「遠慮しながら吸ってるんだ」とか言う人もいたとかで、「御遠慮」は自由主義全盛の頃の風潮であり、近頃はファッショ流行りだから役所も威厳を示せという時代めいた話にまでなっている。
「遠慮しながら吸ってるんだ」とか言う人もいたとかで、「御遠慮」は自由主義全盛の頃の風潮であり、近頃はファッショ流行りだから役所も威厳を示せという時代めいた話にまでなっている。
写真は東京海洋大学マリンサイエンスミュージアムの鰹節の標本。同館には鰹節の模型(削る部位を学ぶためのもの)もある。
写真は東京海洋大学マリンサイエンスミュージアムの鰹節の標本。同館には鰹節の模型(削る部位を学ぶためのもの)もある。
この時代にはまだ「インキュベーター」に「奇跡を約束して取り入ろうとする者」の意味合いはない。
この時代にはまだ「インキュベーター」に「奇跡を約束して取り入ろうとする者」の意味合いはない。
富士山の最新の噴火のために防災面からも注目されており、2007年には噴火300年の展示が国立科学博物館で行われた。
一方、当時の資料に噴火による直接の死者の記録はないが、2019年に静岡県の須走地区で火山灰に埋没した家屋の一部が見つかっている。
富士山の最新の噴火のために防災面からも注目されており、2007年には噴火300年の展示が国立科学博物館で行われた。
一方、当時の資料に噴火による直接の死者の記録はないが、2019年に静岡県の須走地区で火山灰に埋没した家屋の一部が見つかっている。
www.shinchosha.co.jp/book/355991/
www.shinchosha.co.jp/book/355991/
アイアイの名がこれだけ人口に膾炙する国も珍しいと思われるが、作詞者の田村裕美氏によると〈〆切が迫ってもいいアイディアが浮かばない、そこで百科事典をめくっていると、アイアイという個所が目に入ったんです。南の島にすむおさるさんで、目も丸く、しっぽも長いと。あ、これだ。これは歌になると思いました〉と語っている(朝日新聞1990年2月4日付)。
あの歌は〆切の女神の賜物だったのだ。
アイアイの名がこれだけ人口に膾炙する国も珍しいと思われるが、作詞者の田村裕美氏によると〈〆切が迫ってもいいアイディアが浮かばない、そこで百科事典をめくっていると、アイアイという個所が目に入ったんです。南の島にすむおさるさんで、目も丸く、しっぽも長いと。あ、これだ。これは歌になると思いました〉と語っている(朝日新聞1990年2月4日付)。
あの歌は〆切の女神の賜物だったのだ。
山形県立博物館特別展「両羽博物図譜~博物学者 松森胤保に描かれた動物たち~」(〜12/14日)
〈両羽博物図譜は胤保が生涯最後の10年を費やし、羽前・羽後(現山形県・秋田県)の動植物を網羅しようとした図譜で、全59冊からなります。本章では両羽博物図譜の各部の紹介とともに、動物の標本を展示し、描かれた動物たちに注目します。〉
www.yamagata-museum.jp/exhibition/3...
山形県立博物館特別展「両羽博物図譜~博物学者 松森胤保に描かれた動物たち~」(〜12/14日)
〈両羽博物図譜は胤保が生涯最後の10年を費やし、羽前・羽後(現山形県・秋田県)の動植物を網羅しようとした図譜で、全59冊からなります。本章では両羽博物図譜の各部の紹介とともに、動物の標本を展示し、描かれた動物たちに注目します。〉
www.yamagata-museum.jp/exhibition/3...
そんでさ、私的な「可愛いof 可愛い」はこの2点ですよ!オオミズアオとオオサンショウウオ!!
ちょ…ヤバくない?めちゃ素敵なんだけど。心の中で「これでミュージアムグッズ作ってくれないかな…なんなら私にやらせて欲しい。私、やれます!」ってずっと思ってたよ。ほんとこのオオミズアオをシャツに刺繍できたらいいのに〜。
そんでさ、私的な「可愛いof 可愛い」はこの2点ですよ!オオミズアオとオオサンショウウオ!!
ちょ…ヤバくない?めちゃ素敵なんだけど。心の中で「これでミュージアムグッズ作ってくれないかな…なんなら私にやらせて欲しい。私、やれます!」ってずっと思ってたよ。ほんとこのオオミズアオをシャツに刺繍できたらいいのに〜。
どうしてもね、行きたかったんですよ。山形県立博物館の企画展「両羽博物図譜」に。
とはいえ時間なさすぎて早歩きで見たのであまり解説も読めず消化不良です。雰囲気味わっただけ。でも行けてよかったよ〜!
幕末から明治に活躍した武士にして博物学者の松森胤保の描いた動植物を中心に展示してあるんだけど、実物の剥製と並べられてるの、すごく楽しかった。私は全然生き物のこと分からないけれど、詳しい方が見たらもっと楽しいんだろうな。
哺乳類、鳥類、両生類に植物、昆虫、貝類と…この胤保という人は本当にすごいな〜!!
どうしてもね、行きたかったんですよ。山形県立博物館の企画展「両羽博物図譜」に。
とはいえ時間なさすぎて早歩きで見たのであまり解説も読めず消化不良です。雰囲気味わっただけ。でも行けてよかったよ〜!
幕末から明治に活躍した武士にして博物学者の松森胤保の描いた動植物を中心に展示してあるんだけど、実物の剥製と並べられてるの、すごく楽しかった。私は全然生き物のこと分からないけれど、詳しい方が見たらもっと楽しいんだろうな。
哺乳類、鳥類、両生類に植物、昆虫、貝類と…この胤保という人は本当にすごいな〜!!
ただ並べるだけでなく、描かれたヒエログリフや人物の読み説きが秀逸❗
素人目にはなんとなくエジプト風としか思えないマッチラベルを〈ハトホル女神〉と看破し、ビールと強い結び付きがある女神であると明らかにしたり、模様からツタンカーメンの王名を読み取るなど、なんかスゴイ展開に。これがオリ博の底力なのか‼️
ただ並べるだけでなく、描かれたヒエログリフや人物の読み説きが秀逸❗
素人目にはなんとなくエジプト風としか思えないマッチラベルを〈ハトホル女神〉と看破し、ビールと強い結び付きがある女神であると明らかにしたり、模様からツタンカーメンの王名を読み取るなど、なんかスゴイ展開に。これがオリ博の底力なのか‼️
一休と言えば、2015年の五島美術館「一休 とんち小僧の正体」展が圧巻だった。奇行に満ちた禅僧の一休が、いかにして我々が知る「一休さん」になったかを追ったもので、その鍵は没後200年経った江戸前期の説話集『一休咄』(編著者不詳)にある。
一休の奇行に、その他の説話も加えた同書の成功で、以後、一休は新たに説話やとんちなどを加えて語り継がれることとなる。
『一休咄』は〈禅者としての高徳性を失わせない配慮が一貫して感じられる〉(同展パネル)という。やはり優れた二次創作にはオリジナルへのリスペクトが欠かせないのである。
一休と言えば、2015年の五島美術館「一休 とんち小僧の正体」展が圧巻だった。奇行に満ちた禅僧の一休が、いかにして我々が知る「一休さん」になったかを追ったもので、その鍵は没後200年経った江戸前期の説話集『一休咄』(編著者不詳)にある。
一休の奇行に、その他の説話も加えた同書の成功で、以後、一休は新たに説話やとんちなどを加えて語り継がれることとなる。
『一休咄』は〈禅者としての高徳性を失わせない配慮が一貫して感じられる〉(同展パネル)という。やはり優れた二次創作にはオリジナルへのリスペクトが欠かせないのである。
前に気になっていたけれども、行けなかった展示の続編だ❗️
〈ミミズには体の大きさや色が異なる多くの種類がいること、卵から生まれることなど、意外と知られていないことが、たくさんあります。この展示では、2018年に開催したテーマ展「ミミズ」をもとに新たな知見を加えて、ミミズの体のつくりや暮らし、自然界における働き、人との関わりについて紹介します〉
www.muse.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t...
前に気になっていたけれども、行けなかった展示の続編だ❗️
〈ミミズには体の大きさや色が異なる多くの種類がいること、卵から生まれることなど、意外と知られていないことが、たくさんあります。この展示では、2018年に開催したテーマ展「ミミズ」をもとに新たな知見を加えて、ミミズの体のつくりや暮らし、自然界における働き、人との関わりについて紹介します〉
www.muse.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t...
写真は平塚市博物館の「相模の家」のエビス講の展示。関東地方では田の神の性格も兼ねていると平凡社『世界大百科事典』にある。
写真は平塚市博物館の「相模の家」のエビス講の展示。関東地方では田の神の性格も兼ねていると平凡社『世界大百科事典』にある。
1957年から行われた南極観測隊の派遣は62年で一旦打ち切られていたが、日本初の本格的な砕氷艦として「ふじ」を新造して再開。同船は、現在名古屋港で、観測隊の船内での様子や南極での研究成果を展示する施設となっている。図は当日発行の記念切手。
1957年から行われた南極観測隊の派遣は62年で一旦打ち切られていたが、日本初の本格的な砕氷艦として「ふじ」を新造して再開。同船は、現在名古屋港で、観測隊の船内での様子や南極での研究成果を展示する施設となっている。図は当日発行の記念切手。
40年以上も前の本で、永らく品切れだったのですが、『源平盛衰記』の日食の記述から年月日さらに合戦の時間まで特定したり、藤原定家が『明月記』に記した「客星出現」を1054年7月4日の超新星爆発(かに星雲)と突き止めたり、ついでにいろんな史料の誤記が分かっちゃうなど、知的好奇心を刺激する1冊です。オススメ🌟
x.com/Iwanami_Shin...
40年以上も前の本で、永らく品切れだったのですが、『源平盛衰記』の日食の記述から年月日さらに合戦の時間まで特定したり、藤原定家が『明月記』に記した「客星出現」を1054年7月4日の超新星爆発(かに星雲)と突き止めたり、ついでにいろんな史料の誤記が分かっちゃうなど、知的好奇心を刺激する1冊です。オススメ🌟
x.com/Iwanami_Shin...
日本民家園は丘陵の起伏や自然環境を活かして民家が点在しているので、思った以上に旅情を満喫できる。
自分はここのライトアップには行ったことはないけれども、陽が稜線に消える夕暮れ時は旅先の寂寥感にも似て、とにかく旅に出た気分を味わいたいという人にもおすすめ。
www.nihonminkaen.jp/event/light-up
日本民家園は丘陵の起伏や自然環境を活かして民家が点在しているので、思った以上に旅情を満喫できる。
自分はここのライトアップには行ったことはないけれども、陽が稜線に消える夕暮れ時は旅先の寂寥感にも似て、とにかく旅に出た気分を味わいたいという人にもおすすめ。
www.nihonminkaen.jp/event/light-up
写真は同日発行の切手。東海道五十三次・由井を背景に、新ダイヤで登場した特急つばめを描く。
写真は同日発行の切手。東海道五十三次・由井を背景に、新ダイヤで登場した特急つばめを描く。
榛名山の噴火による火砕流の下から見つかったもので、現場は火口から8.5km。甲を着たままの状態で発見されたのは全国初で、このほかに成人女性、幼児などが被災した状態で見つかった。
写真は「発掘された日本列島展 2018年」で展示されたレプリカ。
榛名山の噴火による火砕流の下から見つかったもので、現場は火口から8.5km。甲を着たままの状態で発見されたのは全国初で、このほかに成人女性、幼児などが被災した状態で見つかった。
写真は「発掘された日本列島展 2018年」で展示されたレプリカ。
XでアナウンスしようとしたらXも死んでいたので、Blueskyのみなさまだけにお知らせします。
XでアナウンスしようとしたらXも死んでいたので、Blueskyのみなさまだけにお知らせします。
「トレーニング体育館」の看板が、2文字壊れたからだという。
写真は北大総合博物館のアインシュタインドーム。アインシュタインと直接関係はないそうだ。
仏ポツダムのアインシュタイン塔(一般相対性理論を検証するため建設)を想起させるため、こう呼ばれたのでは、と北大理学部広報誌は書いている。
「トレーニング体育館」の看板が、2文字壊れたからだという。
写真は北大総合博物館のアインシュタインドーム。アインシュタインと直接関係はないそうだ。
仏ポツダムのアインシュタイン塔(一般相対性理論を検証するため建設)を想起させるため、こう呼ばれたのでは、と北大理学部広報誌は書いている。
写真は北大総合博物館のアインシュタインドーム。アインシュタインと直接関係はないそうだ。
仏ポツダムのアインシュタイン塔(一般相対性理論を検証するため建設)を想起させるため、こう呼ばれたのでは、と北大理学部広報誌は書いている。
この日が甲子(きのえね)の日だったので『甲子夜話』と名付けられたこの随筆は、以後20年、278巻にわたって書き進められ、自らの見聞きした森羅万象あらゆるものを「書物」というストレージにアウトプットした。
その内容は、将軍や大名から市井の人に至るまでの逸話や人物評、異国船の来航や浅間山の噴火など政治社会の事件、さらに珍しい土地へ旅した人の話、盗賊の手口、幽霊や人魚の目撃談、その時々に流行った俗謡や川柳などなど多岐にわたり、平凡社の東洋文庫版で全20巻に及ぶ。
この日が甲子(きのえね)の日だったので『甲子夜話』と名付けられたこの随筆は、以後20年、278巻にわたって書き進められ、自らの見聞きした森羅万象あらゆるものを「書物」というストレージにアウトプットした。
その内容は、将軍や大名から市井の人に至るまでの逸話や人物評、異国船の来航や浅間山の噴火など政治社会の事件、さらに珍しい土地へ旅した人の話、盗賊の手口、幽霊や人魚の目撃談、その時々に流行った俗謡や川柳などなど多岐にわたり、平凡社の東洋文庫版で全20巻に及ぶ。
人間と友達になりたい赤鬼のために悪役を買い、村を去っていった青鬼がその後どうなったか、気がかりだった子どもも少なくないと思われるが、先年、うどん県で余生を送っていることが判明した。
〈香川県に立ち寄った青鬼が讃岐の/人々の温かい心に感謝してこの地に住み着いた〉という。
www.my-kagawa.jp/aooni/featur...
人間と友達になりたい赤鬼のために悪役を買い、村を去っていった青鬼がその後どうなったか、気がかりだった子どもも少なくないと思われるが、先年、うどん県で余生を送っていることが判明した。
〈香川県に立ち寄った青鬼が讃岐の/人々の温かい心に感謝してこの地に住み着いた〉という。
www.my-kagawa.jp/aooni/featur...
「同館は寄せられた意見の件数などは明らかにしていないが、『真摯(しんし)に受け止め、誠実に対応していきたいと考えており、近日中に当館より情報発表をさせていただく』としている」
mainichi.jp/articles/202...
大元の「東京国立博物館2038ビジョン」策定に関する会議体の存在や議事録等、館のサイトや上位機関で公開された形跡がないので、いずれにしても今後の「情報発表」での詳細な経緯説明待ちですね(館長ブログはいろいろな意味で参考になる)。
「同館は寄せられた意見の件数などは明らかにしていないが、『真摯(しんし)に受け止め、誠実に対応していきたいと考えており、近日中に当館より情報発表をさせていただく』としている」
mainichi.jp/articles/202...
大元の「東京国立博物館2038ビジョン」策定に関する会議体の存在や議事録等、館のサイトや上位機関で公開された形跡がないので、いずれにしても今後の「情報発表」での詳細な経緯説明待ちですね(館長ブログはいろいろな意味で参考になる)。