Morris Woods
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Morris Woods
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第二次大戦で四肢を失ったソヴィエト兵が「サモワール(給茶機)」の蔑称で差別され、政府からも不満分子として冷たく扱われた話がアントニー・ビーヴァーの著書にあったな。

経済的な余裕がない、というのもあるが、文化的にもロシア社会の帰還兵への冷たい扱いはそんなに改善しない気がする。
プーチン氏が恐れる帰還兵 「エリート」扱い就職支援、批判封じ込め
www.nikkei.com/article/DGXZQO...

旧ソ連が1979〜89年にアフガニスタンを侵攻したときは、帰還兵が社会から「のけ者」扱いされました。

批判の矛先は体制に向かい、旧ソ連が崩壊する一因に。

プーチン氏は9月に「70万人以上が前線にいる」と述べており、ウクライナからの帰国「予備軍」は大量です。
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兵隊は適切なケアをしないと戦地から社会に復帰できないし、お上が命令したからと言って社会が受け入れてくれるわけでもない
プーチン氏が恐れる帰還兵 「エリート」扱い就職支援、批判封じ込め
www.nikkei.com/article/DGXZQO...

旧ソ連が1979〜89年にアフガニスタンを侵攻したときは、帰還兵が社会から「のけ者」扱いされました。

批判の矛先は体制に向かい、旧ソ連が崩壊する一因に。

プーチン氏は9月に「70万人以上が前線にいる」と述べており、ウクライナからの帰国「予備軍」は大量です。
連載続いて欲しいので応援していきましょう!デビュー作の読み切り時に比べると画力の上がり方もすごいな、と思いました。
女の子が実は有名ハガキ職人、という設定は佐藤多佳子氏の小説、「明るい夜に出かけて」と同じだし、作者がかなり影響を受けてそう。
会場限定発売の「94」から「ビヨンド」までのVHSシリーズ4作品の解説・製作インタビューが載ったパンフレットが凄い内容が充実してて、どちらかというとこっちに満足。
「V/H/S/99」観て来た。最初の短編「Shredding」を始め、「1999年っぽさ」がしっかりある作品が多かったのは好き。

ただ、どの作品も怪異パートまでの時間が長く、20分の短編のうち、15分くらいは日常パート的なものを見せられ、最後にようやく怪異が出てくる感じの作品が多かったので、最近観た同シリーズの「~ビヨンド」「~94」と比べると退屈してしまった。
チャップマン、女性関係はだらしないし、犯罪歴は一杯だし、暇になるとメンタルが不安定になるし、と色々と人間的な問題は多いのだが、ひとたび任務を与えられると120点の成果をあげてくるあたり、天性のスパイだったのだろうなぁと思う。

題名は「ナチが愛した~」とあるが、チャップマンはドイツのスパイとしては、反ナチス的な職員の多いアプヴァーア所属で、どちらかというとナチスからはあまり良く思われていなかったようなので、タイトルは間違っているんじゃないかな、という気はする。
ベン・マッキンタイアー 「ナチが愛した二重スパイ」読んだ。収監されていた刑務所のある島がドイツに占領され、成り行きからドイツのスパイとなったイギリス人の元犯罪者・チャップマンの、ドイツを裏切りイギリスのために行った二重スパイ活動についての実録。

MI-5が元マジシャンの手を借り、チャップマンがイギリス国内でドイツのために破壊工作をしているように偽装する工作など、映画や小説みたいなエピソードが面白い。
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お金がたくさんあったら会社やめたいけどbioでFIREとか言ってる連中には近寄りたくない
「爆弾」観て来た。取調室という閉鎖空間における佐藤二朗と山田裕貴(どちらも眼がキマってる)の演技合戦や、作中の謎解き要素は面白かった。

ただ、犯人と警察の「知能戦」的なものを期待していたのだが、登場する警察官にアホの子が何人かおり、そのアホさゆえ都合よく佐藤二朗の術中にハマっていくシーンには「そういうことじゃいないんだよなぁ。」と若干テンションが下がる部分もあり。
「もののけ姫」にハンセン病患者を登場させたことについての宮崎駿本人の講演。こういうの読むと「宮崎駿は偉いなあ」と(昔からとんでもなく偉いのだが)改めて思う。
宮崎駿監督が流した涙の意味 「もののけ姫」で描いたハンセン病との出会い
ひとりの男性との出会い、そして大切にしている場所。
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作中出てくる体を包帯で覆った人たちがハンセン病を示していると当時気づかず(宮崎駿も当時明言してなかったようだが)、後年の宮崎駿の発言などを踏まえてみると、銃の製作場の「おかしら」と呼ばれる老人の台詞の内容の重さが今になって改めて理解できた。
「もののけ姫」IMAX版観て来た。環境問題で人類の滅亡が見えて来た2025年に観ると、エンタメと環境問題への警鐘をこのレベルで両立させた作品を90年代に作る宮崎駿の凄さが改めて思い知らされる。

すさまじい映像と演出のパワーで大団円で終わったように当時感じていたが、今見てみると「人間と自然は共生できるのか」という問題については作中言及されつつも、明確な回答がないまま終わっており、宮崎駿と言えども上映時間内に結論を落とし込むことができなかったのかな、とも思える。
映画「ナイトコール」観て来た。部屋の鍵を開けるよう頼まれただけの鍵屋の青年がマフィアに追われることになってしまうクライムスリラー。風呂敷を広げすぎずストーリーがタイトにまとまっており、スピード感のある良作。

某人物の良かれと思っての行動が関係者に多大なダメージを与えすぎているのが若干気になったが…
「V/H/S ビヨンド」「V/H/S 94」を上映してくれたシネマート新宿、「V/H/S 99」は上映ないのか…。(何故か次作の「~85」の上映予定はあるのだが…)
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愚か者の身分、一番好きなシーンは綾野剛が「面倒くせえ面倒くせえ面倒くせえ」とつぶやくシーンかもしれない。あそこで全部が変わる
「愚か者の身分」SNSでほとんど感想が流れてこないのだが、個人的には邦画実写では今年暫定ナンバーワン作品なんですよ。お時間ある方は是非。
「愚か者の身分」観て来た。闇ビジネスの末端で働く若者たちが主人公だが、彼らを美化することなく、一方で彼らの状況は自己責任だ、と突き放すこともなく、その辺りの匙加減が絶妙

綾野剛が北村匠海を裏社会に引き込み、その北村匠海が林裕太を引き込み、という設定なのだが、そこから「引き込んでしまったことへの贖罪」がそれぞれの登場人物の原動力になる、というのは全体的にダークな作品の中でポジティブなメッセージを感じた。
Mr.ノーバディ2ネタバレ。ダニエル・バーンハードが悪役で出てくる。この前見た「バレリーナ」にも出演していたので、「1年に2回映画館でダニエル・バーンハードを見る」という今後の人生でないかもしれない経験をした。

(でもよく調べたら「ワイルド・スピード」とか「アトミック・ブロンド」とか結構大作映画にも出てるんだよなこの人…)
「Mr.ノーバディ2」観た。前回とほぼ同じ「ナメてたおじさんがヤバい奴で逆に犯罪組織がとんでもない目にあう」という基本構造はそのまま。続編になると作風が変わってしまう残念な作品もあるが、本作は製作側も「1作目が楽しめた奴が楽しめればOK!」と割り切ってる点は好感。

前回は工場だったが、今度は遊園地が戦場に。遊園地ならではの工夫(?)をこらしたトラップの数々には笑ってしまった。今回の敵の親玉はシャロン・ストーンなのだが、全体的に扱いがかなりあっさりしていたのが残念。
たまに聞いてたラジオ番組の常連ハガキ職人さんが数ヶ月前に若くして亡くなっていたことを今知った。(ここ半年くらい忙しくて聞けてなかった。)

下手な芸能人の訃報よりショックがでかいな。
デル・トロ監督のネトフリ映画「フランケンシュタイン」、短期間上映中なので観て来た。原作を崩して違う視点で再構築したりするのかと思ったが、細かい改変を加えつつ、基本的には原作の起承転結を丁寧になぞっていたのが意外。

人間の都合により作り出され、孤独で死ぬことすらできない怪物の悲哀にかなり重点が置かれており、ホラー的な要素はほぼゼロになっているのはデル・トロ監督の趣味性というかモンスター愛をかなり強く感じられた。
「愚か者の身分」観て来た。闇ビジネスの末端で働く若者たちが主人公だが、彼らを美化することなく、一方で彼らの状況は自己責任だ、と突き放すこともなく、その辺りの匙加減が絶妙

綾野剛が北村匠海を裏社会に引き込み、その北村匠海が林裕太を引き込み、という設定なのだが、そこから「引き込んでしまったことへの贖罪」がそれぞれの登場人物の原動力になる、というのは全体的にダークな作品の中でポジティブなメッセージを感じた。
観ていない作品の批評はすべきではないのだが、たまに映画館の予告で流れてくる「歌舞伎町はワンダーランド」「私を受け入れてくれる」みたいなこと言ってる作品の予告、トー横キッズとか売買春の市場となってしまってる大久保公園とか実際に見たことがあるので、あそこまでポジティブに歌舞伎町という場を描いてしまって良いのかな、というモヤモヤを毎回感じている。
・「何言っているか聞き取れない」という点が毎回不満として挙げられるが、音質改善と何度目かの鑑賞の相乗効果で自分は聞き取れた。初見だと思われる人たちがやはり「聞き取れない」と言っていたが、これ以上音質改善を図るとするとAIとか使わないと難しいのでは…とは思う。

・改めて観ると思ったより「プライベート・ライアン」で本作の構図をそのまま使ってるシーンが結構あった。久蔵が霧の中から帰ってくるシーンは「怒りのデスロード」。

・「前半が長い」と鑑賞後、若者が漏らしていたが、あの前半の丁寧な積み上げが後半に緊張感とリアリズムをもたらしてることに気づいて欲しいなと切に思いましたね…。