marie
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@marie1205.bsky.social
ピアノ(アンデルシェフスキ、ツィメルマン 、アンスネス 、藤田真央)/ヴィオラ(アミハイ・グロス)/ヴァイオリン(FPZ)/バレエ(アレクサンドル・リアブコ)/歌舞伎(七之助)/近現代美術/現代アート(ホー・ツーニェン)/Fujifilm(3台)/京極夏彦
Kバレエ・オプト、森山開次の「踊る。遠野物語」へ。
特攻隊員の青年は神隠しにあった少年Kに導かれながら許嫁への思いを抱えながら遠野を彷徨う。
青年と許嫁はバレエ、遠野の異形は舞踏と森山さん、少年Kは歌舞伎。
遠野物語(青森とかも)って、日常のごく近くに異界や死があるというイメージなんですが、異界を異界としてスパーンと分けちゃってるなぁと。舞踏手の皆さんは本当に素晴らしかったですが、ザ・物理!って感じで怪異が現れるので、青年の地獄巡りか百鬼夜行遭遇記に。
生と死のはざまの世界観を一番感じさせたのは尾上眞秀くん。大人ダンサーたちをものともしない抜群の存在感で、ばちっと舞台を締めていました。
December 28, 2025 at 9:05 AM
先日府中市美術館で猫の展覧会を見てからコレクション展示を見ていたら、岸田劉生の《静物(土瓶とシュスの布と林檎五個)》があって、えええ??と。個人蔵だったはずですが、え、これ買ったの?買えるの?(高くね?)いや寄贈か?どこの奇特な人?とぐるぐる。府中市の議案がウェブに出てましたが、どうやら買ったようですね。これ、図版でしか見たことなくて、図版で見ても面白いというかやりすぎ感漂っている感じでしたが、実物は(も)迫力があります(そりゃおくこえますね)。

2025.9.20-12.7
25年目の名品選
府中市美術館

www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenranka...
December 2, 2025 at 4:21 PM
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府中市美術館にて「フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫」を鑑賞。ざっくり言うと、往時の神絵師の手による愛猫の活写。企画の意図するところや、各作品の背景などを考えながら見ていくわけだけれども、描かれている猫はいずれも最高に愛らしくて自ずと湧き出る感想は ネコチャンカワイイ に収束する。この愛しきふあふあが我々人類に与える文化的影響力の強さを改めて感じた🐾
October 19, 2025 at 3:16 PM
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府中市美術館「フジタからはじまる猫の絵画展」
かわいおもしろためになった。藤田嗣治の猫がかわいいね〜ってだけじゃなく、彼が猫を描いたことに、美術史上どんな意味があるのか一緒に考えさせるような展示だった。あと、タイトルは「フジタ」だけど、プロローグとしての菱田春草や後輩の猪熊弦一郎の作品の存在感も大きく、盛りだくさん。木村荘八の猫の絵も、あ、この人こんなユーモアのある絵描くんだと発見。
府中市美術館はいつも学芸員が真摯に頭をひねった跡の見える企画で、応援したくなる。今回は物販の充実も危険。
November 2, 2025 at 3:37 PM
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府中市美術館
『フジタからはじまる猫の絵画史 藤田嗣治と洋画家たちの猫』

西洋の伝統上、動物をテーマに据える、ましてや猫そのものの可愛さをポイントとする絵画は存在しなかったという視点から
西洋画の中に猫を主たるモティーフとして登場させたのは藤田嗣治からだというコンセプトに基づいて展開
フジタ以外の西洋画、日本画の中で猫が登場する作品も多数

朝倉文夫の造る関節と筋肉の靭やかさ
ピエールボナールの描く俊敏さ
スタンランの描く造形美
猫は好きでないと公言してた菱田春草ですら描いてる折りたたまれた関節の多さ
これら全てと別次元にある藤田嗣治の描く猫の不思議
November 9, 2025 at 8:26 AM
府中市美術館、そこそこ行きづらいので迷っていましたが、えいやっと。お客さん、かなり入っていました。
藤田の猫をたっぷり見られてホクホク。東京国立近代美術館の《五人の裸婦》も。そういえば、猫いたね。藤田の乳白色の下地のまったりしっとり滑らかで美しいこと…!
ポスターの《猫の教室》は、擬人化が巧みで洋服なども凝っている。オムツをした猫が床に転がっていて可愛い。
藤田以外の猫作品も充実。菱田春草の猫も(永青文庫の有名な黒猫ではないけれど、可愛い黒猫)。猪熊弦一郎の猫も、スケッチ的なものから抽象的な表現まで色々。

フジタからはじまる猫の絵画史
藤田嗣治と洋画家たちの猫
2025.9.20– 12.7
November 29, 2025 at 1:53 PM
安元亮祐新作展「猫の中の街」
2025.11.19(水) – 29(土) 
不忍画廊

日本橋室町の不忍画廊にて。色々な猫がいて、猫好きさんいらっしゃい、な展示。
絵画だけではなく立体作品もあって、ヴァラエティ豊か。可愛らしいだけでなく、絵画はマティエールがそれぞれ面白く、物質感も魅力的。鎧を着た猫、とか発想も楽しい。表情もちょっと人間っぽかったりして良い味わい。
November 27, 2025 at 8:33 AM
久々に三井記念美術館へ。円山応挙展。典型的な応挙(虎と幽霊と子犬)しか知らなかったので、個展の形で色々見られて良かったです。
今回、新発見の応挙と若冲の合作屏風が目玉の一つでした(以前大阪で展示していましたが、東京では初公開)。二曲一双屏風の左隻を若冲、右隻を応挙が担当した作品で、見比べると描写の違いが顕著で面白いです。というか、若冲は鶏の尾っぽのうねっとした描写だけで、あ、若冲、と分かる。若冲と並べると、応挙、本当にかっちりしてるなと思います。
写真は全て応挙の(カワイイ)虎。虎の毛皮をスケッチ的に描いた屏風も出ていたので、ある程度虎を参照していたんでしょうけれど、どうにも猫みが強いです。
November 24, 2025 at 4:39 PM
髙田 安規子・政子 Perspectives この世界の捉え方
2025.8.26-12.7
資生堂ギャラリー

宇宙、重力、地質、光学など科学にまつわるテーマ、モティーフと、細やかな手仕事が無理なく共存しています。見る際に理系の知識があると楽しいかも、とは思いますが、ヴィジュアル的にとても綺麗なので、文理関係なく楽しめると思います。
本を積み重ねて地層に見立てたインスタレーション《Strata》が秀逸。地層とは、大地の歴史、記録(記憶)。積まれた本は人類の知や記憶が長い年月をかけて累積していく様を可視化しているようにも見えます。
全体、物の置き方のセンスが良く、詩的な印象のある展示です。
November 11, 2025 at 1:01 PM
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After a decades-long wait for a Japan premiere of the multilayered “Mishima: A Life in Four Chapters,” tickets for Tokyo International Film Festival’s buzziest feature sold out in under 15 minutes. 👉 ebx.sh/4frJqN
November 7, 2025 at 11:56 AM
「アール・デコとモード」、ゴージャスで楽しかった。
1925年の通称アール・デコ博覧会関係の資料もあって、お勉強的にも◎。
国内の美術館、個人からの借用がほとんどかな?国内メインでこれだけ華やかに仕立てられるんだ、という驚きも。たとえば、指輪は国立西洋美術館の橋本コレクションから。
アール・デコの服飾は今でも着られそうなものが多くて、現代の眼から見てそうかけ離れた感じがしないデザインのものが多いのも楽しい点。シャネルとか普通に欲しくなってしまう。

アール・デコとモード
京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に
2025年10月11日- 2026年1月25日
三菱一号館美術館
November 3, 2025 at 4:53 PM
鈴木のぞみ 「Slow Glass — The Mirror, the Window, and the Door」
2025年10月3日–10月26日
ポーラミュージアムアネックス
鈴木のぞみさん、以前見たポーラ美術館の展示「The Mirror, the Window, and the Telescope」が秀逸でした。
テーマは視覚と記憶。
今回も近いテーマで、窓や鏡、扉のガラス面に、物に宿る記憶として、そこから撮ったイメージを写真の技法で焼き付けています。誰かが窓から、鏡で見たものの記憶を、窓や鏡を通して、時間を超えて眺める。ノスタルジックで、時間軸が歪むような不思議な感覚があります。
October 7, 2025 at 5:04 AM
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Last week, violinist Christian Tetzlaff and pianist Leif Ove Andsnes performed to a sold-out Wigmore Hall 🎶

With a programme of works by Brahms, Donghoon Shin, Mozart and Ravel, the concert was live streamed and you can watch it on our website 🥳

📺 www.wigmore-hall.org.uk/whats-on/202509171930
September 30, 2025 at 2:02 PM
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絢子さんのジゼルは本当に素晴らしかった…夢みたいで別次元行ってしまった…と感じられた寂しいとすら思ったほど。イギリス公演もありましたし、今回は期待できるかな。投票しましょう!
Dance Europe 2025年のダンサー・オブ・ザ・イヤーに新国立劇場バレエ団の小野絢子さんがノミネートされています✨️
新国立劇場からも出てるかな?

youtube.com/watch?v=KZFK...
Dancers of the Year 2025
YouTube video by Dance Europe
youtube.com
September 27, 2025 at 1:31 AM
国際芸術祭あいち2025(-11/30)、愛知芸文センター 。大小島真木の、ヒト、動物、植物が融合した、異形にも見える陶の彫刻が小さいながら目を惹きました。豊穣の象徴に見えるものもあれば、死して朽ちているようにも見えるものも。農耕や土、食にまつわるテキストを組み合わせていて、生と死、食物連鎖による循環を連想させるインスタレーションになっていました。
ちょうどKAAT神奈川芸術劇場の個展がはじまったところで、名古屋から戻ってすぐ行ってしまった…。
September 25, 2025 at 3:42 AM
あいち2025で圧倒的な存在感を放つジョン・アコムフラ。ガーナ出身ロンドン拠点、去年のヴェネツィアビエンナーレ英国館代表。英国館、まじ凄かったんですよ。何がってモニターの数。水を媒体に移民やディアスポラ、植民地支配の記憶や物語を紡ぐというコンセプトで、何しろ大英帝国なので語ることが山ほどある。建物の外にモニター、中にもモニター、ひたすらモニター。映像のトータル時間、いったいどんだけあったんだろ?
昨今の芸術祭では植民地主義や帝国主義の振り返りや反省がトレンド、というかマストですが、イギリスは特大反省会でしたね。この辺、(元)大国ですが何か?というドヤ感もとい矜持を大いに感じました(褒めてる)。
September 23, 2025 at 2:55 PM
国際芸術祭あいち2025、愛知芸文センターで一二を争う感じで好みだったのが、是垣さくらさんの愛知と鯨の関わりをテーマにしたインスタレーション。がっちりリサーチベースながら、ビジュアル的な魅力があり、特に刺繍が良い味わいを醸し出しています。
捕鯨船が南極海から鯨肉を塩漬けにして持ち帰っていた戦後の食糧難の時代には、常滑では、鯨の脂と血に染まった塩を土管向けの安価な釉薬として用いていたそう。名古屋港に漂着したマッコウクジラの骨、土管、骨を模した塩の陶作品等を組み合わせて、鯨の全身骨格を表現しています。その上に吊られた布に刺繍された鯨と合わせて、剛柔のバランスが良い展示。
September 23, 2025 at 1:22 PM
国際芸術祭あいち2025、瀬戸の街中展示。冨安由真さんの展示はかつての八百屋の建物にて。外側は鏡張り。安定の異世界ぶりを発揮していて、本当に素晴らしい。砂キラと呼ばれる、瀬戸の鉱山で珪砂を精製する過程で寄り分けられた不純物を使用し、瀬戸の磁器土で作った花も散りばめていて、瀬戸ならではの展示を展開。「灰と薔薇のあいまに」という芸術祭全体のコンセプトに見事に応答し、生と死(どちらかといえば灰に寄っている)、色彩とモノクローム、リアルと虚構、虚像の間を行き来する。イメージが循環し、入れ子構造になっているのもちょっとゾクっとする仕掛けで、冨安さんらしい。
September 23, 2025 at 10:53 AM
国際芸術祭あいち2025、瀬戸の街中展示も楽しかったです。旧日本鉱泉、2021年に閉業した銭湯を舞台に展開した佐々木類さんのインスタレーションがインパクト大。瀬戸に通って、地元の人たちと採取した季節ごとの植物をガラスに封じ込めて、上から吊り下げて展示。薄暗い浴室に浮かび上がる植物たちが何とも幻想的で、思わずため息が出る美しさでした。石鹸もとても可愛い。本芸術祭、「灰と薔薇のあいまに」がコンセプトですが、まさに生と死のあわいを感じさせるとともに、一瞬と永遠がそこにある、そんな空間。
September 23, 2025 at 2:55 AM
2日間で国際芸術祭あいち2025へ。愛知芸文センターでは、ヴェネツィア・ビエンナーレ英国館代表、ガーナ出身、ロンドン拠点のジョン・アコムフラの3チャンネル映像インスタレーション 《目眩の海》が圧っ巻。人と海の関係を考察する作品で、人間と自然の関係だけではなく、奴隷貿易、移民等海にまつわる社会的、歴史的なテーマも含まれていて、ハードな内容でもある。残酷さもあるけれど、絶美の映像がこれでもかと迫り来る48分。驚異的な映像のクオリティで、長いけれど全然飽きません。3つのスクリーンを目が行ったり来たりでとても忙しい。ターナーやフリードリヒの絵画が参照された部分もあり、文字通り絵画的な映像美に溺れる。
September 21, 2025 at 6:16 PM
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ドイツ鉄道の定時運行率がついに56,1%に。
ドイツ鉄道トップ、ルッツがついに解任されることになった。彼は2010年から役員幹部、2017年から社長、将来を見据えずまだ大丈夫、まだ大丈夫、と国外や新しいものばかりに目を向けていたツケがいまに。
前政府が初めた修復、どの路線がどれくらいの頻度で使われるのか、貨物・旅客・時刻表の見直し、などなど抜本的な改革が必要そうだ。2036年になんとかマシになりそうという見通し。オリンピックや万博、磁気浮上式鉄道なんて言ってる場合じゃない。
#本日気になったドイツニュース
www.sueddeutsche.de/politik/bahn...
SZ-Podcast: Wie die Bahn wieder pünktlich wird
Nach der Ankündigung von Verkehrsminister Schnieder zur Entlassung von Richard Lutz steht die Deutsche Bahn vor großen Herausforderungen. Unsere SZ-Expertin erklärt notwendige Maßnahmen für pünktliche...
www.sueddeutsche.de
August 21, 2025 at 9:41 PM
August 19, 2025 at 4:24 AM
士郎正宗の世界展~『攻殻機動隊』と創造の軌跡~
2025.4.12~8.17
世田谷文学館
最終日に滑り込み。ほどほどの混雑で少し拍子抜け(もっとお客さん来ても良いような?)。
展示は原画を中心とした構成。士郎正宗、絵がうま過ぎてヤバい。編集者の方が見所として絵の上手さをあげていたけれど、生原稿を見て、うわこれは確かに上手いわ、と。建物もメカも完璧に決まっている。線が見事だしカラーも絶妙。
世界観の作り込み、細部の描き込みが尋常ではない…。一体何を食べると士郎正宗ができあがるのか?電脳世界、国際情勢、一体何をどうするとあの時代にああいう世界が描けたのか、参考図書が並んでいたけれど、とにかく謎。
August 18, 2025 at 5:01 PM
先週、パリで見た展覧会。ポンピドゥーは5年間の改修休館の直前で、コレクション展示室はクローズ。図書館スペースで開催中の写真家ヴォルフガング・ティルマンス(2025.6.13-9.22)の展覧会を見てきました。
展示室ではない空間を縦横無尽に使った展示で、あ、ここにも作品が!という驚きも。展示されている写真のプリントや形状、サイズも多彩で物量も半端無い。写真というメディアの、そして写真の展示の無限の可能性を感じる展覧会でした。

WOLFGANG TILLMANS
NOTHING COULD HAVE PREPARED US – EVERYTHING COULD HAVE PREPARED US
August 16, 2025 at 1:40 PM
エディンバラ、とても雰囲気のある、良い街でした。街並を目にして久々におおおおっ!これは凄い…!とワクワクしてしまいました。色彩に統一感があって、石の重厚感も相まって、漲る中世感。
街中でバグパイプの音が聴こえるのも、スコットランドに来たなぁとしみじみ感じられてとても良かったです。セント・ジャイルズ大聖堂の近く、あとは国立博物館の近くで吹いている方がいました。
エディンバラ、ものすごい観光地で、国際フェスティバル期間中、バカンスシーズンでだいぶワサワサしていたんだろうと思いますが、落ち着いた品が感じられて、居心地も良かったです。
August 14, 2025 at 2:21 PM