あおのあお
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あおのあお
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読書、オカルト、レトロ、洋服、音楽
面白かった~!
キリスト教が巡礼者や貧者のための宿泊施設を運営していたことは知っていたけど、それが現代のホテルや居酒屋、カフェまで連なることは意識してなかったな。
また塩対応やえこひいき、差別などを自分の見方で、断罪するのではなく、よく事情を知って、自分以外の視点を想像することは本当に大事だと思いました
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【第9話:居酒屋】ペストが明けたら遊びましょう! ~中世ヨーロッパ世界と現代文明スローライフ~|カドコミ (コミックウォーカー)
ペストが明けたら遊びましょう! ~中世ヨーロッパ世界と現代文明スローライフ~読むならカドコミ
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October 14, 2025 at 9:39 AM
「日経サイエンス2025年10月号」睡眠の思考力
睡眠中の脳は何をしているのか?眠る間に回る推論の歯車
 マウスに部屋を探索させる実験で分かってきたこととして
1 マウスの脳の前頭前野は、起きているときの経験をノンレム睡眠中に一通り列挙し思い出す
2 昼間の記憶を思い出した後、レム睡眠の中で推論を行い、経験を整理そして正解にたどり着く。人も同様にレム睡眠中に推論し、正解を得ている可能性がある
3 脳は睡眠中に答えを出し、起きた後もそれを保持している。脳が正解を知っている状態になる
4 睡眠中に海馬では明日の記憶を受け入れる準備をする(エングラム細胞集団によって)
  以下つづきます
October 11, 2025 at 1:32 AM
つづき
 それにしても当時の知識層だった聖職者たちが、星の運行に支配されるなんて嫌だ!と思ったところから近代の人間中心史観が始まると思いますが、それはやっぱり、唯一神の絶対の自由、絶対の孤独に影響されて生まれた意識なのでしょうか。うーん、気になる。
July 25, 2025 at 12:55 PM
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「ペストが明けたら遊びましょう」第8話”魔術”の感想
 中世ヨーロッパ世界のことを、まるで隣町の出来事のように描いており、この作品そのものが「魔法」のように思えます。中世の人々の心のなかはどうなっているのだろう、教会の影響力と魔術の関係は?など普段から気になっていた題材が扱われていたので、興味深く読ませていただきました。
 科学は霊的なものを物質や数字(膨大な実験データの蓄積)で語りますが、人間の感性は霊的なものを自然に見つけ出すと言うか、勝手に求めてしまう感じがありますよね。つづく
【第8話:魔術】ペストが明けたら遊びましょう! ~中世ヨーロッパ世界と現代文明スローライフ~|カドコミ (コミックウォーカー)
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July 25, 2025 at 12:54 PM
「中動態の世界」國分功一郎
医学書院のケアを開くシリーズの一冊。
能動態と受動態は我々になじみの概念だが、中動態とは何か?インド・ヨーロッパ語(主にラテン語)の源流まで遡り、ギリシア哲学時代には既に失われかけていた、その謎に迫る!
大変面白い哲学的文法冒険は読んでもらうとして、結論を言うと「自分自身に対して、自分で働きかけること」それが中動態。なんじゃそら?まあゆっくり聞いてつかあさい。
スピノザは神を内在原因と定義する。神は自分の外に原因をもたず、自らによって作用し、世界を実現している。中動態なのだ。そして人も石ころも虫も、そんな神の千変万化する一つの表れ、様態・モードとする。
つづく~
May 24, 2025 at 2:30 PM
映画「九龍城塞 トワイライトウォリアーズ」を鑑賞
 九龍(クーロン)は1993年に解体された香港の怪しいビル群。坂柱いみりの漫画に出てくるような魅力ある場所。
 その地を舞台に、黒社会の勢力争いを描くベタベタなカンフー映画。復讐の連鎖をどこで乗り越えるのか、もテーマの一つだと思うけど「憎しみを断腸の思いで手放す」ことに思いを馳せた。
 ”許す”と許せないの葛藤、拾うと捨てるの間。量子は同時に様々な状態を取るが観測によって収束するように、人も無数の状態から「今ここ」を選ぶことで収束する。広がって収まってまた広がるの繰り返し。
 選ぶことが(その人の)現実を作るのだ、なんて。
April 27, 2025 at 7:22 AM
「泉鏡花集成2」ちくま書房 種村季弘編
の感想を各話ごと書いていきます。またまた長いツリーが続きますが、お暇ならどうぞお読みください。

「貧民倶楽部」
 華族の令嬢たちが貧者を救うという名目で、寄付を募るチャリティー販売会を催す。その販売会では寄付のためと称して、釣銭を渡さなかったり、正札のない品物を高値で押し売りしていた。
 貧民宿に住み、犬を使って新聞社に記事を届ける女。世上の評判を上げるための活動を行う、華族のやんごとなき方々の裏を探るべく、その販売会に乗り込んでの大立ち回り。次の段落はネタバレ注意です!(つづく)
April 23, 2025 at 8:45 AM
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#ゲド戦記 ファンの皆さま

アーシュラ・K.ル=グウィン『火明かり ゲド戦記別冊』の書影ができました。5/29刊行です。どうぞご期待ください!☞ iwnm.jp/114632

作家の没後に公表された表題作、未邦訳短編「オドレンの娘」や、エッセイ・講演などを収めた、日本語版オリジナル編集の別冊です。全7冊美装ケースセットも同時発売。
April 9, 2025 at 2:52 AM
Reposted by あおのあお
【再版】『霊的最前線に立て! オカルト・アンダーグラウンド全史』(武田崇元・横山茂雄 著) x.gd/Xh8vw 納得の再版出来。オカルト、という語について何かを考えたい人はまず奔流のように人名と固有名詞が溢れるこの対談の場に立ち会ってみましょう。
April 8, 2025 at 8:01 AM
「沈黙の自伝的民族誌」 石原真衣

 著者は北海道に住む人。曾祖母がアイヌで自身は和人とアイヌのクォーター。明治政府によるアイヌモシリの接収から始まった植民地政策。その中で沈黙を選ばざるを得なかった家族と、自分の立ち位置が分からなくなった自分自身の歴史を自伝的民族誌として描く。

 自分に合う服ってなんだろう?アイヌや日本人、先住民や男女、そういった既存の様式を既製服に例えるのなら、著者が欲しいのは自分にしっくりくる、自分だけの誂え品だ。既製服を押し付けられても、そこからこぼれ落ちる要素が多すぎて、しっくりこない。こぼれ落ちる要素は誰にも理解されないから、沈黙の中で自らの痛みとして降り積もる。
April 5, 2025 at 9:51 AM
「ネット右派の歴史社会学」 伊藤昌亮
 500ページ。90年代から2010年代までの日本の右派について語り尽くした労作。現代日本のよくある風景が明確な姿を取って見えてくる。
 「顧みられてこなかった者たちの叫び」がこの本の主題。エリートへの反発と憧れがねじれて生まれる言論や行動。我々は左の世界市民主義と右の土着指向の間で、綱引きをしているようだ。
 個人的に慧眼だと思ったのはロボットアニメに見る戦闘サブカルチャーとナチスの親和性。興味深かったのは「血と土」のナチス神話に神智学や人智学も絡んでいるのでは、という話。神智学の人種神話はまあ、人種の優越妄想の元祖なので。ダーウィンとオカルトの結婚…
March 25, 2025 at 12:48 PM
Reposted by あおのあお
【フェア】東京・池袋、ジュンク堂書店池袋本店にて「『霊的最前線に立て!』刊行記念フェア」開催中。『霊的最前線に立て!』 x.gd/EI2ya 著者武田崇元・横山茂雄両氏のセレクトによる、なかなか普通の書店では見かけない書籍が書棚に並んでいます。よろしければ4階まで。
March 18, 2025 at 8:23 AM
「東京の生活史」岸正彦編
 1200ページ超。東京の市井の人々の断片的なインタビュー集。語り手はどこにでもいる一人一人で聞き手はその人に近しい人。
 多くの人の、人生の語りを通して東京の社会の横顔を描く試み。いろんな人がいて、それぞれの価値観や感じ方、思い、人生の出来事、自分の人生の解釈が出てくる。
 面白くて読み応えがあるのは確か。なのだけど、人間酔いする。もうしばらくは人間と接したくないな、人はお腹いっぱい、と思ってしまう。
 私自身は友達もおらず、相当に人というものを知らない(興味ない)ので、耐性がないのかもしれない。
 図書館で借りて150ページ読んで返却しよう。続きはいつかまた借りて
March 13, 2025 at 1:55 PM
週末の三冊
「日経サイエンス25年3月号」
ドリトル先生のようにAIで動物と話せそう?
ある人が別の人の頭をぐしゃっとした、という状況。それを見て話者はどのように説明文を作るか。頭をかかれた人の側に立つか、かいた人の側の視点で語るか。それとも両者を均等に扱うか。その場面を見ているとき、人は瞬時に自分の視線を動かして、誰を中心に物語を組み立てるか決める。
「目は心の窓」であり、自分の使う言語は自分の思考の道を作っている。
言語で興味深いのは、自国語しか知らない人は自分の言語について何も知らない、という話。何かの輪郭や特徴を知るには、他のものとの比較が必要だから。
自分しかいない世界は闇の宇宙だ
March 9, 2025 at 1:07 PM
「狂人たちの世界一周」ピーター・ニコルス著
 1968年に開催された無寄港単独世界一周ヨットレース。出場した9人それぞれの人物を躍動的な筆致で描く、大変に面白い本。レースの結果が分からないので、それぞれの直面する海と孤独、競争心があたかも自分ごとのように感じられ、まさに波に翻弄されるような読書体験。
 喜望峰やホーン岬の南氷洋の荒れた海、べた凪の赤道、ヨットを止めたり進めたりする操船技術。GPSの普及する以前、自動操舵技術も低かった当時の状況は、冒険と言うにふさわしい。奇しくもレース中にアポロ9号は月周回していて。
 やはり冒険者たちは自転車選手のように、頭のネジがぶっ飛んだ奴らだ!
February 24, 2025 at 11:51 AM
 「持続可能な衣服」Rethink Fashion Wasedaさんの話。端切れを文字にしたボード作りが凄く楽しかった!
 大量生産と大量消費と大量廃棄が地球に与える影響。安く劣悪な労働から生み出される衣服。私たちは何を纏い、誰の涙を笑顔へ変えられるのでしょうか。
 帝国主義と産業革命で出来上がった今の資本主義社会が問題なのはいうまでもありません。服の未来はどこへ?現在の原野にゴミとして捨てたり、焼却するのは…。
 個人的には100年前のように、生地を買ってきて必要な分を自分で縫ったり、仕立て屋にお願いするのがいいとは思います。しかし縫う時間が!高い仕立て代が!問題となる訳です。考え続けよう
February 15, 2025 at 8:58 AM
 今日から種村季弘編「泉鏡花集成」の読書感想を書いていきたい。第1巻から順番通りに始めます。
「活人形」 
 鎌倉の妖物屋敷と呼ばれる荒れた旧大名の邸宅。父と母を早くに亡くした美しい姉妹。その遺産を狙う悪人に屋敷に閉じ込められ、苦しい生活を強いられる。その屋敷には綺麗な活人形、隠し部屋など、様々な仕掛けがあった。姉と言い交わした男に助けを求められ、頬に三日月の傷を持つ探偵、倉瀬泰助が動く。母によく似た活人形の声が娘の窮地を救う。果たしてそれは亡き母の幻なのか・・・。
 リズムのある日本語の文章、昏い屋敷の雰囲気、少年探偵ものを彷彿とさせる筋立て。泉鏡花を初めて読みましたが、とても面白かった!
February 15, 2025 at 2:45 AM
沖縄NICE映画祭1日目 感想続き
16 産むということ マキタカズオミ監督
 何を殺し何が再生するか
17 まぜこぜ一座殺人事件 齋藤雄基監督
 東ちづるさんの舞台トークが冴えわたる!
この映画祭は土日も朝9時からやってます。沖縄の方はぜひ桜坂劇場へ!!
#沖縄NICE映画祭
January 31, 2025 at 2:54 PM
沖縄NICE映画祭1日目 感想続き
9 まよなかの探しもの 武田明香里監督
 飛び出す絵本は魔法のくに
10 探偵は映画をみない 渡邉高章監督
 パート2も観たい。茶店の雰囲気良き
11 トイレのかみさま 目黒貴之監督
 舞台挨拶も楽しかった。お尻あい
12 アノサ カアサン 田野聖子監督
 どんどん人になるAIと転調ラスト
13 竹とタケノコ 川上信也監督
 豊橋市推しの映画。手筒花火見たい
14 生いたつ花 宮原悠監督
 今日観た中でベスト。幼い日をここまで描けるとは
15 怒れる人形 海上ミサコ監督
 西部劇好きだけど侵略者でもあり悩ましい
つづきます
January 31, 2025 at 2:52 PM
沖縄NICE映画祭の1日目が終わりました!
朝の9時から夜の9時までの長丁場
面白かったものの感想を観た順に書きます
1 鍵 ケイウコウ監督
 錠前外しで転がる展開の妙
2 帰省 高草木倫太郎監督
 母の気持ちも分かる、娘の気持ちも分かる
3 端くれ 渡部拓人監督
 手探りで生きる3人
4 マイマイことぶき探検記1
 次回作マダー?UFOオカルト推し
5 箱庭 木竹広貫監督
 税務調査!勉強になった
6 マジメのススメ 真田大誠監督
 真面目は報われて欲しいホント
7 サバ人間 上川林太郎監督
 字幕がなくて…
8 ねこの名はたつみ 小山亮太監督
 その「猫」は勝ち確すぎてズルい
つづきます
January 31, 2025 at 2:50 PM
沖縄県立芸術大学の展覧会にて
妖精の棲む木だ と思った
光と影は双子なんだ と思った
July 13, 2024 at 8:19 AM
指先と紐とスマートフォン
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May 30, 2024 at 1:50 PM
榕樹書林さんは沖縄の出版物に強い古本屋
なんと今は2割引!!
新店舗は宜野湾市真栄原。駐車場はありません
近くのエストレージャスも好きなお店
May 18, 2024 at 5:35 AM
最近、大学院生たちからサンゴに関する研究の話を聞いた。
ところで魔術では想像力を用いて、アストラル界に神殿を建てる。
科学ではサンゴについて微に入り細を穿つ研究を行い、海の環境やその生態を読み取ろうとする。
自然の声を聴く営みを、これほど細かく構築する科学研究というものは、ほどんどアストラル界を強力な想像で作り上げる魔術師の作業と同じものなのでは?と思った次第。
March 4, 2024 at 12:44 PM