大序、ニ、三、四段目
小住さんや睦さんいいなあと思った。
期待通りの和生さん判官、気品ある清十郎さん顔世御前。玉翔さんの力弥も良いと思った。
玉佳さんの加古川本蔵に私が喜んだ。二段目があると、本蔵にあの人誰?ってならなくていいよね。
大序、ニ、三、四段目
小住さんや睦さんいいなあと思った。
期待通りの和生さん判官、気品ある清十郎さん顔世御前。玉翔さんの力弥も良いと思った。
玉佳さんの加古川本蔵に私が喜んだ。二段目があると、本蔵にあの人誰?ってならなくていいよね。
滅多に上演されない二段目と義太夫狂言の屈指の大曲・九段目。演目を最初見たときは随分渋いなと思いましたが、どちらも加古川家と大星家の関係に焦点を当てた話なので、なかなか考えた組み合わせ。
ホンモノの人間国宝・梅玉が加古川本蔵、『国宝』に出演していた鴈治郎が桃井若狭之助と大星由良之助の二役というのが話題。『国宝』の大ヒットでどれだけの人が歌舞伎に足を運ぶか分かりませんが、二段目と九段目の頭には口上人形が登場し解説するという初心者向けの演出も。
ちなみに『国宝』で吉沢亮演じる喜久雄が鴈治郎演じる吾妻千五郎に小浪をやらせてと乞う芝居がこの九段目。
滅多に上演されない二段目と義太夫狂言の屈指の大曲・九段目。演目を最初見たときは随分渋いなと思いましたが、どちらも加古川家と大星家の関係に焦点を当てた話なので、なかなか考えた組み合わせ。
ホンモノの人間国宝・梅玉が加古川本蔵、『国宝』に出演していた鴈治郎が桃井若狭之助と大星由良之助の二役というのが話題。『国宝』の大ヒットでどれだけの人が歌舞伎に足を運ぶか分かりませんが、二段目と九段目の頭には口上人形が登場し解説するという初心者向けの演出も。
ちなみに『国宝』で吉沢亮演じる喜久雄が鴈治郎演じる吾妻千五郎に小浪をやらせてと乞う芝居がこの九段目。
九段目はなるほど女の忠臣蔵、家族の忠臣蔵と言われるのに納得ある意味裏表
加古川本蔵は二段目は忠臣、九段目は父親としての姿があり、梅玉さんが演じるときっとその時の最善の手を取っている人で喧嘩場で判官を抱き止めたのも最善であったはず献身の人だと思った
戸無瀬とお石のやり取りは緊迫感があり、門之助さんお石がでんと構えているので戸無瀬の狼狽える姿がこの人は若い後添えなのだという対比が見えた。扇雀さんが兎に角熱演で少し流れてしまうように見えた部分もあったけど全体として良かった
この物語のキーは小浪の恋心だが玉太郎くんは恋一途な心持ちが良いが動きが1,2個多く見えるのが気になる
九段目はなるほど女の忠臣蔵、家族の忠臣蔵と言われるのに納得ある意味裏表
加古川本蔵は二段目は忠臣、九段目は父親としての姿があり、梅玉さんが演じるときっとその時の最善の手を取っている人で喧嘩場で判官を抱き止めたのも最善であったはず献身の人だと思った
戸無瀬とお石のやり取りは緊迫感があり、門之助さんお石がでんと構えているので戸無瀬の狼狽える姿がこの人は若い後添えなのだという対比が見えた。扇雀さんが兎に角熱演で少し流れてしまうように見えた部分もあったけど全体として良かった
この物語のキーは小浪の恋心だが玉太郎くんは恋一途な心持ちが良いが動きが1,2個多く見えるのが気になる
山科閑居って、最後ちょっと話が長いな…て思った
もう力弥が刺して、誤解も溶けてからが、長くない!?
討ち入りの打ち合わせ今やる???加古川本蔵も死にかけてるのにそんな細かいところはもう…由良之助に任せろよ!!思った
山科閑居って、最後ちょっと話が長いな…て思った
もう力弥が刺して、誤解も溶けてからが、長くない!?
討ち入りの打ち合わせ今やる???加古川本蔵も死にかけてるのにそんな細かいところはもう…由良之助に任せろよ!!思った
孝太郎さんの顔世御前も、あの幸薄げで人の良さそうな奥方も絶品だったなぁ…
言うも及ばず仁左衛門、屋敷を後にした由良之助に、最後は「大松嶋!」「当代!」の大向かいが。
昼の部Aプロでのみ観れ、連日通いたいけれどもそれはできない。。悲しい。。
ご贔屓の舞台堪能できた。
もちろん中村屋、成駒屋、音羽屋も素晴らしい演技を拝見できて、本当に本当に幸せな日だった。
孝太郎さんの顔世御前も、あの幸薄げで人の良さそうな奥方も絶品だったなぁ…
言うも及ばず仁左衛門、屋敷を後にした由良之助に、最後は「大松嶋!」「当代!」の大向かいが。
昼の部Aプロでのみ観れ、連日通いたいけれどもそれはできない。。悲しい。。
ご贔屓の舞台堪能できた。
もちろん中村屋、成駒屋、音羽屋も素晴らしい演技を拝見できて、本当に本当に幸せな日だった。
梅玉さん本蔵もまあまあ頭固そうで、でも実は子煩悩みたいな感じも伺わせて深い深い……さすが…
実名での脚色が禁じられて大石内蔵助が大星由良助になったりはしてるものの、奥方の名前が「お石(≒大石)」だったり科白に「浅き企み(≒浅野内匠頭)」があったりと結構分かりやすい匂わせがあるのが改めて興味深かったです。
梅玉さん本蔵もまあまあ頭固そうで、でも実は子煩悩みたいな感じも伺わせて深い深い……さすが…
実名での脚色が禁じられて大石内蔵助が大星由良助になったりはしてるものの、奥方の名前が「お石(≒大石)」だったり科白に「浅き企み(≒浅野内匠頭)」があったりと結構分かりやすい匂わせがあるのが改めて興味深かったです。
今までチラシでは見ていたけど観劇は叶わなかった有名な「山科閑居の場」、そう言うことか…
かなり長くて、由良之助の妻お石と本蔵の妻 戸浪の息詰まるやり取り等等の緊張感MAXな場面が続くので観る方も消耗するが、「へつらい武士」と言う印象を受けがちな加古川本蔵の忠義を梅玉丈が重厚に演じていた。
www.ntj.jac.go.jp/schedule/kok...
今までチラシでは見ていたけど観劇は叶わなかった有名な「山科閑居の場」、そう言うことか…
かなり長くて、由良之助の妻お石と本蔵の妻 戸浪の息詰まるやり取り等等の緊張感MAXな場面が続くので観る方も消耗するが、「へつらい武士」と言う印象を受けがちな加古川本蔵の忠義を梅玉丈が重厚に演じていた。
www.ntj.jac.go.jp/schedule/kok...
https://natalie.mu/stage/news/635075
https://natalie.mu/stage/news/635075
門之助丈の女形、私は初めて観た? お石が日頃の貞女ぶりの裏でどれだけ悔しくて悲しい思いをしていたのかが一気に溢れるあの場面の迫力よ。
由良之助に「真意」を知らされていた故に余計に辛そう。
門之助丈の女形、私は初めて観た? お石が日頃の貞女ぶりの裏でどれだけ悔しくて悲しい思いをしていたのかが一気に溢れるあの場面の迫力よ。
由良之助に「真意」を知らされていた故に余計に辛そう。
仮名手本忠臣蔵
道行旅路の嫁入
雪転しの段
山科閑居の段
千歳太夫は山科閑居の段によく合っていて聴き応えあり。ずっと千歳で聴きたかったが、藤太夫の加古川本蔵もハマっていて楽しめた。人形ではお石の一輔がいい。今までなら娘小浪役を遣っていただろう。
見に行って言うのはなんだが「山科閑居」は正月公演の演目ではないな。
仮名手本忠臣蔵
道行旅路の嫁入
雪転しの段
山科閑居の段
千歳太夫は山科閑居の段によく合っていて聴き応えあり。ずっと千歳で聴きたかったが、藤太夫の加古川本蔵もハマっていて楽しめた。人形ではお石の一輔がいい。今までなら娘小浪役を遣っていただろう。
見に行って言うのはなんだが「山科閑居」は正月公演の演目ではないな。
けんけん若狭之助は今も昔もキレる若者って言われるんだろうなと思う導線の短さで切れ味抜群でした加古川本蔵よくやったよ…塩冶家のifが桃井家なんだな
鶴松くんが茶坊主とは思ってなかったので驚きというかもったいないなあとも
けんけん若狭之助は今も昔もキレる若者って言われるんだろうなと思う導線の短さで切れ味抜群でした加古川本蔵よくやったよ…塩冶家のifが桃井家なんだな
鶴松くんが茶坊主とは思ってなかったので驚きというかもったいないなあとも
松の廊下で浅野内匠頭の凶行を止めたことで、大石内蔵助嫡男・主税との婚約が破談になってしまった、加古川本蔵の娘、小浪。どうしても主税様と夫婦になりたいと主税の母りくに、母・戸無瀬と共に直談判するが叶わず。もはやこれまでと、母娘で心中しようとする。
……いや、なんで?なんで死のうとするん?ギリ小浪はわからんでもないけど、母まで?
「心の釣りあいがとれぬ」という大石りくの言葉を聞いた瞬間、おやめなさいこんな家と縁づくの!と声が出たが
松の廊下で浅野内匠頭の凶行を止めたことで、大石内蔵助嫡男・主税との婚約が破談になってしまった、加古川本蔵の娘、小浪。どうしても主税様と夫婦になりたいと主税の母りくに、母・戸無瀬と共に直談判するが叶わず。もはやこれまでと、母娘で心中しようとする。
……いや、なんで?なんで死のうとするん?ギリ小浪はわからんでもないけど、母まで?
「心の釣りあいがとれぬ」という大石りくの言葉を聞いた瞬間、おやめなさいこんな家と縁づくの!と声が出たが
しかし「通さん場」の4段目のあの猛烈な緊迫感ある静けさよ。こんなに静まり返った劇場ってそうあるもんじゃない。でも着信鳴ったよねぇ…
今日はBプロ。明日の完全休日を挟んで日曜日はAプロ通し。楽しみ〜♪
#仮名手本忠臣蔵
#三月大歌舞伎
そして虎之介さんのキビキビ、スッとした美しいお姿よ…
そして虎之介さんのキビキビ、スッとした美しいお姿よ…
母親達の鬼気迫る対決よ。太夫さんの迫力と、人形の静かな面の間での、なんともいえない緊張…クセになるね。死ぬ殺すのあたりは若干ばたばたして感じたけれども。
由良助の清涼な居方も良きだけれど、加古川本蔵の凄みに見惚れる。呼吸を感じるよ…
義太夫もそれぞれの味があって面白いと知る。
母親達の鬼気迫る対決よ。太夫さんの迫力と、人形の静かな面の間での、なんともいえない緊張…クセになるね。死ぬ殺すのあたりは若干ばたばたして感じたけれども。
由良助の清涼な居方も良きだけれど、加古川本蔵の凄みに見惚れる。呼吸を感じるよ…
義太夫もそれぞれの味があって面白いと知る。
他の月で山科閑居の場がかかれば加古川本蔵で見てみたいなぁ
他の月で山科閑居の場がかかれば加古川本蔵で見てみたいなぁ