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サメよえるオランダ人
嶌田あき「あの日、君が目指した空の果てへ」(アルファポリス文庫)を読み始めています。著者はさなコンでは毎回切ない青春の光景を切り取ったような作品を書かれていた方で、今回が書籍デビュー作。また手を付けたばかりですが、「天体観測というのは過去の光を追い求めるものなんだな」という気づきを得る。過去は隔たりがあり、観測を重ねなければ実像には辿り着かない。
December 18, 2025 at 10:45 AM
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 米軍の写真記録は主にアメリカ陸軍通信隊(US Army Signal Corps)が担っていた。カラー写真も少ないながら残っていて、この雪の中のシャーマン(M4型?1945年1月24日、St. Vith付近)は広く知られるところだ。)
面白いことに、NARAのアーカイブにはカラーと白黒バージョンの2枚が保存されている。そしてこれが結論になる。
第二次世界大戦の当時はアメリカの公文書、写真記録は白黒での保存が原則で、カラーフィルムで撮影されたものでもモノクロネガにデュープ、プリントといった工程を経て保存された。
写真:NARA( NAID1:6730735 / NAID:148727210)
December 15, 2025 at 9:45 PM
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1日1ミリ。1945年1月3日、ヴォージュ山脈の西側、アグノーの森(Forêt de Haguenau/Hagenauer Forst )を抜けるドイツ第10SS装甲師団のパンターG型。この時期のアルザス地方は雪が降っては消えてという気候のため、車両も白一色の冬季迷彩は却って目立つので基本色を部分的に白く覆うに留めていることが多い。このパンター戦車の中隊は通常の3色迷彩の上から白い水性塗料でスプリンターパターンとも言うべく幾何学的な模様を描いている。
Bundesarchiv Bild 183-1985-0104-500
December 5, 2025 at 9:29 PM
森見登美彦「シャーロック・ホームズの凱旋」を読んでいます。胆力ある人だなあと、改めて思う。スランプに悩んで引きこもるホームズ(とモリアーティとレストレード)なんて作者本人の経験を想起せざるを得ないし、アイリーン・アドラーとメアリ・モースタンは溌溂としたよいキャラだし、話の根幹に個人的ホームズベストの「マスグレーヴ家の儀式」があるのはたまらないし、なによりこれ森見登美彦作品だからどこに落着するか全然解らないのである。楽しいヴィクトリア朝京都。
December 5, 2025 at 1:02 PM
ニック・ハーカウェイ「タイタン・ノワール」を読んでいます。先日横浜ロフトで開催されたSF放談で「これSFなのか?」と紹介されていた一冊で……

これSFなのか(´・ω・`)?

ある一点の技術的発展を除けば現代とたいして変わらない世界で、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとハードボイルド探偵ミステリーを読まされている。車は空を飛ばないし、拳銃から飛び出すのは鉛の弾丸で、ライティングデスクには鉛筆が常備され携帯ではない電話を掛ける。

これSFなのか(´・ω・`)?

この日は前に「世界が終わってしまった後の世界で」を読んでる。あれも変な話だったな。
December 2, 2025 at 11:05 AM
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各務三郎(本名太田博)さんの訃報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。各務さんはミステリ評論家・翻訳家として活躍されましたが、弊社にとっては4代目のミステリマガジン編集長(各務三郎編、パシフィカ、名探偵読本でした。R.I.P.
www.sankei.com/article/2025...
ミステリー評論家の各務三郎さん死去 著書に「チャンドラー人物事典」「ミステリ散歩」
各務三郎さん(かがみ・さぶろう=ミステリー評論家、翻訳家、本名太田博=おおた・ひろし)8月27日、前立腺がんのため東京都の病院で死去、88歳。愛知県出身。葬儀…
www.sankei.com
November 26, 2025 at 9:17 AM
ジャネット・スケスリン・チャールズ「あの図書館の彼女たち」を読んでいます。第二次大戦時代、ナチスドイツ占領下でのパリの図書館を扱う内容と聞いて読み始めたのだけれど、なかなか楽しい。物語は第二次大戦時代と「現代」を相互に扱うように始めるんだけれど、現代というのが1983年、大韓航空機撃墜事件の頃の「冷戦時代のアメリカ」なんですね。1939年のパリでは戦争の危機が叫ばれて、1983年のモンタナ州でも戦争の危機が叫ばれる。登場人物は未来を知らないけれど、読者は知っている。これどういうところに落着するんだろうな?女性視点の、恋愛メインの話のような展開なんだけど。
November 24, 2025 at 2:06 AM
ブックサンタしてきました。今年は古典ミステリーを児童文庫で、それぞれ違うレーベルで。この辺のキャラはまだ現役で読めるんですね。あとポーの「黒猫/黄金虫」があったけどハードカバーだったので見送る。
November 22, 2025 at 6:34 AM
ウクライナにもジャイアンみたいな人がいて、歌でミサイルを撃墜しているのか。

などと思ったら全然違った(´・ω・`)

キンジャール「いっけなーい、ここペルーのリマ上空じゃない!早くウクライナに向けて方向転換しないと……!!」

バキャ
November 21, 2025 at 10:53 AM
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今年も子どもたちに本を贈るチャリティ企画ブックサンタをしてきましたぞ。
booksanta.charity-santa.com

角幡唯介『地図なき山』
高田晃太郎『ロバのスーコと旅をする』
ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』
安野光雅『ふしぎなえ』

絵本はたくさん集まる一方でティーンエイジャー向け向けが不足気味。スポーツやアウトドア好きの子も多く、彼らが楽しめる本も欲しい、等の要望があるそうで意識してみました。
『はてしない物語』は毎年恒例の素敵な呪い(勿論ハードカバー)。絵本はちょっと保守的だけど見飽きないものがいいなと。モリナガ・ヨウさんの本が書店にあればなあー。
November 21, 2025 at 5:48 AM
Xまた落ちた?
November 20, 2025 at 11:29 AM
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引き続き『乾杯は雨上がりの空の下で』の試し読みとあとがきでの作品解説をちらっとお見せします。
また、5月の文学フリマ東京40で出した『あおとりどり』も持っていきます。こちらは「青春」と「移りゆく季節」に焦点を当てた作品集です。
なお、一般入場にはチケットが必要になりますので、事前にお買い求めください。当日券もありますが、前売り券がお得です。

#文学フリマ東京41
November 18, 2025 at 12:20 PM
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11/23(日)文学フリマ東京41は「き-79 祀色工房」にお越しください。 新刊『よいあめふわり』は、「お酒」「雨」「音楽」を軸にして構成した百合作品集です。
書き下ろし新作『乾杯は雨上がりの空の下で』は、ライブハウスで起きた奇妙な出来事に女の子二人が立ち向かう話です。#文学フリマ東京41
November 18, 2025 at 12:17 PM
うん?Xがまた×になった?
November 18, 2025 at 11:34 AM
こちらにも貼っておきますがこの計画はあまりに酷い。上野文教地区の中心地として、東京国立博物館の建築設計に正面から泥を塗るもののみならず、我が国の歴史・文化の研究収蔵拠点の中核施設の価値を毀損する愚かな計画です。
donation.tnm.jp/report/press...
東京国立博物館が「TOHAKU OPEN PARK PROJECT」を発表 | 東京国立博物館 ドネーションサイト
東京国立博物館は、2025 年 11 月 10 日(月)に同館内で開催された TOHAKU GALA 2025
donation.tnm.jp
November 12, 2025 at 11:08 AM
bluesky
November 8, 2025 at 12:43 AM
「半熟マルカ魔剣修行!」というのを読んでますが、これでヒロイン55歳って(゜ロ゜)
November 7, 2025 at 11:57 PM
bluesky
November 7, 2025 at 10:30 PM
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「楽園 Le Paradis」第49号本日発売日です。読切り「ハロウィン実行委員実行する」載っています。面白いよー、買ってね読んでね! 人生いろいろありますよという盛りだくさん、楽しい漫画てんこ盛りの49号です。
www.hakusensha.co.jp/comicslist/7...
October 31, 2025 at 3:12 AM
読書週間なのに本を読まないとは何事!と奮起して図書館でディックの「変種第二号」を借りて来る。表題作は個人的ディックベストで、これまでもいくつかのアンソロで読んでるけど、この短編集はさてどうだろう?

しかし例年だとこの時期は神田古本祭りと神保町ブックフェスティバルでいろいろ入手してたんだなーとあらためて。
www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000...
変種第二号
米ソの全面戦争により地球全土は荒廃、わずかに残るのは戦い続ける両軍の兵士だけとなった世界。米軍が投入した“新兵器”によって戦局は大きな転換点を迎えていた……。「スクリーマーズ」のタイトルで映画化された…
www.hayakawa-online.co.jp
October 28, 2025 at 10:48 AM
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「おい、ドイツ野郎が突破したらしいぞ」
「娑婆で賭け屋をやっていた専門家として言いますがね、こっちにゃ来ませんよ。1ポンド出すね」
「僕も推理小説マニアとして来ない方に賭けます。こんな村に来る理由がありませんもの」
「おいらも王様の血筋にかけてそっちに1ポンド。ノルマンの血がそう言ってまさあ」
「じゃあ俺は来る方に賭けないと駄目じゃねえか。聖パトリックにかけてお前らの……おい、このエンジン音は!」
「「「軍曹ォ~」」」
「俺のせいか? 俺のせいなのか!?」

#Inktober2025
#Inktober
#厄除け画集
October 23, 2025 at 10:10 AM
米澤穂信「可燃物」を読んでいます。いろんなタイプのミステリーを書いてきた人ですが、ここまでがっちりした「警察小説」ははじめてじゃないでしょうか?群馬県警の葛(クズじゃありません、カツラです)警部を主人公にした連作短編集。
最初の一本「崖の下」はスキー場を舞台にした作品で、主な謎は「凶器はなにか」というハウダニットです。これについてはある漫画を(ミステリーではありません)読んでいたので、解答が提示される前に解りました。こういうのは楽しい読書体験ですね。ただ、殺人の様相が明らかされただけで「なぜ」「どうして」には触れない。「動機の解明は重視しない」というのも米澤作品ではよくあることでありますが。
October 18, 2025 at 9:25 AM
ミートゥー(´・ω・`)
うちが最初に認識した首相は大平さんで、大統領はカーター。書記長はブレジネフです。アーウー
October 18, 2025 at 2:02 AM