘・加工の側面と、限りある資源をめぐる国際政治上の対立の側面から否定してくる。…
November 7, 2025 at 4:50 AM
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…仮にガソリンで走る自動車を全て電気自動車に置き換えたとしても、その移行にはいまよりはるかに大量な資源の採掘が必要となるし、それだけの電力を発電するキャパシティを生み出すだけで新たな発電所がたくさん必要になる。それらを全て再生可能エネルギーで賄うのだとすると、またそこに大量の資源であり、世界各地に環境破壊と社会の不安定化をもたらしてしまう。どうしても必要な車の燃料をガソリンから電気に置き換えるのは良いことだが、本当に必要なのは個人が車を乗り回すことを前提とした社会を変えて、自動車の数自体を、そして消費するエネルギー自体を、いまよりずっと減らすことだ。…
November 7, 2025 at 4:50 AM
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…またかつて原油産出国が連帯して欧米を石油ショックに見舞わせたOPECをお手本にリチウムやいわゆるレアメタルの産出国が資源ナショナリズムを掲げて資源採掘業者より有利に立とうとするも、先住民たちは欧米の大企業を交渉の場につかせるための口実に使われたあと、やはりその交渉の場からは排除される。…
November 7, 2025 at 4:50 AM
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…本書はいっぽうでボリビアやチリなどリチウムが採掘されている現場で引き起こされている環境破壊や健康被害、先住民の迫害などを追いつつ、もういっぽうでは欧米や中国がリチウムを戦略的物資として国内もしくは友好国で採掘し敵対国への輸出を制限しようとする(アメリカの場合は資源が豊かなグリーンランドを自国の領土に組み込もうとまでしている)国際政治の状況も同時に追う。しかしたとえばアメリカ国内でリチウムを採掘するとなった場合でも、実際にそれが行われるのはかつて土地を奪われた先住民たちが追いやられ、さらに原爆の実験場とされたネヴァダの砂漠であり、先住民が犠牲にされることはかわらない。…
November 7, 2025 at 4:50 AM
今回は作り途中というか、ワークショップぽいというか、中の人が最近の型を一回崩して作り直したくなったのかなと思った。くさい方に一気に寄せて、寓話の断片をこれでもかと詰めて、目一杯ステレオタイプを入れて、それで通じるかの実験、というのもありそう。メタフェミな感じは好きだけど、ちょっとまどろっこしい感じもした。

中心となるキャラクターは作っている人の7-8年下かな。ええ、この年齢の人たちにはこう見えていますよね、知ってる、という感じ。同時代近接の異世代からみた氷河期世代の描かれ方として興味深い。

ここ2年爆撃による肉片死体とその処理を見ているけど、その辺に覚えがあるかどうかで見え方は変わりそう。
October 30, 2025 at 4:45 PM
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犬を外に出してるか否かに関係なく、以後犬を捕食したクマが生きてる限り、犬を飼ってる家にクマが出没するリスクが上がり人へのリスクも高まるということです。クマは嗅覚と記憶力に優れ食べられるものに強く執着する。そうでなければ生きられない大型生物を甘くみてはいけない。
October 26, 2025 at 2:24 AM
横山勲『過疎ビジネス』(2025)
なんか話がズレたので忘れる前に書き足し。本題は新自由主義下の行政機能不全と公共財の資本による私有化常態化事例について、過疎でまるで見放されたような零細自治体がターゲットにされた結果説明責任を果たさない随意契約がまかり通る経緯の調査報道。口だけ達者なコンサル社長はキーパーソンではあるものの、代わりはいくらでもいそう。イオンの件など『東北ショック・ドクトリン』(2015)を読むともっと批判的でもいいのでは?とも。
2020年代初の出来事がスピード感をもって描かれていて一気に読める。短いし、もう少し長いスパンで考えるような本と並行して読むのがいいかな。。
October 25, 2025 at 12:28 PM
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…というのが、アメリカの性労働者運動のなかで、というか監獄廃止運動のなかで、わたしが言ってきたことです。今日もアジア系女性マッサージ労働者たちを移民局から守るための話を州議会議員としたり、別の街で来週市議会に出席してパブリック・コメントを行う予定のトランス女性の元性労働者に少しアドバイスして、夜はストリートで売春している女性たちの支援スペースで新品の冬用ブーツやコートを配ってきたところ。非犯罪化は必要だけどそれ以外にもいくらでもやることはあるし、いますぐできることをやらずに(アメリカの場合は当面ほぼ実現可能性のない)非犯罪化ばかり訴えていても何も変わらない。
October 25, 2025 at 8:41 AM