アイコンはショーン・タン『内なる町から来た話』より、バナーはジョージア・オキーフ。
『侍女の物語』が発表される八年前に世に出たアトウッド初の短編集です。
翻訳した当時(1989年)は日本での訳書がまだ一冊もなく、アトウッドの知名度も低かったのですが、いま読み返しても、まさにアトウッドの真髄が詰まった、少しも古びていない作品だと感じます。
今週なかばあたりから店頭に並ぶ予定です。見かけたら、ぜひお手にとってみてください📚
spur.hpplus.jp/sdgs/watashi...
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随分前に買って、何話か読んで、読み切るのが勿体なくてしまい込んでいた
なにこの面白い本
汗、涙、鼻水、精液、血
ありとあらゆる体液の熱さをイメージさせられた
文章がいい
ドラマチックで言葉が楽しい
随分前に買って、何話か読んで、読み切るのが勿体なくてしまい込んでいた
なにこの面白い本
汗、涙、鼻水、精液、血
ありとあらゆる体液の熱さをイメージさせられた
文章がいい
ドラマチックで言葉が楽しい
その後モームリがこんなに有名になり、そしてあんなことになるとは、この時はまだ知らず。
その後モームリがこんなに有名になり、そしてあんなことになるとは、この時はまだ知らず。
アトウッドは『侍女の物語』しか読んだことがなかったのだけど、目に映る現実の背景には、そこに生きる人の内部にある広大ななにかがあって、それはときにグロテスクだったりする…という視点の雰囲気はしっかり繋がっているんだなと思った。
特に「旅行記者」や「訓練」は、SNSで表層を見せ続ける生活に多くの人が慣れてるいまだからこそ読み応えもあると思った。面白かったです。
www.hakusuisha.co.jp/smp/book/b66...
アトウッドは『侍女の物語』しか読んだことがなかったのだけど、目に映る現実の背景には、そこに生きる人の内部にある広大ななにかがあって、それはときにグロテスクだったりする…という視点の雰囲気はしっかり繋がっているんだなと思った。
特に「旅行記者」や「訓練」は、SNSで表層を見せ続ける生活に多くの人が慣れてるいまだからこそ読み応えもあると思った。面白かったです。
www.hakusuisha.co.jp/smp/book/b66...
粗暴なのに繊細な11編。
死と隣り合わせの身体、狂気一歩手前の精神、なのにそこには静かな救い。表題作と「黒い光」が好き。
「怖がらせてくれてありがとう。死ぬほど殴ってくれてありがとう」
粗暴なのに繊細な11編。
死と隣り合わせの身体、狂気一歩手前の精神、なのにそこには静かな救い。表題作と「黒い光」が好き。
「怖がらせてくれてありがとう。死ぬほど殴ってくれてありがとう」
最後の表題作は排外主義や生活保護差別などが蔓延する現実社会を彷彿するし、ラストのすでに失われた楽園への夢想に泣きたくなった。数十年前の刊行時の訳者あとがき における「肌触りのいい人工の現実をつくりあげ、その上にあぐらをかいている」の前後の文章が古びるどころかますます身に染みる一冊だったと思う。自分が信じたい現実(ニュース)しか見たくないという欲求を周囲から常に感じるので「旅行記事」もだいぶ身につまされる内容でだった。「キッチン・ドア」を思い出すとこの"現実"は"生活"に置き換えられるかもしれない。現実が侵食されていく予感…
最後の表題作は排外主義や生活保護差別などが蔓延する現実社会を彷彿するし、ラストのすでに失われた楽園への夢想に泣きたくなった。数十年前の刊行時の訳者あとがき における「肌触りのいい人工の現実をつくりあげ、その上にあぐらをかいている」の前後の文章が古びるどころかますます身に染みる一冊だったと思う。自分が信じたい現実(ニュース)しか見たくないという欲求を周囲から常に感じるので「旅行記事」もだいぶ身につまされる内容でだった。「キッチン・ドア」を思い出すとこの"現実"は"生活"に置き換えられるかもしれない。現実が侵食されていく予感…
『侍女の物語』前のアトウッド短編集。 1989年刊の復刊。最初の「火星からきた男」と最後の「ダンシング・ガールズ」が素晴らしかった。ゼノフォビアについての物語。他者へのまなざしは、常に非対称な...
bookmeter.com/reviews/1313...
『侍女の物語』前のアトウッド短編集。 1989年刊の復刊。最初の「火星からきた男」と最後の「ダンシング・ガールズ」が素晴らしかった。ゼノフォビアについての物語。他者へのまなざしは、常に非対称な...
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コミカルな文章だけど権力を持った人間の暴走を描いていて怖かった。今の日本にも通じる内容だと思った。この本は物語なので最後に神の救いがあったけれども、現実は上位存在の救いなどなく、横暴な権力者が跋扈し続けるので現実よりは救いのある話だとは思った。今の日本も他人事ではない物語だから読んでて怖かった。日本人必読。
コミカルな文章だけど権力を持った人間の暴走を描いていて怖かった。今の日本にも通じる内容だと思った。この本は物語なので最後に神の救いがあったけれども、現実は上位存在の救いなどなく、横暴な権力者が跋扈し続けるので現実よりは救いのある話だとは思った。今の日本も他人事ではない物語だから読んでて怖かった。日本人必読。
現在、Instagramに私のなりすましアカウントが複数できています。間違ってフォローしないでくださいね。
そして良かったら通報してください。
www.instagram.com/oieytheseamo...
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何本かは立派な桜の木だったと思うが??
何本かは立派な桜の木だったと思うが??
マーガレット・アトウッド
岸本佐知子 訳
『ダンシング・ガールズ』
1977年に発表された7つの短編。
どれも不穏。心がざわざわするというか、肝が冷えるというか。
読んでいて緊張を強いられる。
特に「キッチン・ドア」は、これは現実にそうなりつつあって、そうなるんではないか?と思わせられる。ひたすらに怖かった。
「ダンシング・ガールズ」は現在の話としか思えず。
まだ紹介されていない短編があるそうなので、読める日がくるといいなぁと思っています。怖いけれど。
マーガレット・アトウッド
岸本佐知子 訳
『ダンシング・ガールズ』
1977年に発表された7つの短編。
どれも不穏。心がざわざわするというか、肝が冷えるというか。
読んでいて緊張を強いられる。
特に「キッチン・ドア」は、これは現実にそうなりつつあって、そうなるんではないか?と思わせられる。ひたすらに怖かった。
「ダンシング・ガールズ」は現在の話としか思えず。
まだ紹介されていない短編があるそうなので、読める日がくるといいなぁと思っています。怖いけれど。
porvenirbookstore.stores.jp/items/68ccfe...
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porvenirbookstore.stores.jp/items/68ccfb...
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私の翻訳学校の元教え子さんが、福島に素敵なシェアハウスを作りました。
光熱費込みでひと月5万円。
たとえば5人でシェアすれば1人1万円、6日ずつ滞在できる計算です。
内装もとても素敵。ご興味おりましたら、ぜひ。
私の翻訳学校の元教え子さんが、福島に素敵なシェアハウスを作りました。
光熱費込みでひと月5万円。
たとえば5人でシェアすれば1人1万円、6日ずつ滞在できる計算です。
内装もとても素敵。ご興味おりましたら、ぜひ。
porvenirbookstore.stores.jp/items/68d739...
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仰天&呆然。こんな貴重な情報と、被害者がやっとの思いであげた声の集積を、根こそぎ消す!? しかも9月末!?
NHKは公共放送の役割を何だと考えているんですか?
このサイトは絶対に存続させなければならない。署名にご協力ください!
【NHK「性暴力を考える」サイトを消さないで】
www.change.org/p/nhk-%E6%80...
仰天&呆然。こんな貴重な情報と、被害者がやっとの思いであげた声の集積を、根こそぎ消す!? しかも9月末!?
NHKは公共放送の役割を何だと考えているんですか?
このサイトは絶対に存続させなければならない。署名にご協力ください!
【NHK「性暴力を考える」サイトを消さないで】
www.change.org/p/nhk-%E6%80...
マーガレット・アトウッドの短編集『ダンシング・ガールズ』収録の短編がまるまる一本試し読みできるようになりました。↑のページよりご覧になれます。
世界のあちこちで不穏な狼煙が上がる2025年を予見したような、まさに「今」読まれるべき作品です📚️
マーガレット・アトウッドの短編集『ダンシング・ガールズ』収録の短編がまるまる一本試し読みできるようになりました。↑のページよりご覧になれます。
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