#詩的暮らし
こっちは生態とかが詳しく載っているものではなくて、「オガサワラカワラヒワ」という鳥をまず知ってもらうためという目的で作られた本。「二百羽しかいない」日本で1番絶滅が近い固有種オガサワラカワラヒワ。
オガサワラカワラヒワがどんな暮らしをしているか、とても詩的で美しい文章と、繊細な絵で描かれていて、何度も読んでる。
すごくよかった。
November 5, 2025 at 12:15 PM
ルーシー・ウッド『漂着物、または見捨てられたものたち』、読了。イギリスのコーンウォール地方を舞台にした短編集。なんという寂しさだろう。胸にしみまくり。寂寥感漂う海辺での暮らし。色でいうとブルーグレイ。流木や貝殻を指先で撫でその来歴を確かめるように、孤独な心のひだを丁寧に描き出す。空き家を探検するティーンエイジャー、移動遊園地をさまよう少女、海岸に漂着するゴミを集める老夫婦、寂れたキャンプ場を経営する姉とその弟…。どの人物も、過去に戻ることもできず、未来の絵も描けない、そんな行き場のなさを抱えている。彼らのやるせない心情が、詩的で繊細な風景描写からじんわりと伝わってくるのがすごくいい。
October 27, 2025 at 2:50 PM
🌬️藤井風の音楽に漂う“侘び寂び”──
静けさの中にある情緒は、WABISUKEの季語と伝統色にも通じます。
風が運ぶ詩の余韻、感じてみませんか。
→ [記事はこちら] 🔗https://wabisuke.kyoto

#藤井風 #侘び寂び #伝統色 #季語のある暮らし #WABISUKEと音楽 #詩的ブログ
October 23, 2025 at 6:56 AM
🌌 星を読み、言葉に力を宿す陰陽師。
安倍晴明は、時を詠む詩人だった。
暦、方位、贈り物の哲学に息づく美学を、
現代の暮らしに編み直してみませんか。

🔗 詳しくはこちら →(https://wabisuke.kyoto)

#安倍晴明 #陰陽師 #陰陽道 #方位の哲学 #暦の美学 #贈り物の哲学 #詩的暮らし #WABISUKE #日本文化 #空間と感性
October 19, 2025 at 12:00 PM
🌿 方位は、空間に宿る詩。
陰陽道が教える「鬼門」や「方違え」は、
見えない力を調える暮らしの知恵。

静けさと調和をもたらす空間の美学を、
現代の感性で読み直してみませんか。

🔗 詳しくはこちら →(https://wabisuke.kyoto

#陰陽道 #方位の哲学 #鬼門 #方違え #暮らしの美学 #空間の詩 #WABISUKE #日本文化 #詩的暮らし #贈り物の哲学
October 19, 2025 at 6:46 AM
🌒 陰陽道と暦の詩学
暦は、時を感じる詩。
陰と陽が織りなす季節の言葉は、
自然と人の呼吸をつなぐ美しい装置。

安倍晴明も見つめた「時の詩」を、
今こそ、現代の感性で読み直す。

▶️全文はこちら:
(https://wabisuke.kyoto)

#陰陽道 #暦の詩学 #二十四節気 #七十二候 #安倍晴明 #旧暦の美 #WABISUKE #日本文化 #詩的暮らし #季節を感じる
October 18, 2025 at 4:58 AM
wabisuke.kyoto

静かな森に佇む灯籠。
祈りのかたち、光と影の対話。
侘び寂びが息づく石の記憶に、
そっと耳を澄ませてみませんか。

#灯籠 #侘び寂び #陰翳礼讃 #日本文化 #庭園美 #WABISUKE #静けさの美学 #詩的な暮らし
October 15, 2025 at 6:18 AM
コーヒーカップで紙の船を浮かべ、ロマンチックな雨の日に詩的な気分になっている。
#小さな変化 #日常を楽しむ #新しい発見 #暮らしのヒント #意外な視点
October 10, 2025 at 11:23 AM
wabisuke.kyoto

🌸「花を生けることは、心を整えること」
華道を始めてから、季節と心を記録するようになった。
一輪の花が、過去の自分と未来の自分をつないでくれる。
今日も、記録帖にそっと言葉を添える。

#華道 #花と心 #季節を生ける #一輪の記録 #日本文化 #花のある暮らし #詩的な日常
October 10, 2025 at 9:44 AM
#フランス語原書紹介 Entre mes deux maisons(Séverine Vidal、Louis Thomas、2025、バンド・デシネ、P48)「ママのところで一週間、パパのところで一週間。一週間って、時々すごく長く感じるの。7日間、何百万秒もあるみたい! 時間がもっと早く過ぎるように、わたしはふたつの暮らしの間に糸を張ったの」
多くの子どもたちが体験している状況を描いた、優しく詩的な物語。ふたつの家を行き来する日常。両親の離婚後、少女はふたつの家の間に見えない糸を張った。毎週土曜日、両方の親の家を行き来して暮らす女の子として、綱渡り師のように想像の糸の上を歩かなければならない。
September 6, 2025 at 11:02 PM
世界は呼吸であるよ。
世界は鞴(ふいご)であるよ。

ふンぬと踏んで、
ほげーと吸わせるのさ。

#kaleidomandala
#詩的表現
#現代詩
#詩のある暮らし
#詩と哲学
#ポエム
#生命のリズム
#呼吸する世界
#呼吸と宇宙
#日本語の響き
June 20, 2025 at 5:33 AM
今日も今日とて洋楽和訳。最近とある女性ボーカリストのサポートのお話を頂き、この曲を演るということで翻訳してみた。

明確なストーリーを持たせるナッシュビル産カントリーとも、曖昧な表現で聴き手を煙に巻く西海岸のロックとも異なる、ニューヨーカーならではの知的で詩的な言葉選び。正直ジョニ・ミッチェルってちゃんと通ってなかったけど一気に興味が湧いた!

僕は広島と高松にしか住んだことが無く今や里山暮らしだが、自らのダイナモを回し続けるような大都会のド真ん中でしか得られないエネルギーを一生に一度くらい経験してもよかったかも。てかNYに行きたくなった(笑)
note.com/tsuchiyacirc...
Chelsea Morning 歌詞と対訳|うたに無くてSongにあるもの…洋楽和訳で知るsongwritingの魅力
楽曲について Chelsea Morning / written by Joni Mitchell カナダのシンガーソングライター、ジョニ・ミッチェルの楽曲です。初出はデイヴ・ヴァン・ロンクなるフォーク歌手による1967年のバージョンで、翌年にはフェアポート・コンヴェンションのデビュー・アルバム「Fairport Convention」にも収録。さらに翌1969年4月にはジュディ・コリンズがシン...
note.com
April 12, 2025 at 4:12 AM
アグラヤ・ヴェテラニー著、松永美穂訳『その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか』読了。ルーマニアのサーカス芸人のもとに生まれ、5歳で家族と亡命して流浪の旅暮らしに入り、39歳で自死した作家の唯一の(完結している)自伝的小説。読んでよかった。詩的な筆致で綴られる行き場のない生。作中で何度も変奏される表題の奇妙な説話が通低音のように流れ、幻想的で陰鬱なストップモーションアニメを見ているような気持ちになる。
それにしても文章の素晴らしさよ。どうやったらこういう、指の先からそのまま温かい体液が流れ出てきたような言葉を書きつけられるのだろう。ルシア・ベルリン、ケリー・リンクに匹敵する強度を感じた。
March 1, 2025 at 7:48 AM
前読んだ本に「山中を渡り歩く木地職人たちは時に漂白の民と呼ばれるが、これは文学的・詩的な表現であって、実際には時期や年回りを鑑みた上で仕事に適した材を入手するためのルートが長い歴史の中で確立されていたのである」みたいなこと書いてあって、物語の世界の存在に思える人たちが実際にはすごく現実的に生活して暮らしを営んでるのめちゃくちゃいいな…ってときめいた…。
July 4, 2024 at 12:55 PM