人手不足がどんな風に進むかリアルにイメージするには、総務省人口推計のこの図とニラメッコするのがいいと思います。

図の薄赤のボリュームが生産年齢人口。その上のグリーンが若年人口。下の水色とピンクが高齢者人口。

生産年齢人口と若年人口はこの先ずっと（本当にずっと）減り続けるけど、高齢者人口は案外減らない。言い換えると、総人口≒社会規模はそこまで変わらないのに、社会に財・サービスを供給する生産年齢人口は5年で約7%のハイペースで減り続ける。

あなたの会社で「今後は5年で▲7%のペースで社員をリストラし続ける、でも売上もサービス水準も落とすな」って言われたら「いや、無理っしょ」となりませんか。

町山さんは、志らくは文春砲を食らってから転向したみたいなこと言ってたけど、たぶん違う。
あの人はずっと無責任で、かつ、無責任であることに開き直っているだけ。たまにはリベラルなことも言うし確かに安倍批判をしてたこともあるけど、思想はマジでない。
雰囲気と感情でものを言う。勉強も全然してない（自分は噺家だからそれでいいと思っている）ので、至近にいる誰かやネット情報に簡単に流され、感情でそれを増幅してテレビで言う。何を言っても、あっしは落語家でやんす〜で許されると思っているので、叩かれるとびっくりしてあわててYouTubeで言い訳したりする。芯は何もないくせに影響力だけ持ってしまった令和の化け物

あ、これだと話が繋がってないか。『情況』の公式が「『キモくて金のないおっさん』という投稿から10年。」という書き出しで、この号の紹介をしていたのでした。

自分は、田比岡氏のKKO概念は（上のセルフまとめでも何度も言及されている）「根源的なさみしさ」という問題提起と切り離しては考えられないと思ってるけど、ただ「字面の救いのなさ」だけがフォーカスされて、その繊細な含意を全て切り落とした形でネットスラング化してしまった。

しかし「キモくて金のないおっさん」（KKO）に触れる人達のほとんどが、この概念を提案した田比岡（一柳良悟）さんと、彼がこの概念の言挙げを通して示唆したことに一切言及しないのは何なんだぜ。wikipediaの「キモくて金のないおっさん」の項目にも田比岡さんについて記載がないし…。

posfie.com/@1yagiryow5/...

図書館の良いところ
→入口に「ファシストは失せろ」という張り紙がある（大意）