攻撃を受けて炎上した僚車の脇を抜けるシャーマンはおそらく先の写真の車両だろう。（車体後部の形状からM4A4と判断）電線の引き込みもいくつかパターンがあるらしく独立した引込柱を立てる事例もある。補強の斜め材に開き留めの金物がついてるところを見るとこれも標準的なものなのだろう。

小さな村なので先の写真の撮影場所も特定できた。当時のコンクリート電柱がそのまま残っているのではないかと想像していたのだが、建物は昔と変わらず電線は地中埋設に変更されていた。

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１日１ミリ。引き続きノルマンディ地方のファーレーズ近郊のコンクリート電柱。単純な梯子型ではなく水平材と斜材を交互に入れた準トラス構造のようだ。反対側の建物の外壁には電気引き込み用の碍子が取り付けられている。自然石を積んだ外壁、窓周りは切石で補強した三角屋根の家はこの地方の標準的なスタイル。
1944年8月19日、サン＝ランベール＝シュル＝ディーヴ村
（Saint-Lambert-sur-Dive）で戦闘中のカナダ第４機甲師団サウスアルバータ連隊のM4シャーマン（おそらくM4A4）。向こう側の電柱の辺りにはSS102重戦車大隊のティーガー１の残骸。