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昼前から読み始めてこの時間に…
なぜ途中でやめられないのか?
内容は『スティールボールラン』というか、『カイジ』というか。
今年の娯楽はスティーヴン・キング一色だったなあ。
15冊くらい読んだかな。
昼前から読み始めてこの時間に…
なぜ途中でやめられないのか?
内容は『スティールボールラン』というか、『カイジ』というか。
今年の娯楽はスティーヴン・キング一色だったなあ。
15冊くらい読んだかな。
副題の「怠惰な心」というのはカスパー・ハウザーを取り巻く人々の彼への思いやりに欠けた、打算的で私欲に満ちた心情を作者が(そして作中人物が)痛烈に糾弾している言葉。
ヴァッサーマンはカスパーに関わった人物達の手による一次資料からこの小説を書いている。
小説の中ではカスパーが暗殺されるまでに、彼の面倒を見た数名(モデルとなった実在の人物がいる)も亡くなったことになっており、この辺をどぎつく踏襲したのがズュースキントの『香水』なんじゃないか、などと深読みもしてみたり。
副題の「怠惰な心」というのはカスパー・ハウザーを取り巻く人々の彼への思いやりに欠けた、打算的で私欲に満ちた心情を作者が(そして作中人物が)痛烈に糾弾している言葉。
ヴァッサーマンはカスパーに関わった人物達の手による一次資料からこの小説を書いている。
小説の中ではカスパーが暗殺されるまでに、彼の面倒を見た数名(モデルとなった実在の人物がいる)も亡くなったことになっており、この辺をどぎつく踏襲したのがズュースキントの『香水』なんじゃないか、などと深読みもしてみたり。
2つの古典語の仕組みを概観できるありがたい1冊。
古典語のとっつきにくさは文字でも文法でもなく、実際の音声を確認できないことが一番大きいのでは、と個人的に実感。
ギリシア語のモーラは理解したがその前提となるアクセントはどう発音するのが最適解なのか、やっぱり薄ぼんやりとしかわからなかった。
なお、この古典語2つをどちらかでも学ぶには比較言語学の知識がとても役立ち、比較言語学を知らずに両方の古典語を学んだら、比較言語学の考えが自然に身につくんじゃないかと思う。
というのは、発音とアクセントの章より形態以降の章の方がはるかに読みやすかったから。
2つの古典語の仕組みを概観できるありがたい1冊。
古典語のとっつきにくさは文字でも文法でもなく、実際の音声を確認できないことが一番大きいのでは、と個人的に実感。
ギリシア語のモーラは理解したがその前提となるアクセントはどう発音するのが最適解なのか、やっぱり薄ぼんやりとしかわからなかった。
なお、この古典語2つをどちらかでも学ぶには比較言語学の知識がとても役立ち、比較言語学を知らずに両方の古典語を学んだら、比較言語学の考えが自然に身につくんじゃないかと思う。
というのは、発音とアクセントの章より形態以降の章の方がはるかに読みやすかったから。
今月、来月は雑用が多い時期だし、趣味に没頭するまとまった時間も取れないと思うので、おつむのアイドリングはまだまだ長くかかりそう。
せめてエンジンの回転数というか、画像解像度というか、その辺を上げるべく、多少なりともおつむを刺激する本を今年買った積読の山からピッアップしてみることにした。
今月、来月は雑用が多い時期だし、趣味に没頭するまとまった時間も取れないと思うので、おつむのアイドリングはまだまだ長くかかりそう。
せめてエンジンの回転数というか、画像解像度というか、その辺を上げるべく、多少なりともおつむを刺激する本を今年買った積読の山からピッアップしてみることにした。
元に戻せるのかな、これ😓
下手すると年内リハビリで終わる…
元に戻せるのかな、これ😓
下手すると年内リハビリで終わる…
自室のカレンダーの今月の画像も、今日、というか今初めてしみじみと見た気さえする。
日々流されている。
自室のカレンダーの今月の画像も、今日、というか今初めてしみじみと見た気さえする。
日々流されている。
今日はルーシー・ブラックマンさん失踪事件のドキュメンタリーを見たが、当時の事件報道では知り得なかった暗部を見せられてゾッとした。
有産階級の息子がろくでなしに育ち、高級マンションやマリーナで数百人の女性を麻酔薬で昏睡させた上で強姦し、その様子を撮影したビデオをコレクションしていたという胸が悪くなる犯行。
被害者の中には麻酔薬が効きすぎて急変し、亡くなった方もいて、おそらくルーシーさんも同じ路を辿ったと思われる。
詳細は省くが、この事件、Wikiにも載ってるけど、被疑者の名前が明記されていない。
今日はルーシー・ブラックマンさん失踪事件のドキュメンタリーを見たが、当時の事件報道では知り得なかった暗部を見せられてゾッとした。
有産階級の息子がろくでなしに育ち、高級マンションやマリーナで数百人の女性を麻酔薬で昏睡させた上で強姦し、その様子を撮影したビデオをコレクションしていたという胸が悪くなる犯行。
被害者の中には麻酔薬が効きすぎて急変し、亡くなった方もいて、おそらくルーシーさんも同じ路を辿ったと思われる。
詳細は省くが、この事件、Wikiにも載ってるけど、被疑者の名前が明記されていない。
『ペルシア見聞記』(J.シャルダン)
『ペルシア逸話集 カーブースの書・四つの講話』(カイ・カーウース,ニザーミー)
『七王妃物語』(ニザーミー)
『ペルシア王宮物語 ハレムに育った王女』(タージ・アッサルタネ)
などを読んだけど面白かったな。
原弘さんの装丁も良いよね。
印刷史に興味があるので,『ペルシア見聞記』でサファヴィー朝の宮廷に活版印刷機とアラビア文字活字を持ち込んだけどウケなかった(売れなかった)話を読んだときは「おお!」てなった。
なにしろ凡例、はしがきからガツンと来る。
各章(便宜的)ごとの詳細な注や豊富な地図と表に、「東洋文庫、かくあれかし!」としか言えない。
私には関係ないと思って、今までスルーしてきてすみませんでした…
遅まきながら読んでみて、「そうか、この本を読んであのお嬢さんはブルガール語に興味を持って古教会スラヴ語の集中講座に来てたんだな〜」とか、10年程前のことも思い出したり。
(両言語には直接の関係はありませんでしたが)
『ペルシア見聞記』(J.シャルダン)
『ペルシア逸話集 カーブースの書・四つの講話』(カイ・カーウース,ニザーミー)
『七王妃物語』(ニザーミー)
『ペルシア王宮物語 ハレムに育った王女』(タージ・アッサルタネ)
などを読んだけど面白かったな。
原弘さんの装丁も良いよね。
印刷史に興味があるので,『ペルシア見聞記』でサファヴィー朝の宮廷に活版印刷機とアラビア文字活字を持ち込んだけどウケなかった(売れなかった)話を読んだときは「おお!」てなった。
なにしろ凡例、はしがきからガツンと来る。
各章(便宜的)ごとの詳細な注や豊富な地図と表に、「東洋文庫、かくあれかし!」としか言えない。
私には関係ないと思って、今までスルーしてきてすみませんでした…
遅まきながら読んでみて、「そうか、この本を読んであのお嬢さんはブルガール語に興味を持って古教会スラヴ語の集中講座に来てたんだな〜」とか、10年程前のことも思い出したり。
(両言語には直接の関係はありませんでしたが)
なにしろ凡例、はしがきからガツンと来る。
各章(便宜的)ごとの詳細な注や豊富な地図と表に、「東洋文庫、かくあれかし!」としか言えない。
私には関係ないと思って、今までスルーしてきてすみませんでした…
遅まきながら読んでみて、「そうか、この本を読んであのお嬢さんはブルガール語に興味を持って古教会スラヴ語の集中講座に来てたんだな〜」とか、10年程前のことも思い出したり。
(両言語には直接の関係はありませんでしたが)
『無数の言語、無数の世界』
『ユーラシア史のなかのモンゴル帝国』
『FINE 聞いてみたら想像以上に人それぞれだったジェンダーとかの話』
『東欧の体制転換と新自由主義』
www.msz.co.jp
『無数の言語、無数の世界』
『ユーラシア史のなかのモンゴル帝国』
『FINE 聞いてみたら想像以上に人それぞれだったジェンダーとかの話』
『東欧の体制転換と新自由主義』
www.msz.co.jp
この辺は手を出してもキリがないのでほどほどに。
この辺は手を出してもキリがないのでほどほどに。
もちろんどちらもкнязьだから、遡れば先祖は共通なんだけど、せいぜい2代、3代しか違わないし、ウィキが信用できるなら、調べればすぐにわかっちゃうことなんだけどな。
とにかく、これで1件調査済み。
もちろんどちらもкнязьだから、遡れば先祖は共通なんだけど、せいぜい2代、3代しか違わないし、ウィキが信用できるなら、調べればすぐにわかっちゃうことなんだけどな。
とにかく、これで1件調査済み。
最初の3巻で事が足りるといいなあ。
最初の3巻で事が足りるといいなあ。
www.msz.co.jp/book/detail/...
www.msz.co.jp/book/detail/...
突き詰めて知り得たことを精査するのに一番時間がかかりそう。
さらに、それとは別にもっと気軽に向き合える素朴な疑問や話題を扱った、ぶっちゃけ取っ付きやすいものもあっていいかな?とも思案している。
突き詰めて知り得たことを精査するのに一番時間がかかりそう。
さらに、それとは別にもっと気軽に向き合える素朴な疑問や話題を扱った、ぶっちゃけ取っ付きやすいものもあっていいかな?とも思案している。
だるだる案件だな〜。
だるだる案件だな〜。
過去ログはまた、家族や友人達とあちこち出かけた記録でもあり、今は亡き家族や友人とのひと時も思い起こされ、懐かしく切なかったりもする。
過去ログはまた、家族や友人達とあちこち出かけた記録でもあり、今は亡き家族や友人とのひと時も思い起こされ、懐かしく切なかったりもする。
この年は10月にブルガリア国立公園ソフィア歌劇場の来日公演があったので、関連ログが非常に多く、ついつい読み耽っちゃった。
糖分日本で『イーゴリ公』は上演されないと思うので、10年前の賑々しさが懐かしく眩しい。
ウクライナも行ってみたかったな〜。
この年は10月にブルガリア国立公園ソフィア歌劇場の来日公演があったので、関連ログが非常に多く、ついつい読み耽っちゃった。
糖分日本で『イーゴリ公』は上演されないと思うので、10年前の賑々しさが懐かしく眩しい。
ウクライナも行ってみたかったな〜。
ポーロヴェツに限らず遠距離移動型の遊牧民族はその土地の民族と通婚、混血していくので、グランドゥフトもホラズム系の血が濃いのかも知れませんな。
ちなみにルーシに移る次の世代のポーロヴェツの名前はルーシの名前が増えて来ます。
コンチャコーヴナは洗礼名はスヴォボダ(自由)だけど、個人名はナスターシヤらしい。
母親はルーシの人かも知れない。
ポーロヴェツに限らず遠距離移動型の遊牧民族はその土地の民族と通婚、混血していくので、グランドゥフトもホラズム系の血が濃いのかも知れませんな。
ちなみにルーシに移る次の世代のポーロヴェツの名前はルーシの名前が増えて来ます。
コンチャコーヴナは洗礼名はスヴォボダ(自由)だけど、個人名はナスターシヤらしい。
母親はルーシの人かも知れない。
ピカルディ終止とか、すみません、覚えてないや…
その場限りで記憶に定着していない曲も作曲家もたくさんありそう。
ピカルディ終止とか、すみません、覚えてないや…
その場限りで記憶に定着していない曲も作曲家もたくさんありそう。
しかも妾腹とはいえ、ボロディンは最初の男児で、日本とは家系の考え方が違うらしいから、実父が亡くなって公爵家は断絶してるっぽい。
その一方で、実子ではないせいか(そして女性のせいか)、養女と、その配偶者である化学者の縁戚関係は辿りにくい。
この養女夫妻の子どもがボロディンの伝記や書簡集をまとめたようで、ボロディンの記念館の設立に関わったのもこの人らしい。
しかも妾腹とはいえ、ボロディンは最初の男児で、日本とは家系の考え方が違うらしいから、実父が亡くなって公爵家は断絶してるっぽい。
その一方で、実子ではないせいか(そして女性のせいか)、養女と、その配偶者である化学者の縁戚関係は辿りにくい。
この養女夫妻の子どもがボロディンの伝記や書簡集をまとめたようで、ボロディンの記念館の設立に関わったのもこの人らしい。