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ボロディンと『イーゴリ公』のファンです。寺・神社・城・外国語の話題なども。Толи не буди мира межи нами, оли же камень начнеть плавати, а хмель грязнути.
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スティーヴン・キングの『ランニング・マン』読了。
昼前から読み始めてこの時間に…
なぜ途中でやめられないのか?

内容は『スティールボールラン』というか、『カイジ』というか。

今年の娯楽はスティーヴン・キング一色だったなあ。
15冊くらい読んだかな。
December 24, 2025 at 4:31 PM
ヴァッサーマン『カスパー・ハウザー あるいは怠惰な心』(岩波文庫)読了。
副題の「怠惰な心」というのはカスパー・ハウザーを取り巻く人々の彼への思いやりに欠けた、打算的で私欲に満ちた心情を作者が(そして作中人物が)痛烈に糾弾している言葉。
ヴァッサーマンはカスパーに関わった人物達の手による一次資料からこの小説を書いている。
小説の中ではカスパーが暗殺されるまでに、彼の面倒を見た数名(モデルとなった実在の人物がいる)も亡くなったことになっており、この辺をどぎつく踏襲したのがズュースキントの『香水』なんじゃないか、などと深読みもしてみたり。
December 23, 2025 at 8:55 AM
積読中だった『ラテン語とギリシア語』読了。

2つの古典語の仕組みを概観できるありがたい1冊。
古典語のとっつきにくさは文字でも文法でもなく、実際の音声を確認できないことが一番大きいのでは、と個人的に実感。
ギリシア語のモーラは理解したがその前提となるアクセントはどう発音するのが最適解なのか、やっぱり薄ぼんやりとしかわからなかった。
なお、この古典語2つをどちらかでも学ぶには比較言語学の知識がとても役立ち、比較言語学を知らずに両方の古典語を学んだら、比較言語学の考えが自然に身につくんじゃないかと思う。
というのは、発音とアクセントの章より形態以降の章の方がはるかに読みやすかったから。
December 21, 2025 at 12:11 AM
どうにも10月半ばあたりからのちょっとした達成感からの失速というか、迷走というか、なかなか調子を取り戻せない。
今月、来月は雑用が多い時期だし、趣味に没頭するまとまった時間も取れないと思うので、おつむのアイドリングはまだまだ長くかかりそう。
せめてエンジンの回転数というか、画像解像度というか、その辺を上げるべく、多少なりともおつむを刺激する本を今年買った積読の山からピッアップしてみることにした。
December 8, 2025 at 7:21 AM
9月、10月頃は解像度で例えるなら600dpiくらいで頭を使っていた気がする(実際は300dpiくらい)が、其の後ずっと72dpiでダラダラ過ごしてしまったため、秋にやってた内容に全く対応できない。
元に戻せるのかな、これ😓
下手すると年内リハビリで終わる…
December 4, 2025 at 11:10 AM
今月は10日あたりから体調が今一優れず、それでも墓参などなど行事(遊びも含めて)も多く、ここも放置したままになってしまいました。
自室のカレンダーの今月の画像も、今日、というか今初めてしみじみと見た気さえする。
日々流されている。
November 26, 2025 at 12:41 PM
長篇ドラマに飽きたので、最近は歴史物や事件のドキュメンタリーを見ている。
今日はルーシー・ブラックマンさん失踪事件のドキュメンタリーを見たが、当時の事件報道では知り得なかった暗部を見せられてゾッとした。
有産階級の息子がろくでなしに育ち、高級マンションやマリーナで数百人の女性を麻酔薬で昏睡させた上で強姦し、その様子を撮影したビデオをコレクションしていたという胸が悪くなる犯行。
被害者の中には麻酔薬が効きすぎて急変し、亡くなった方もいて、おそらくルーシーさんも同じ路を辿ったと思われる。
詳細は省くが、この事件、Wikiにも載ってるけど、被疑者の名前が明記されていない。
November 12, 2025 at 9:59 AM
ボロディン先生のお誕生日なので恒例のケーキでお祝いしますよ🎂
November 12, 2025 at 6:51 AM
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諸聖人の日
October 31, 2025 at 10:06 PM
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平凡社「東洋文庫」シリーズは,昔,イラン関係の
『ペルシア見聞記』(J.シャルダン)
『ペルシア逸話集 カーブースの書・四つの講話』(カイ・カーウース,ニザーミー)
『七王妃物語』(ニザーミー)
『ペルシア王宮物語 ハレムに育った王女』(タージ・アッサルタネ)
などを読んだけど面白かったな。
原弘さんの装丁も良いよね。

印刷史に興味があるので,『ペルシア見聞記』でサファヴィー朝の宮廷に活版印刷機とアラビア文字活字を持ち込んだけどウケなかった(売れなかった)話を読んだときは「おお!」てなった。
『イーゴリ公』とはもはや関係ないんだけど、周辺地域の前史として読んでみたところ、めちゃめちゃ面白かった。
なにしろ凡例、はしがきからガツンと来る。
各章(便宜的)ごとの詳細な注や豊富な地図と表に、「東洋文庫、かくあれかし!」としか言えない。
私には関係ないと思って、今までスルーしてきてすみませんでした…

遅まきながら読んでみて、「そうか、この本を読んであのお嬢さんはブルガール語に興味を持って古教会スラヴ語の集中講座に来てたんだな〜」とか、10年程前のことも思い出したり。
(両言語には直接の関係はありませんでしたが)
October 31, 2025 at 11:59 AM
『イーゴリ公』とはもはや関係ないんだけど、周辺地域の前史として読んでみたところ、めちゃめちゃ面白かった。
なにしろ凡例、はしがきからガツンと来る。
各章(便宜的)ごとの詳細な注や豊富な地図と表に、「東洋文庫、かくあれかし!」としか言えない。
私には関係ないと思って、今までスルーしてきてすみませんでした…

遅まきながら読んでみて、「そうか、この本を読んであのお嬢さんはブルガール語に興味を持って古教会スラヴ語の集中講座に来てたんだな〜」とか、10年程前のことも思い出したり。
(両言語には直接の関係はありませんでしたが)
October 30, 2025 at 8:05 AM
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【新刊】10月は新刊4点を刊行いたしました。
『無数の言語、無数の世界』
『ユーラシア史のなかのモンゴル帝国』
『FINE 聞いてみたら想像以上に人それぞれだったジェンダーとかの話』
『東欧の体制転換と新自由主義』
www.msz.co.jp
October 30, 2025 at 5:51 AM
タチーシチェフ、読み物として面白く、与太話(失礼!)なのが惜しい。
この辺は手を出してもキリがないのでほどほどに。
October 23, 2025 at 10:21 AM
アレクサンドル・ネフスキーの先祖をあんまり信用できないウィキで辿ったが、やはりイーゴリの孫ではなかった。
もちろんどちらもкнязьだから、遡れば先祖は共通なんだけど、せいぜい2代、3代しか違わないし、ウィキが信用できるなら、調べればすぐにわかっちゃうことなんだけどな。
とにかく、これで1件調査済み。
October 22, 2025 at 8:31 AM
頭を使う作業をしたくない時は受け身の作業に徹しようと思い、典拠探しにカラムジーンの『ロシア国史』の斜め読みを開始。
最初の3巻で事が足りるといいなあ。
October 21, 2025 at 5:30 AM
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【新刊】諫早庸一『ユーラシア史のなかのモンゴル帝国』史上最大の陸上帝国の実像とは? さまざまな言語と領域の資料に基づき、統一期から終焉を迎えるまでを〈移動〉と〈環境〉を軸に読み解く。「複眼の思考」で迫るグローバル・ヒストリーの新たな地平。10/10配本 
www.msz.co.jp/book/detail/...
October 10, 2025 at 2:54 AM
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【新刊】ケイレブ・エヴェレット『無数の言語、無数の世界』空を指して時刻を語り、「右」や「左」がなく、匂いを抽象的に精密に語る。なぜ言語はここまで多様なのか。人類学と言語学を架橋する、言語と認知の可能性についての書。10/10配本 www.msz.co.jp/book/detail/...
October 10, 2025 at 3:02 AM
『イーゴリ公』関連でこれまで自分なりの調べてわかったことを冊子にしようと思い立ち、資料を集めたり、情報源を確かめたりの作業を進めている。
突き詰めて知り得たことを精査するのに一番時間がかかりそう。
さらに、それとは別にもっと気軽に向き合える素朴な疑問や話題を扱った、ぶっちゃけ取っ付きやすいものもあっていいかな?とも思案している。
October 16, 2025 at 1:38 AM
カラムジーンのロシア国家史、やっぱり調べなきゃいけないか〜。
だるだる案件だな〜。
October 13, 2025 at 12:45 PM
さて、Twilogのチェックが完了して、雑多なつぶやきをするアカウントが一応『イーゴリ公』関係に特化したアカウントに変容していく様子や、CDの解説程度の情報から徐々により新しく、詳細かつ正確に焦点が合っていく様子も、またどこから情報を得たかもわかり、課金して来た甲斐があった。

過去ログはまた、家族や友人達とあちこち出かけた記録でもあり、今は亡き家族や友人とのひと時も思い起こされ、懐かしく切なかったりもする。
October 12, 2025 at 12:47 PM
2015年のTwitter過去ログチェック完了。
この年は10月にブルガリア国立公園ソフィア歌劇場の来日公演があったので、関連ログが非常に多く、ついつい読み耽っちゃった。
糖分日本で『イーゴリ公』は上演されないと思うので、10年前の賑々しさが懐かしく眩しい。
ウクライナも行ってみたかったな〜。
October 8, 2025 at 11:05 AM
エムシャンもうっすい冊子にしちゃうか!
October 5, 2025 at 1:07 AM
グルジア王に嫁いだコンチャークの姉の名、グランドゥフトのドゥフトの部分がペルシア語系で「娘」を表しているそうで、印欧語〜とまた鼻血を噴いている。
ポーロヴェツに限らず遠距離移動型の遊牧民族はその土地の民族と通婚、混血していくので、グランドゥフトもホラズム系の血が濃いのかも知れませんな。
ちなみにルーシに移る次の世代のポーロヴェツの名前はルーシの名前が増えて来ます。
コンチャコーヴナは洗礼名はスヴォボダ(自由)だけど、個人名はナスターシヤらしい。
母親はルーシの人かも知れない。
October 3, 2025 at 9:35 AM
2017年あたりのTwitterの過去ログは古楽絡みが多く、そんなに熱心に聴いてたかな?とかも思う。
ピカルディ終止とか、すみません、覚えてないや…
その場限りで記憶に定着していない曲も作曲家もたくさんありそう。
September 28, 2025 at 5:18 AM
今週の収穫はボロディンの実父の家が本当にロシア帝室にもジョージアの王朝にも繋がりがあった公爵だったってことですかね。
しかも妾腹とはいえ、ボロディンは最初の男児で、日本とは家系の考え方が違うらしいから、実父が亡くなって公爵家は断絶してるっぽい。
その一方で、実子ではないせいか(そして女性のせいか)、養女と、その配偶者である化学者の縁戚関係は辿りにくい。
この養女夫妻の子どもがボロディンの伝記や書簡集をまとめたようで、ボロディンの記念館の設立に関わったのもこの人らしい。
September 25, 2025 at 8:34 AM