・帰れない探偵/柴崎友香
・研修生/多和田葉子
・伸子/宮本百合子
・亀たちの時間/フランチェスカ・スコッティ
・ゴースト・フォレスト/ピク・シュエン・フォン
・戦争みたいな味がする/グレイス・M・チョー
・ベオグラード日誌 増補版/山崎佳代子
(続く→)
・帰れない探偵/柴崎友香
・研修生/多和田葉子
・伸子/宮本百合子
・亀たちの時間/フランチェスカ・スコッティ
・ゴースト・フォレスト/ピク・シュエン・フォン
・戦争みたいな味がする/グレイス・M・チョー
・ベオグラード日誌 増補版/山崎佳代子
(続く→)
戦後の韓国とアメリカ(と戦中の日本)に翻弄され、必死で奮闘するも時代と社会に押し潰されてしまった、一人の女性の姿を追った、ノンフィクションです。様々な社会問題が重層を成す、非常に重厚な物語でした。
[2025/10/29 #読書 #戦争みたいな味がする #グレイスMチョー #集英社 ]
www.instagram.com/p/DR9zmkRD1Mf/
戦後の韓国とアメリカ(と戦中の日本)に翻弄され、必死で奮闘するも時代と社会に押し潰されてしまった、一人の女性の姿を追った、ノンフィクションです。様々な社会問題が重層を成す、非常に重厚な物語でした。
[2025/10/29 #読書 #戦争みたいな味がする #グレイスMチョー #集英社 ]
www.instagram.com/p/DR9zmkRD1Mf/
壮絶な時代を生き抜き、統合失調症を発症し逝った母。娘は、母の存在を取り戻すため、自身の歩みをたどるために執筆を始める。過去に束縛もし、解放もする「食」。著者が同世代であることに愕然とした。
「『オンマ』こそ、わたしの身体の奥底から出てきた慟哭だった」
壮絶な時代を生き抜き、統合失調症を発症し逝った母。娘は、母の存在を取り戻すため、自身の歩みをたどるために執筆を始める。過去に束縛もし、解放もする「食」。著者が同世代であることに愕然とした。
「『オンマ』こそ、わたしの身体の奥底から出てきた慟哭だった」
戦争、植民地主義、歪な社会構造の中で搾取され、選択した、せざるを得ない仕組みができてしまった手段で生き延びていく女性について真摯に描かれており、凄い話を読んだ…という感想しか浮かばなくなり。韓国の作品でしばしば感じられる、食事にこめられた愛情や祈りがこの本からも強く伝わる。また著者と母親の関係や統合失調症の母との向き合いについて、状況や生い立ちは異なるけれど、田舎の家父長制の中でうつ病になった自分の母親と、私たちは離れる選択をしたが、作中に綴られる感情と重なる点があり、一緒にいた頃の自分を思い出した。 #読了
戦争、植民地主義、歪な社会構造の中で搾取され、選択した、せざるを得ない仕組みができてしまった手段で生き延びていく女性について真摯に描かれており、凄い話を読んだ…という感想しか浮かばなくなり。韓国の作品でしばしば感じられる、食事にこめられた愛情や祈りがこの本からも強く伝わる。また著者と母親の関係や統合失調症の母との向き合いについて、状況や生い立ちは異なるけれど、田舎の家父長制の中でうつ病になった自分の母親と、私たちは離れる選択をしたが、作中に綴られる感情と重なる点があり、一緒にいた頃の自分を思い出した。 #読了
ご来店いただいたみなさまありがとうございました
明日は14時から21時までの営業です
ご来店お待ちしてます
#掃除婦のための手引き書
#戦争みたいな味がする
#彼女の名前は
#私のおばあちゃんへ
#ファットガールをめぐる13の物語
#テントセンブックス #香椎 #本屋
ご来店いただいたみなさまありがとうございました
明日は14時から21時までの営業です
ご来店お待ちしてます
#掃除婦のための手引き書
#戦争みたいな味がする
#彼女の名前は
#私のおばあちゃんへ
#ファットガールをめぐる13の物語
#テントセンブックス #香椎 #本屋
今週はセックスワーカーや外国人と結婚する女性への差別について『戦争みたいな味がする』とリンクしながらあれこれ考えました
アイルランド大使館で開催中の展覧会に行った話と写真も載せてます
sizu.me/hinata625141...
今週はセックスワーカーや外国人と結婚する女性への差別について『戦争みたいな味がする』とリンクしながらあれこれ考えました
アイルランド大使館で開催中の展覧会に行った話と写真も載せてます
sizu.me/hinata625141...
帝国日本に生まれ、朝鮮戦争に巻き込まれ、米軍相手の売春で糊口をしのぎ、やがてアメリカの白人しかいないような田舎街で孤独に、そして果敢にコリアンとしてサバイブした母の人生を、娘として、そして社会学者としての著者が見つめ直した記録。
ひとりの人間の中にこれほど複雑なインターセクショナリティが存在することを丁寧に可視化し、と同時に、何にもカテゴライズすることのできない母の人生への敬愛に満ちていて泣けた。
帝国日本に生まれ、朝鮮戦争に巻き込まれ、米軍相手の売春で糊口をしのぎ、やがてアメリカの白人しかいないような田舎街で孤独に、そして果敢にコリアンとしてサバイブした母の人生を、娘として、そして社会学者としての著者が見つめ直した記録。
ひとりの人間の中にこれほど複雑なインターセクショナリティが存在することを丁寧に可視化し、と同時に、何にもカテゴライズすることのできない母の人生への敬愛に満ちていて泣けた。
著者の母は保守的な韓国社会から追われるようにアメリカに来たが、アメリカでももちろん差別があった。アメリカには差別がないと信じて渡った彼女の夫の故郷は、65%がトランプに投票(2016年)するような白人中心の街でKKKの支部ができるという話があるような土地だった。
そのトランプがまた再選されてしまって、世界を滅茶苦茶にしてる現状を見て、過去の差別の話と思えない。
著者の母は保守的な韓国社会から追われるようにアメリカに来たが、アメリカでももちろん差別があった。アメリカには差別がないと信じて渡った彼女の夫の故郷は、65%がトランプに投票(2016年)するような白人中心の街でKKKの支部ができるという話があるような土地だった。
そのトランプがまた再選されてしまって、世界を滅茶苦茶にしてる現状を見て、過去の差別の話と思えない。
これから夕ご飯までソファで猫がもたれかけてくる姿勢で「戦争みたいな味がする」を読んで、夜は「ヤンキーと地元」を読み、お風呂で(山のパンセ」を読みます。
本は大体何冊か並行して読むけど、今はこの5冊かな。中には何年もチビチビ読むものもある(「山のパンセ」はそれ系(^_^;)
これから夕ご飯までソファで猫がもたれかけてくる姿勢で「戦争みたいな味がする」を読んで、夜は「ヤンキーと地元」を読み、お風呂で(山のパンセ」を読みます。
本は大体何冊か並行して読むけど、今はこの5冊かな。中には何年もチビチビ読むものもある(「山のパンセ」はそれ系(^_^;)
あんなことしたやつも人間味があるんですよ、をやるにはポジがヒ⚪︎ラーすぎるのがこわい...
あんなことしたやつも人間味があるんですよ、をやるにはポジがヒ⚪︎ラーすぎるのがこわい...
いたふし「でも死なせたくありません 私情です」
同じ作者の味がするッ!!!!!!!!!!!!!!
いたふし「でも死なせたくありません 私情です」
同じ作者の味がするッ!!!!!!!!!!!!!!