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木内俊彦 @dsdsA(持続空間建築研究所/design studio for duration, space, and Architecture)建築と空間と経験について考えています。『物と経験のあいだ—カルロ・スカルパの建築空間から』(みすず書房)の内容紹介(宣伝)をしばらくしています。
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『物と経験のあいだ—カルロ・スカルパの建築空間から』(みすず書房)
www.msz.co.jp/book/detail/...

カルロ・スカルパ(1906-78)の作品を手がかりに、空間の魅力と危険性についてあらためて考えます。

あたりまえの「空間」を見直すには、歴史をある程度知ることが有効です。むしろ、歴史とセットで捉えなければ「常識」を疑うことは難しい、と思います。

定価7,480円(税込)とたいへん高価ですが、見方を変えると、スカルパ建築、建築史、空間論史という3冊分の概要を1冊で押さえられるおいしい本、かもしれません。
(5)の考察を踏まえると、著者(小川氏)は「小説」という言葉をほとんど「面白いもの」と同義に用いていることに気がつく。そこで、引用文(書き換え文)を読まれる際には、「□□」に「面白いもの」を入れて読まれることをおすすめしたい(トンチンカンな文になってしまうところもあるが、それも面白がってほしい)。 このことが意味するのは、この本は結局、「世界を面白くする方法」について書かれているということである。
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というような追記をしました。『物と経験のあいだ』(みすず書房、2024)も同じ趣旨だと言いたいので、覗いてみてもらえると幸いです。
January 5, 2026 at 11:17 AM
小説に限らない芸術論あるいは創作論として面白いと思い、やってみました。(1)から(5)まで続きます。

最初はそのつもりはなかったのですが、最終的に『物と経験のあいだ』(みすず書房、2024)で述べている建築の「面白さ」につながると考えました。言うほど強引ではないと思うので、ご覧いただけると幸いです。

note.com/dsdsa/n/n4d1...
『言語化するための小説思考』から「小説」を抜いてみる(1)—まえがき〜4章|dsdsA/木内俊彦
小川哲著『言語化するための小説思考』(講談社、2025 以下『小説思考』)を読んだ。とても面白かった。 この本は、基本的に「小説」の書き方に関するものだが、芸術論または創作論として興味深いと思った(領域横断的な思考、「コミュニケーション」や「偶然」といった視点が現代的だと感じた)。そこでここでは、『小説思考』から「小説」を抜いた引用文集をつくってみたい。具体的には「小説」という言葉を「□□」に書...
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January 4, 2026 at 12:12 PM
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みすず書房さんのポストでアトゥール・ガワンデ著『死すべき定め 死にゆく人に何ができるか』(原井宏明訳)が紹介されていましたが、これは本当にお勧めです。読むのと読まないのとでは人生が変わるくらいの名著だとぼくは思っています。
もう更新しなくなってだいぶ経ちますが、以前にnoteで紹介していたのでよろしければぜひ。
Books, Life, Diversity #16|Takehiko Yoshida
どのみち病気で今月には亡くなるだろう誰かが通院する途中で轢き逃げされて亡くなったとして、今月の死者の総数としては変わらないのだから構わない、とはなりませんよね。そしてそういった目に遭いやすいのは、身体的、社会的に弱い立場の人である可能性が高いでしょう。データは社会から切り離して考えることはできないという単純な事実は、客観性を否定するためのものではなく、創造性や想像力の必要性を訴えるためのものです。...
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December 24, 2025 at 4:08 PM
『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』(みすず書房、2024)はベルクソンの影響を受けていますが、本では触れられませんでした。 今回、平井靖史著『世界は時間でできている——ベルクソン時間哲学入門』(青土社、2022)に感銘を受けた勢いで、時間と空間の関係と、それが現代に活かされる可能性について考えました。 目次(リンクまとめ)からご覧いただけると幸いです。
note.com/dsdsa/n/n405...
ベルクソンと空間論|目次|dsdsA/木内俊彦
-- 拙著『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』(みすず書房、2024)は、当初からベルクソンの影響を受けていると思っていましたが、関係を明確に示すことができなかったため、本のなかでは触れませんでした。今回、平井靖史著『世界は時間でできている——ベルクソン時間哲学入門』(青土社、2022)に感銘を受けた勢いで、ベルクソンの時間哲学と建築空間論の関連性とともに、ベルクソンの「自由」を...
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December 3, 2025 at 1:10 PM
今日の川(横浜市)
December 3, 2025 at 7:45 AM
平井靖史著『世界は時間でできている』(青土社、2022)と拙著『物と経験のあいだ』(みすず書房、2024)の接続。最終回。
メモのつもりで書き始めましたが、自分の予想の5倍くらいに話が広がってしまいました。ありがとうございました。

ベルクソンと空間論(4)時間の自由、空間の出会い 4/4
note.com/dsdsa/n/n9e0...
自由のハードルを下げる必要性/「強い自由」と「弱い自由」/身体を疎外する現代社会の傾向/「弱い自由」を感じる方法/「時間の空間化」と「空間の時間化」
ベルクソンと空間論(4)-4[最終回]|時間の自由、空間の出会い 4/4 |dsdsA/木内俊彦
自由のハードルを下げる必要性 ここまで見てきたように、ベルクソンの考える「自由」は、「選択肢が多い」ことや「何でもいい」ことではなく、重大な局面において「どうするべきか?」「本当にこれでいいのか?」といった「問い」を発することから全人格(全記憶)に及ぶほどの強い拡張記憶が作動し、そこで行われるさまざまなすり合わせ(躊躇や熟慮)の結果として生じるもの、いわば「妥協せずやりきった感」あるいは「自分で...
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December 2, 2025 at 5:39 AM
平井靖史著『世界は時間でできている』(青土社、2022)と拙著『物と経験のあいだ』(みすず書房、2024)の接続。現代の「不自由」に対抗するために。

ベルクソンと空間論(4)時間の自由、空間の出会い 3/4
note.com/dsdsa/n/n950...
〈2〉空間論から見た「不自由」/空間のストレス/「計測の空間」と「等質空間」の発明/なぜ等質性が自由を損なうのか/私たちはなぜ画面を好むのか/四重の「防壁」:計測X等質X画面X機械
ベルクソンと空間論(4)-3|時間の自由、空間の出会い 3/4 |dsdsA/木内俊彦
〈2〉 空間論から見た「不自由」 私は、「自由」は、それを理解できる限られた人だけが行えばよいことではなく、多くの人が感得し、実践できることが望ましいと考える。それは倫理的な理由からではなく、そうでなければ社会が「不自由」になると思うからである。 ベルクソンは「意味をはきちがえられた教育、すなわち判断よりも記憶に訴える教育が原因で〔…〕多くのひとはこのように生き、真の自由を知ることなく死ぬ」(...
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December 2, 2025 at 5:30 AM
平井靖史著『世界は時間でできている』(青土社、2022)と拙著『物と経験のあいだ』(みすず書房、2024)の接続。しかし、そもそも時間論と空間論の接続になんの意味があるのか? 最後に考えます。

ベルクソンと空間論(4)時間の自由、空間の出会い

1/4 note.com/dsdsa/n/n71a...
時間哲学と建築空間論は接続されたか?/現代にどう活かされるか?/〈1〉 時間論から見た「自由」/ベルクソンが考える自由

2/4 note.com/dsdsa/n/nd38...
強い拡張記憶の作動/自由のハードルと、自由にとっての脅威/自由を受け入れるのは誰か?
ベルクソンと空間論(4)-1|時間の自由、空間の出会い 1/4|dsdsA/木内俊彦
時間哲学と建築空間論は接続されたか? 「(0)はじめに」で述べたように、拙著『物と経験』は、当初よりベルクソン哲学の影響を受けていると思ってはいたが、詳細に考えていなかった(考えられなかった)ので、本ではそのことに触れていない。今回『世界は時間で』に衝撃を受けた勢いで思い切って書いた結果、筆者としては想像以上の対応関係があったと思っている。そこで、ひとまずここで、ベルクソン時間哲学と建築空間論は...
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November 30, 2025 at 12:33 PM
主題歌がベト7の2楽章というのも効いた。確かにベートーヴェンの曲は、これでもかというほど落とされて、でも最後には、、という
November 27, 2025 at 8:00 AM
映画で堪えられなかったのはニューシネマパラダイス以来かもしれない(実は腺が緩いがいつも堪える)。
しかも同じパターンでやられるとは

rakkanooukoku4k.jp
映画『落下の王国 4Kデジタルリマスター』公式サイト
11月21日(金)公開『落下の王国 4Kデジタルリマスター』公式サイト。17年の時を超えてスクリーンに蘇る、目も眩むほどに美しい圧巻の<映像詩>的アート体験
rakkanooukoku4k.jp
November 26, 2025 at 11:30 AM
平井靖史著『世界は時間でできている——ベルクソン時間哲学入門』(青土社、2022)と拙著『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』(みすず書房、2024)を思い切って接続しました。

ベルクソンと空間論(3)空間について 5/5
note.com/dsdsa/n/n806...
「まわり」「なか」「むこう」のあいだの変移/《穴》— 体験者の移動にともなって「むこう」が変わる/《群》—「類似」の定義によって変移が生じる/図式と変移の一体化(仮説)/やはり、それは既に起こったと共に、まだ終わっていない
ベルクソンと空間論(3)-5|空間について 5/5|dsdsA/木内俊彦
「まわり」 「なか」 「むこう」 のあいだの変移 前の記事で示した「3つの空間図式」——「まわり(放射空間)」「なか(包囲空間)」「むこう(開口空間)」—— とは、一言で言えば、物の見え方(見方)によって捉えられる空間が変わるしくみである。このしくみを利用すると、同じ物によって示される空間、あるいは同じ場所に捉えられる空間が、「まわり」「なか」「むこう」のあいだで移り変わる(「同じ」ものが「異な...
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November 24, 2025 at 5:17 AM
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November 24, 2025 at 1:20 AM
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November 7, 2025 at 11:40 AM
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Niles Spencer, Near Washington Square, c. 1928
https://botfrens.com/collections/14377/contents/1135960
November 21, 2025 at 12:19 AM
ベルクソンと空間論(3)空間について 4/5

『物と経験のあいだ』で述べた空間のしくみ/建築空間の定義/3つの空間図式 —「まわり」・「なか」・「むこう」/「こんな単純なわけがない」/なぜ「むこう」がセットになるのか?/同じものが異なるものになる

平井靖史著『世界は時間でできている——ベルクソン時間哲学入門』(青土社、2022)と拙著『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』(みすず書房、2024)を思い切って接続します。

少し具体的に想像しながら読んでいただけると幸いです。

note.com/dsdsa/n/n8a7...
ベルクソンと空間論(3)-4|空間について 4/5|dsdsA/木内俊彦
『物と経験のあいだ』で述べた空間のしくみ ここからは、拙著『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』(みすず書房、2024 以下『物と経験』)で述べた空間のしくみを示しながら、『世界は時間で』から学んだ(つもりの)ベルクソン時間論との対応可能性について考えていく。 建築空間の定義 まず、『物と経験』では建築空間を次のように定義している。(『物と経験』p.37)   建築物(A)...
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November 16, 2025 at 12:52 PM
平井靖史著『世界は時間でできている——ベルクソン時間哲学入門』(青土社、2022)と拙著『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』(みすず書房、2024)を思い切って接続します。

ベルクソンと空間論(3)空間について 3/5
運動記憶と拡張記憶の「掛け合わせ」/記憶の掛け合わせが見られる建築空間とは?/傑作は主観か?客観か?/体験の「問い」 と 計測の「答え」

建築の話であるにもかかわらず抽象的でわかりにくいと思われるかもしれませんが、具体的な話に入る前にいったん接点を押さえたいと考えました。

note.com/dsdsa/n/n83a...
ベルクソンと空間論(3)-3|空間について 3/5|dsdsA/木内俊彦
運動記憶と拡張記憶の「掛け合わせ」 前の記事で、空間は生物の可能的行動(できること)によって定義されている(だから生物ごとに違う)という説を紹介した。生物の可能的行動は、運動記憶(反復によって形づくられる無意識の記憶)がベースとなっているので、「空間は運動記憶によってつくられる」とまずは言うことができる。その空間は、「範囲」と「対象(要素)」に加えて、「距離」と「類似」が生物自身によって定義され...
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November 9, 2025 at 10:24 AM
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November 8, 2025 at 5:03 AM
平井靖史著『世界は時間でできている——ベルクソン時間哲学入門』(青土社、2022)と拙著『物と経験のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』(みすず書房、2024)を思い切って接続します。2記事を公開しました。

ベルクソンと空間論(3)空間について

1/5 もう一つの記憶:運動記憶/遠隔知覚による空間の開かれ/「どこまでも広がる空間」は既にあったか? ほか
note.com/dsdsa/n/n585...

2/5 生物が空間を定義する/「距離」と「類似」が定義されるとは?/眼の誕生によって起こった大転換/建築空間の可能性 ほか
note.com/dsdsa/n/n678...
ベルクソンと空間論(3)-1|空間について 1/5|dsdsA/木内俊彦
この(3)では、ベルクソン哲学と建築空間論の接続を試みる(5回を予定)。まず、『世界は時間で』で説明されているベルクソン哲学における「空間」の位置づけを私なりにまとめ、その後に、拙著『物と空間のあいだ——カルロ・スカルパの建築空間から』で述べている建築空間の特徴との対応について考えたい。 もう一つの記憶 : 運動記憶 『世界は時間で』では、主に「第5章 空間を書き換える——折り畳まれた時間」...
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November 3, 2025 at 9:39 AM
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Peasant Woman Binding Sheaves after Millet - 1889
https://botfrens.com/collections/46/contents/14614
October 23, 2025 at 12:29 AM
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【重版出来】ケイレブ・エヴェレット『数の発明』人類が数を数えられるのは生得的な感覚なのか? 考古学、言語学、認知科学、生物学、神経科学に散らばる手がかりを横断し、数の発明の経緯を探る。
www.msz.co.jp/book/detail/...
October 10, 2025 at 4:46 AM
絵は、必ずしもこのように置かれるわけではないだろうけれど、コンクリートの壁と連続しているような質感が、いつも気になります。視覚と触覚のあいだに働きかけてくるような
October 21, 2025 at 5:09 AM
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October 20, 2025 at 5:34 PM
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October 20, 2025 at 9:21 PM
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フルハウスが移住促進協力店になっているので(チラシを置いているだけですが)、今年も届いたアンケートに答えました。

「移住者が増えることは嬉しいですか? それは、なぜですか?」

「移住者や来訪者がもっと増えるために、やってみたいこと、してほしいことは?」

「おすすめの地域のスポットや行事は?」

「あなたにとって復興とは?」

大仰なことは書けないので(考えても思いつかない)ささいで、ささやかな思いを書いて返信しました。
October 20, 2025 at 3:26 PM
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October 19, 2025 at 10:12 AM