ルリユール叢書
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幻戯書房のルリユール叢書は、小説、エッセイ、詩、戯曲、評論など多種多様な作品を綴じながら、文学の精神を紐解いていきます。読者みずからが〈世界文学〉を作り上げていくことを願ってーー。Reliure(ルリユール)は「製本;装丁」を意味する言葉です。ルリユール叢書関連情報(時に現在進行中、予定の企画など)を掲載していく予定です。 【ルリユール叢書 公式Insagram】https://www.instagram.com/serie_reliure/
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〈ルリユール叢書〉、Blueskyをようやくはじめます。ルリユール叢書の関連情報(時に現在進行、予定の翻訳企画なども紹介できれば)をぼちぼち掲載していく予定です。2019年6月発刊、来月8月の近刊、ベニート・ペレス゠ガルドス『スカートをはいたドン・キホーテ』(大楠栄三訳)でルリユール叢書は70冊刊行となります(改めての紹介を:ルリユール叢書は、小説、エッセイ、詩、戯曲、評論など多種多様な作品を綴じながら、文学の精神を紐解いていきます。読者みずからが〈世界文学〉を作り上げていくことを願ってーー。インスタもあります www.instagram.com/serie_reliure/
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9月23日の朝日新聞・天声人語の枕はルリユール。幻戯書房のコブデン=サンダーソン『美しい書物/アーツ・アンド・クラフツ運動』(品切)の野村悠里さんの『書物と製本術』(みすず書房)からルリユールを説明。
幻戯書房のルリユール叢書、お陰様で70点を突破できました。

www.asahi.com/articles/DA3...
(天声人語)表紙と総裁選:朝日新聞
パリの書店はかつて、紙の束を仮綴(かりと)じした状態で本を売っていたという。買った人は製本工房に注文し、好みの表紙を付けて綴じ直してもらった。映画などで見る豪華な洋書の革表紙は「ルリユール」と呼ぶ伝…
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ルリユール叢書の10月近刊は、エミール・ゾラを筆頭としたフランス自然主義文学作家6人の短編集『メダンの夕べ 戦争と女たち』(足立和彦・安達孝信=訳)です。本書に収録されているモーパッサン作「脂肪の塊」でご存じかもしれません。普仏戦争を題材にしており(ゾラを除く5名の作家は普仏戦争に従軍した経験があります)、戦場、野戦病院、兵舎、総司令部など戦時の現実が描かれます。作品集の構想は、メダンにあるゾラ宅に五人の若い作家が集いできたものです。

genkishobou.stores.jp/items/68c0cf...
【新刊予約】メダンの夕べ 戦争と女たち / ゾラ / モーパッサン / ユイスマンス 他
足立和彦・安達孝信=訳 ルリユール叢書 【お届け予定】2025年10月下旬に発送を予定しています。 予約商品のお届け詳細は下記をご確認ください。 https://genkishobou.stores.jp/faq ———————————————— プロイセンとの戦争が勃発した。本当のところ、どうして兵士の大殺戮(だいさつりく)が必要なのか分からなかった。他人を殺す必要も、他人に殺される必要...
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本日書店発売の、ルリユール叢書70冊目、ベニート・ペレス゠ガルドス『スカートをはいたドン・キホーテ』の翻訳者・大楠栄三さんの「訳者解題」の一部が公開されました(本作は、19世紀スペイン自然主義小説の先駆的作品ですが、20世紀文学ではないかと疑うような実験文学でもあり、大都市マドリッドの都市空間を描く都市小説の大長編です。なぜこれほどの大作が邦訳されずにここまできたのか不思議です)。是非お読みいただき、本書を手にしていただけたらと思います。

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ベニート・ペレス゠ガルドス『スカートをはいたドン・キホーテ』訳者解題(text by 大楠栄三)|幻戯書房編集部
2025年8月26日、幻戯書房は海外古典文学の翻訳シリーズ「ルリユール叢書」の第51回配本として、ベニート・ペレス゠ガルドス『スカートをはいたドン・キホーテ』を刊行いたします。ベニート・ペレス゠ガルドス(Benito Pérez Galdós 1843–1920)はスペインの小説家。大西洋に浮かぶグラン・カナリア島に生まれ、英米の文化的影響のもとで育ちました。マドリードに上京して以来、生涯、自由主...
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2025年8月24日(日)「産経新聞」にて、クロード・シモン『綱渡り』(芳川泰久=訳)の書評が掲載されています。評者は文芸評論家の富岡幸一郎氏。シモンの従軍体験が息づく本作の主人公の記憶、感覚などの微細な描写は、「世界の実相を正確に描く」シモンの言語実験がなされているのだと述べています。本書評で富岡氏が引いている『綱渡り』の一節は、かつては画家を目指していたシモンならではの姿勢が現れているように思います。
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@yama-gat.bsky.social また、小特集〈覚醒する韓国SF〉では、韓国科学文学賞の優秀賞を受賞したキム・ヘユン(日本初紹介作家)の傑作小説を一挙掲載します。

プロジェクトは成立しましたが、ネクストゴール達成を目指して現在、真剣に取り組んでいます。

もしお時間がありましたら、ぜひリンク先をご覧いただき、活動をご支援いただけないでしょうか。また趣旨に賛同くださるようなら、SNSでの拡散などにご協力くだされば望外のよろこびです。
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ルリユール叢書、べニート・ペレス=ガルドス『スカートをはいたドン・キホーテ』(大楠栄三 訳)の見本ができました。632頁の大作。スペイン文学の、マドリードの都市空間を読解する傑作長編。
22日からの出荷です。
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文芸誌『jem』を作られている木村夏彦さんの翻訳論大賞。大変興味深いですが(雑誌「ユリイカ」の翻訳作法特集など懐かしいですね)、そのなかで「ヴァレリー・ラルボーのエセー」が挙げられていますが、これはルリユール叢書から刊行しています、『聖ヒエロニュムスの加護のもとに』(西村靖敬訳)を指すものと思います。作家にして翻訳家、批評家でもあったラルボー自身の翻訳をめぐるエッセイ(アマチュアを自認するラルボーらしい)ながら、射程の広さと該博な知識に驚かされます。大著『他者という試練』の著者であるフランスの翻訳理論家・翻訳家アントワーヌ・ベルマンにも絶賛されているほどです。
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来月9月の新刊は、
◎ヘンリック・イプセン『イプセン戯曲選 海の夫人/ヘッダ・ガーブレル』(アンネ・ランデ・ペータス/長島確訳)[ノルウェー文学]
◎スティーン・スティーンセン・ブリカー『ヴァイルビューの牧師 他六篇』[デンマーク文学]

という北欧文学の二冊を同時刊行いたします。
「幻戯書房 直販部」では夏の読書謝恩セールで送料無料フェアを開催中(8月31日まで)。ぜひこの機会にご利用ください。
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"私は二十年間というもの、自分がこの世の楽園に居ると信じ込み、足元で密かに燃え盛る火山の上を彷徨っていた。──天国と地獄とを分ける危うい地殻の上を。それが今崩れ、私は燃え上がる深い裂け目の中へ沈んだのだ"

"デンマーク辺境の荒地を描いてアンデルセンやキェルケゴールを魅了し、19世紀前半の〈デンマーク黄金時代〉に詩的リアリズム文学を大成したスティーン・スティーンセン・ブリカー"

スティーン・スティーンセン・ブリカー/ 高藤直樹 訳 『ヴァイルビューの牧師 他六篇 〈ルリユール叢書〉 』
genkishobo.exblog.jp/30729184/
25年9月の新刊2 ルリユール叢書、デンマーク文学2冊が登場です。 | 幻戯書房NEWS
〈ルリユール叢書〉第50回配本 (72冊目)スティーン・スティーンセン・ブリカ ー高藤直樹=訳ヴァイルビューの牧師 他六篇 予価:本体価格3,200円+税...
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"その喜びっていうのは──私たちの夏の明るい日々の喜びと同じなの。やがて訪れる暗い季節の予感を抱えているのよ。この予感がね、私達人間の喜びに影を落としているの、──風に流れる雲がフィヨルドに影を落とすようにね"

"海に憧れながら元の生活から離れぬエレーダを描く『海の夫人』。他人との関係を疎むヘッダの退屈な生を描く『ヘッダ・ガーブレル』"

ヘンリック・イプセン/ アンネ・ランデ・ペータス, 長島確 訳 『イプセン戯曲選 海の夫人/ヘッダ・ガーブレル 〈ルリユール叢書〉 』
genkishobo.exblog.jp/30729174/
25年9月新刊1 ルリユール叢書にイプセンが加わります。 | 幻戯書房NEWS
〈ルリユール叢書〉第50回配本 (71冊目)ヘンリック・イプセン アンネ・ランデ・ペータス/長島確=訳イプセン戯曲選 海の夫人/ヘッダ・ガーブレル 予価:...
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ポール・ヴァレリー著/鳥山定嗣訳「愛」(『メランジュ 詩と散文』2024年9月、幻戯書房〈ルリユール叢書〉)より

#ポール・ヴァレリー #鳥山定嗣 #メランジュ #幻戯書房 #ルリユール叢書 #読書で見つけた「読書(する人)」 #読書 #読書する人 #読書環境
〈愛〉──〈愛する〉こと──それは真似ることだ。習得されるのだ。言葉、行為、「感情」さえも習得される。本と詩の役割。独創的な愛はきわめて稀有なものにちがいない。

— ポール・ヴァレリー著/鳥山定嗣訳「愛」(『メランジュ 詩と散文』2024年9月、幻戯書房〈ルリユール叢書〉)

#読書で見つけた「読書(する人)」
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「〈ルリユール叢書〉から世界文学の翻訳を考える——文学の仲介者ヴァレリー・ラルボーとともに」(2024.08.03)

去年のいまごろは、紀伊國屋書店で開催された〈ルリユール叢書〉50冊突破記念トークで、ヴァレリー・ラルボーの翻訳論『聖ヒエロニュムスの加護のもとに』を訳した西村靖敬さん、ライターで編集者の鳥澤光さんと話をしておりました。

司会は、同叢書をお一人で編集し続けている中村健太郎さん。

当日のトークは、「じんぶん堂」で記事として公開されております。

〈ルリユール叢書〉はその後も着々と刊行されて、もうすぐ70冊です。

book.asahi.com/jinbun/artic...
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丸の内丸善、かなり量のルリユール叢書があってどれを持って帰るかすごく迷った
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1月にあまり本を買わなかったのでずっと買うか迷ってたフケーの『魔法の指輪』購入!
今年は少しずつ欲しかったルリユール叢書買っていきますかね。
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リットンは他に未知の種族を描いた『来るべき種族』(月曜社)がある。『来るべき種族』は後世のオカルト、神秘学に大きな影響を与えた。
『ポンペイ最後の日』が幻戯書房のルリユール叢書より。一大恐怖絵巻が展開する。いままでは抄訳や児童向けのリライト版があったが今回は完訳版である。
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失われたスクラップブック/エヴァン・ダーラ(幻戯書房)

分断され、細分化されたリズムと思考。繰り返しの主張は、切り取られた情報。我々に求められる、不透明な有象無象から、選択する自由。尊厳。声無き声のささいな狭間で、こだましていく、混乱、混沌、たどり着いた真実。

個人的に非常に面白かったです。緻密に計算され、細分化された情報の点在。点と点、線と線が繋がり、生まれる立ち位置の不安定な世界。
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junsuido.bsky.social
booklog.jp/users/junsui...
#海外文学 #読書 #エヴァン・ダーラ 『失われたスクラップブック』

冒頭は19歳の「俺」の語りなんだけど内容がどこか奇妙、いるはずの場所もおかしい??
読み進めていって気がついた。この小説は主人公が入れ替わっていく書き方なのね。

その次の語り手は映像作家の仕事に同行する「俺」と、映像作家たちの話。

このように、それぞれ関連はない「俺・私・僕」の語りで繋いでいでいきます。
 親子や友人の切ない話、珍妙な人々、音楽・アニメ・ラジオの話など、印象的な話もあり短編集みたい。
 そして大体において対話が通じない一方通行の発信。
淳水堂さんの感想・レビュー
淳水堂さんのエヴァン・ダーラ『失われたスクラップブック (ルリユール叢書)』についてのレビュー:読書会参加しま...
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拙論も掲載された『ナラティヴ・メディア研究』8号、東北大学の機関リポジトリで閲覧できるようになっています。
濱中麻梨菜さんによる「ハンダラ」論、石野慶一郎さんによるカラン・ダッシュ論、三浦知志さんによる「リトル・ニモ」論の他、森田直子先生によるフレデリック・ショヴォー氏の講演の翻訳、加藤一輝訳『ロドルフ・テプフェール短編集』の書評も。
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