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感覚統合のデッサン
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いくつか訂正して投稿し直しました。すみません。
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Les premières œuvres de Jacques Devaulx, pilote en la marine/1583

JACQUES DEVAULX
NAUTICAL WORKS
A Navigational Treatise of Exceptional Opulence

TASCHEN

英、仏、独語で併記されているので得意なやつでお読みくださいませ。
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全頁を一頁づつ紹介する要約までついています。またこの書物が優れているのは16世紀の航海術全般にわたって豊富な図版を用いて詳しい解説が併載され、このファクシミリ版の位置付けや価値が存分に研究されているところです。古い航海術についての書物は随分読みましたが、このように当時使われていた実物の書物を元に具体的に解説されたものはほとんどありませんでした。文学や歴史記述において想像で補って読んでいたところがやっと具体化されていきます。いかにして海を目指したのか。どのように舵をとりまだ見ぬ地へ船を進めたのか。この写本から、その姿が浮かびあがってくるでしょう。
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【新刊】モネが少年時代を過ごして、その海を描き『印象・日の出』と名付けたフランス北西部の港街ルアーブルは、開港して500年が経ちました。それを記念して、この地で生まれた16世紀の海軍パイロット、ジャック・デヴォーが著した歴史的な書物が詳細な解説とファクシミリ版の合本で出版されました。それはその後『船乗りのための百科事典』とも呼ばれ16世紀の世界航路を広げていく大きな役割を担いました。アストロラーベ、大西洋の航海海図、日中潮汐の表、占星術図、太陽高度測定など当時の天文学や海洋学の科学的情報を集めて総合的に航海術を導いて行くものでした。この完全なファクシミリ版を手に取ることができます。
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米MITがトランプ氏に反旗、助成優遇案を拒否 「我々の信念と矛盾」

www.nikkei.com/article/DGXZ...

「米マサチューセッツ工科大(MIT)がトランプ米政権による「懐柔案」を拒否した。政権はMITを含めた有力9大学に、留学生の入学制限など政権の要求に従えば助成金を優遇的に出すと提案していた。提案を拒否する意向を正式に示したのはMITが初とみられる。 

MITのサリー・コーンブルース学長は、リンダ・マクマホン米教育長官に宛てた10日付の書簡のなかで、『(米政権の提案は)科学的な資金は科学的価値のみに基づいて配分されるべきだというMITの核心的な信念と矛盾する』」
米MITがトランプ氏に反旗、助成優遇案を拒否 「我々の信念と矛盾」 - 日本経済新聞
【ニューヨーク=清水石珠実】米マサチューセッツ工科大(MIT)がトランプ米政権による「懐柔案」を拒否した。政権はMITを含めた有力9大学に、留学生の入学制限など政権の要求に従えば助成金を優遇的に出すと提案していた。提案を拒否する意向を正式に示したのはMITが初とみられる。 MITのサリー・コーンブルース学長は、リンダ・マクマホン米教育長官に宛てた10日付の書簡のなかで、「(米政権の提案は)科学
www.nikkei.com
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『図書』2025年10月号に掲載の「岩波文庫百話」がウェブでも公開されました。以下の2話です。

第11話 「この計畫には體系がない」
第12話 時代とともに変化する

第11話では、岩波文庫創刊前に意見を聞かれた識者から、「この計畫には體系がない」とコメントされた件について。

第12話では、岩波文庫の改版について眺めております。なにしろ創刊から100年近い時間を経てきた文庫だけに、折に触れて改版されており、本によっては7版になっていたりもします。

といった様子をあれこれ書いてみました。
お楽しみいただけたら幸いです。

tanemaki.iwanami.co.jp/posts/9166
第11話 「この計畫には體系がない」
岩波文庫について知る上で大いに参考になる資料の一つに雑誌『文庫』がある。これは一九五一年に発足した「岩波文庫の會」の機関誌として月刊で発行されたもので、一九六〇年末まで続いた。この雑誌については、回を改めて詳しく眺めるつもりなのでそちらに譲るとして、ここで
tanemaki.iwanami.co.jp
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原書はこちら。

Tim Maudlin, Philosophy of Physics: Space and Time (Princeton University Press, 2012)

上記は全2巻の第1巻で、つづく第2巻は量子論がテーマ。

Philosophy of Physics: Quantum Theory (Princeton University Press, 2016)

こちらも翻訳される予定のようです。

この2冊はプリンストン大学出版の「現代哲学の基礎」というシリーズに含まれています。

press.princeton.edu/series/princ...
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ティム・モードリン『物理学の哲学入門I 空間と時間』(ジミー・エイムズ監訳、勁草書房、2025)

空間と時間について、古典物理学と相対性理論を中心に、その本性を検討する本。

少しまえにTwitterでジミー・エイムズさんが投稿していたと思ったら、邦訳が現れました。

日本語訳には、谷村省吾さんの解説もついています。

www.keisoshobo.co.jp/book/b101452...
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科学哲学はいまだに科学から誤解されることもあるが、本書は広い読者に向けて基礎的なことから書かれることで、むしろ科学哲学の役割を明瞭に示すものになった。科学としての記述を哲学史において交換することで、いわばそのたえざる変換の上に〈本性〉は浮かび上がるのである。

『物理学の哲学入門I 空間と時間』
ティム・モードリン 著
ジミー・エイムズ 監訳
谷村省吾 解説
勁草書房
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時間や速度の測定を行う場合、物理学においてしばしば〈仮定的な絶対的ものさし〉が基準とされてきた。理想的なこの〈ものさし〉は、けして変質もせず未来永劫にわたり正確に時を刻む〈時計〉でもあった。この理想的な物理学の道具は、相対論においても使われているのではないかと言うものである。実に面白い思考実験も行われている。
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【新刊】若い研究者達が議論によって調整することで成し得た深い解釈の網目を感じるような訳文である。物理学からの応答もあり哲学史と物理学を分離して照応するのではなく、双方のアプローチが絡み合い交通しながら空間と時間に関する像を歴史的に結んでいる。特にライプニッツとクラークの書簡のやり取りを基軸とした哲学史上の有名な議論は物理学においても問題を投げかけ続ける重要なもので本書において詳解されておりその効力の強度を感じた。一見オーソドックスに思える相対性理論の解説も時空がミンコフスキー幾何学を満たすように描かれている。私が最もユニークに感じた議論は「測定の物理学」だった。以下に続く。
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私もてっきり同じものの全訳かと騙されましたw
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東京国立博物館本館 特別1室・特別2室、9月30日~11月9日【平安武士の鬼退治―酒呑童子のものがたり―】
www.tnm.jp/modules/r_fr...

今春のサントリー美術館「酒呑童子ビギンズ」を見た方はぜひこちらも。

会場で図録代わりに配布しているリーフレット(PDF)は太っ腹DL可です。
www.tnm.jp/pdf/exhibiti...
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子供の頃ピアノと柔道ならっていたなんて完全に少年ジャンプに出てくる天才キャラじゃないですか!寺田寅彦がたまに書くみたいなのんびりとしたいい文章でした😊
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バーセルミはサンリオSF文庫ですね。ディキンスンの『キングとジョーカー』とかオールディスとかサキとか文学の美味しいところも出版してくれてたんですよね。
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「悉皆」というと今でも生きてるのは〈悉皆屋〉さん。きもののことはなんでもやってくれるみたいに意味を拡大して使ってるけど。もとは相談すると問屋から染めから補修まで専門業者を仲介してくれる総合着物仲介者。「悉皆」はいかにも仏典由来の言葉ですね。
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新版で戻ってきてくれた!これは本当によくできててファーストコンタクト系では絶対欠かせない作品です。
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エコルセ大好き、そしてマンデルチーゲルもサクサクたまりませぬ
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さすがのアンテナ👍旅行の面白いところはこういう小粒なのピリッととくる山椒のようなご当地本に出会えるところなんですよね。そういえばこの間北海道でこんなの仕入れてきました。アイヌ語の地名解説が存外面白く、場所の引力に引き寄せられる言葉について考えさせられました。
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以前旅先でキリシタン文化のシリーズだけ買い集めたのですよ。これ教科書みたいなレイアウトですごくわかりやすくて写真資料豊富で全号買い揃えようかな…
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恋川春町の墓は新宿二丁目にあるんだね。昔の内藤新宿だものな。この裏手には後年7000坪の耕牧舎牧場になってそこに住むのが芥川龍之介だよ。