山本貴光
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文筆家・ゲーム作家・大学教員 果報は寝て待て/逍遥派 プロフィール(ウェブサイト) https://yakumoizuru.notion.site/
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毎日なにかを読んでいます。

半分は仕事のために、残りの半分は楽しみのために。

というのが理想なのですが、なかなかそうもゆかず、目下は9割くらいが仕事のための読書になっているところ。

よくものを読む場所はいくつかあります。

・家で机に向かって
・ソファにもたれて
・電車の中で
・大学の研究室で
・立ち寄ったカフェで
・公園のベンチで
・お風呂で
・ベッドで

最後の二つは、できれば楽しみのための読書専用にしたいと思いつつ、お風呂で書評のための本を読むこともあっていけません。

(1/n)

*写真は書棚のボルヘス・コーナーです。

#読書の背景
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次の機会のお楽しみに、ですね :-)
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長い一日だった。

お仕事深夜の部のまえに水分を補給しています。
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その暇もないままトンボ返りをしたのでありました
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そうそう、城壁や門の跡も拝見しました。
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模擬講義ではじめてお邪魔しました。
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上記リンク先は、ペイウォールありで恐縮です。

(かく申す私も会員登録していないので、閲覧できないのでありました)
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「日本経済新聞」2025年10月4日号の書評欄に、トリスタン・ガルシア『7』(高橋啓訳、河出書房新社)の書評を書きました。

2段組500ページにわたって現代を舞台にした綺想が七つ並ぶ、短篇集とも長篇とも言い難く、SF、幻想、ゴシック、サスペンス、歴史、哲学などのジャンルが混ざり合ったような「世にも奇妙な物語」。

各エピソードの「もしこんなことがありえたら」という設定と、そこにはまり込んでのっぴきならない状況に置かれる人びとの姿から目が離せませんでした。

例)もし任意の年齢の自分に(精神、記憶だけ)戻れるドラッグがあったら

www.nikkei.com/article/DGXZ...
書評『7』トリスタン・ガルシア著 - 日本経済新聞
小説とは人間や社会のシミュレーターのようなものだ。ある人物をある状況に置いてみる。さて、その人は何を感じ考え行うか。周囲にどんな変化が生じるか。成り行きを見てみようというわけだ。本書『7』は、それぞれ独立して読める7つの奇妙な物語からなる。登場する人物も状況もさまざまだ。共通点があるとすれば、舞台が現代のフランスやヨーロッパを中心としているところだろうか。同じ音楽やタクシーがあちらとこちらの物
www.nikkei.com
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禁じられる本は面白いに決まってる😄
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jimbunshoin.co.jp
「立命館言語文化研究」37巻1号が刊行。今年一月の『ザッハー=マゾッホ集成』刊行記念イベントの記録が掲載されています。後日公開されるかと思います。
ritsumei.repo.nii.ac.jp/search?page=...
立命館学術成果リポジトリ
CMS,Netcommons,Maple
ritsumei.repo.nii.ac.jp
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そうそう、着眼に惹かれて手にしました。

フランスの文学史を見ると、小説や詩だけでなく、思想・哲学その他も載ってることが多くて、これはどういうことだろうと思っていたのですが、その辺りのことも書かれていました。
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この頃届いたり行く先の本屋で出会ったりした本たちです。
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原書はこちら。

Tim Maudlin, Philosophy of Physics: Space and Time (Princeton University Press, 2012)

上記は全2巻の第1巻で、つづく第2巻は量子論がテーマ。

Philosophy of Physics: Quantum Theory (Princeton University Press, 2016)

こちらも翻訳される予定のようです。

この2冊はプリンストン大学出版の「現代哲学の基礎」というシリーズに含まれています。

press.princeton.edu/series/princ...
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ティム・モードリン『物理学の哲学入門I 空間と時間』(ジミー・エイムズ監訳、勁草書房、2025)

空間と時間について、古典物理学と相対性理論を中心に、その本性を検討する本。

少しまえにTwitterでジミー・エイムズさんが投稿していたと思ったら、邦訳が現れました。

日本語訳には、谷村省吾さんの解説もついています。

www.keisoshobo.co.jp/book/b101452...
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先日届いた本たちです。

・Shrikant Verma, Magadh (Translated by Rahul Soni)

・Leanne Betasamosake Simpson, Noopiming: The Cure for White Ladies

この2冊は、And Other Storiesというイギリスのリトルプレスの本です。

年間契約のサブスクリプションで、文芸の新刊が6冊ほど届くという仕組みがあるのを知り、登録してみたのでした。上記ははじめて届いた2冊です。

巻末には支援した人の名前が並んでおり、わたくしの名も含まれておりました。ちょっとうれしいですね。
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「イタリアルネサンス文学・哲学コレクション」(水声社)

2019年から全6巻の予定で刊行が始まり、第6巻を残すのみとなっていた同コレクション、ついに最終刊が出るようですね。

当初の予定ではマルシリオ・フィチーノ『人間の生について』とありましたが、トンマーゾ・カンパネッラ『太陽の都市』(澤井繁男訳)に変わったみたい。

フィチーノの本も別のかたちでよいから出るといいな。

www.suiseisha.net/blog/?p=21645
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ここのところブルースカイで書いていることを文章にしたものが『三田評論』という雑誌に載りました。オンラインでも公開されているので、誰でも全文読めます。

「『人類にソーシャルメディアは早すぎた』と言いたくなってしまうのが正直なところだ」という文章が活字になったという笑

www.mita-hyoron.keio.ac.jp/features/202...
津田 正太郎:ソーシャルメディアという「怖い場所」|特集|三田評論ONLINE
「何をされるかわからない」不安 エコーチェンバーは悪なのか 他者の豊かさが人を不幸にする 怖さの押し売りとモラルパニック 「人類にソーシャルメディアは早すぎた」のか ※所属・職名等は本誌発刊当時のも…
www.mita-hyoron.keio.ac.jp
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こんなこともあるものなのですネ(笑)
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講義の準備のためにと久しぶりに手にとったら、手触りが妙に粉っぽい。

コーティングの材料が年月を経て剥がれ始めているみたい。

表面の虫食いのような線は、材料が完全に剥がれて下地が剥き出しになっているところ。

いつ頃からか、書店で洋書を手にとると、ラバーのような手触りの本が増え始めたことがあり、2011年に紀伊国屋書店で買ったこの本(『科学における観察の歴史』)もその1冊なのでした。

中を読むのに支障はないものの、本を持つ指先に余計なノイズのようなものを感じて少し集中しづらいかも。

グラシン紙を巻きましょうかね。

press.uchicago.edu/ucp/books/bo...
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ほお、あのゴツい本が訳されたのですかー。

と思ったら、他人の空似だった。
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たらば書房で出会った本たちです。
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バルザック『人間喜劇』(全20巻、水声社、2025/11)

全部訳すと言われたら、読むしかありませぬ。

「マルキ・ド・サド全集」と「バフチン全著作」の続きもお待ち申し上げております。

www.suiseisha.net/blog/?p=21655