12月15日(月)午後11:00
よかった。「このミス」じゃなかった。
12月15日(月)午後11:00
よかった。「このミス」じゃなかった。
最後の企画ページ、「文庫レーベルアンケート 新刊予告2026」をめくっていたら、光文社古典新訳文庫のところの最後に、
「アガサ・クリスティーの隠れた名作『春にして君を離れ』(廣野由美子訳)」とあってすこし驚く。
クリスティーがメアリ・ウェストマコット名義で1944年に発表した長編小説で、最初の邦訳はハヤカワNV文庫(1973年刊)、いまはクリスティー文庫にはいっている。訳者は、昨年101歳でご逝去された中村妙子さん。
新訳で読みかえしたい。
最後の企画ページ、「文庫レーベルアンケート 新刊予告2026」をめくっていたら、光文社古典新訳文庫のところの最後に、
「アガサ・クリスティーの隠れた名作『春にして君を離れ』(廣野由美子訳)」とあってすこし驚く。
クリスティーがメアリ・ウェストマコット名義で1944年に発表した長編小説で、最初の邦訳はハヤカワNV文庫(1973年刊)、いまはクリスティー文庫にはいっている。訳者は、昨年101歳でご逝去された中村妙子さん。
新訳で読みかえしたい。
このまえ仕事がらみで久しぶりに『私のハードボイルド 固茹で玉子の戦後史』(早川書房)をじっくりと読みかえした。この本にかぎらず、まだまだ教えられることばかり。
まもなく復刊する『パパイラスの舟 海外ミステリ随想』(創元推理文庫)もたのしみだ。わたしはこの一冊からどれだけ影響と刺激を受けてきたことか。
このまえ仕事がらみで久しぶりに『私のハードボイルド 固茹で玉子の戦後史』(早川書房)をじっくりと読みかえした。この本にかぎらず、まだまだ教えられることばかり。
まもなく復刊する『パパイラスの舟 海外ミステリ随想』(創元推理文庫)もたのしみだ。わたしはこの一冊からどれだけ影響と刺激を受けてきたことか。
わたしは『Guide Me Home』はゴールドダガーの候補になっていたころに読んだのですが(残念ながら受賞はならず)、まさに「トランプ時代の」アメリカの黒人ミステリの傑作なんですよ…。
わたしは『Guide Me Home』はゴールドダガーの候補になっていたころに読んだのですが(残念ながら受賞はならず)、まさに「トランプ時代の」アメリカの黒人ミステリの傑作なんですよ…。
あらためて『ウィンターズ・ボーン』の巻末解説を読むと、町山智浩氏がチャールズ・ポーティス 『トゥルー・グリット』(旧邦題『勇気ある追跡』)と似ていることを指摘している。
蛇足ながら、この『トゥルー・グリット』を子供の頃から愛読し、朗読までしているのが『シークレット・ヒストリー』(『黙約』)の著者ドナ・タートさん。
あらためて『ウィンターズ・ボーン』の巻末解説を読むと、町山智浩氏がチャールズ・ポーティス 『トゥルー・グリット』(旧邦題『勇気ある追跡』)と似ていることを指摘している。
蛇足ながら、この『トゥルー・グリット』を子供の頃から愛読し、朗読までしているのが『シークレット・ヒストリー』(『黙約』)の著者ドナ・タートさん。
www.sankei.com/article/2025...
www.sankei.com/article/2025...
note.com/pub_field_pr...
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11月19日発売の新刊、クリス・ウィタカー『われら闇より天を見る(上・下)』
自称無法者の少女ダッチェスは、30年前の事件から立ち直れずにいる母親と、まだ幼い弟とともに世の理不尽に抗いながら懸命に日々を送っていた。町の警察署長ウォークは、かつての事件で親友のヴィンセントが逮捕されるに至った証言をいまだに悔いており、過去に囚われたまま生きていた。彼らの町に刑期を終えたヴィンセントが帰ってくる。
そして、新たな悲劇が……。
人生の闇の中に差す一条の光を描いた英国推理作家協会賞最優秀長篇賞受賞作。
11月19日発売の新刊、クリス・ウィタカー『われら闇より天を見る(上・下)』
自称無法者の少女ダッチェスは、30年前の事件から立ち直れずにいる母親と、まだ幼い弟とともに世の理不尽に抗いながら懸命に日々を送っていた。町の警察署長ウォークは、かつての事件で親友のヴィンセントが逮捕されるに至った証言をいまだに悔いており、過去に囚われたまま生きていた。彼らの町に刑期を終えたヴィンセントが帰ってくる。
そして、新たな悲劇が……。
人生の闇の中に差す一条の光を描いた英国推理作家協会賞最優秀長篇賞受賞作。
金原瑞人『英米文学のわからない言葉』(左右社)
“アルコーヴ? プディング? ターキッシュデライト? マントルピース?
砂色の髪? オリーブ色の肌?
英米文学に登場する“わかるようでわからない”おなじみのアイテムや表現を、翻訳家・金原瑞人がひも解く!”
books-lighthouse.stores.jp/items/691ecf...
金原瑞人『英米文学のわからない言葉』(左右社)
“アルコーヴ? プディング? ターキッシュデライト? マントルピース?
砂色の髪? オリーブ色の肌?
英米文学に登場する“わかるようでわからない”おなじみのアイテムや表現を、翻訳家・金原瑞人がひも解く!”
books-lighthouse.stores.jp/items/691ecf...
1966年放送、悠木千帆の芸名だったころの樹木希林初主演ドラマで脚本が山中恒。引っ越しをめぐるたわいのない話だが、北林谷栄とのかけあいを見ることができて楽しい。
1966年放送、悠木千帆の芸名だったころの樹木希林初主演ドラマで脚本が山中恒。引っ越しをめぐるたわいのない話だが、北林谷栄とのかけあいを見ることができて楽しい。
suumo.jp/journal/2025...
>ここに並ぶ本は主に「如来寺」の住職であり父である釈徹宗(しゃく・てっしゅう)さんの所蔵しているものがほとんど。
suumo.jp/journal/2025...
>ここに並ぶ本は主に「如来寺」の住職であり父である釈徹宗(しゃく・てっしゅう)さんの所蔵しているものがほとんど。
「ホヴまで歩いて戻り、i360と呼ばれる、恥ずかしくなるほど男根そっくりの新しい施設を通り過ぎた」
という記述がある。
i360の正式名称は、Brighton i360 www.brightoni360.co.uk
英国の海岸ブライトンの名は、グレアム・グリーン『ブライトン・ロック』という題名で知ったものだが、こんな風になっているとは。
「ホヴまで歩いて戻り、i360と呼ばれる、恥ずかしくなるほど男根そっくりの新しい施設を通り過ぎた」
という記述がある。
i360の正式名称は、Brighton i360 www.brightoni360.co.uk
英国の海岸ブライトンの名は、グレアム・グリーン『ブライトン・ロック』という題名で知ったものだが、こんな風になっているとは。
リターナルびんが隠れテーマになっている、原稿用紙5枚分くらいの掌編が2作収録。もうひとりの松井玲奈さんの小説がしっかりまとまってすっきりと読ませる分、大島さんのはやや分かりづらく文章もぎこちない感じが残ったが、もうすこし枚数のある作品を読んでみたい。せめて30枚くらい。
リターナルびんが隠れテーマになっている、原稿用紙5枚分くらいの掌編が2作収録。もうひとりの松井玲奈さんの小説がしっかりまとまってすっきりと読ませる分、大島さんのはやや分かりづらく文章もぎこちない感じが残ったが、もうすこし枚数のある作品を読んでみたい。せめて30枚くらい。
www.waterstones.com/book/after-m...
ダフネ・デュ・モーリアの短編集が九月末に刊行されたのだが、その序文を書いているのがスティーヴン・キングだ。
www.waterstones.com/book/after-m...
ダフネ・デュ・モーリアの短編集が九月末に刊行されたのだが、その序文を書いているのがスティーヴン・キングだ。
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ダフネ・デュ・モーリアの短編集が九月末に刊行されたのだが、その序文を書いているのがスティーヴン・キングだ。
月にコーヒー一杯の値段で文芸を届けます。DJは作家・翻訳家・アンソロジストの西崎憲。
公式ジンである Kalukku Usui ZINE の刊行、そして、今週の短詩型のコーナーもはじまりました。新しい文芸のセンターの誕生です。
bungei-delivery.a-c-w-k.com/wp/
月にコーヒー一杯の値段で文芸を届けます。DJは作家・翻訳家・アンソロジストの西崎憲。
公式ジンである Kalukku Usui ZINE の刊行、そして、今週の短詩型のコーナーもはじまりました。新しい文芸のセンターの誕生です。
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柴田さん、ディスプレイ2つで仕事しているのか。茶葉はアッサムにかぎると。寝るまえはKindleのオーディブルで怪奇小説を聞きながらたっぷり20分ていねいに歯磨き。
柴田さん、ディスプレイ2つで仕事しているのか。茶葉はアッサムにかぎると。寝るまえはKindleのオーディブルで怪奇小説を聞きながらたっぷり20分ていねいに歯磨き。