#文藝
おはようございます、『沈黙を破る 「男子の性被害」の告発者たち』秋山千佳(文藝春秋)を読み始めたところ。被害者が実名顔出しで語る本。

以下あとがきより引用、p.252

「私自身、サバイバーの一人としてこのテーマを取材できなくなった時期もある。声を上げないのは悪いことではなく、声を上げた人にしても、上げ続けなくてもいい。むしろ次に行動を起こしてほしいのは、当事者よりも、それ以外の人だ。(中略)性暴力やその二次被害を防ぐよう対策を講じるにも、性暴力被害の実相を知ることは欠かせない。」

きつい描写が続きますが、なるべく広く読まれるといいなあと思う。

@libro.bsky.social
November 12, 2025 at 9:52 PM
『ずっしり、あんこ』(河出文庫/アンソロジー)読了ー。「おいしい文藝」シリーズ、今回は小豆を使ったお菓子全般。大テーマ「あんこ」で揃えつつ細かな小テーマ「赤福」や「粒あんこしあん論争」に沿ってエッセイが編まれてるの面白かった。そういう小テーマに沿ってだととあるエッセイ読んだ後次の人がそれとまるっきり反対の主張してるのに笑ってしまう。粒あんこしあん論争とか特にそうだった。粒あん最高!粒あんこそ最上!と熱弁した人の次にこしあん最高!こしあんこそ至上!的な具合で。ちなみにこれ読み終わった後で私が一番食べたくなったあんこ菓子は鯛焼きでした。皮がカリッと焼かれてるのが好きです。
November 10, 2025 at 6:51 AM
" こういう文学の毒を人一倍知っている私が、それから身をかわそうと思ったことは無理ではあるまい。そして身をかわしてみても、職業的文学者としての私には文学はしつこくついてくるが、せめて職業的文学者にならない人たちにその害毒を知らせたい気になるのも無理はあるまい。”
(三島由紀夫「文弱の徒について」三島由紀夫『若きサムライのために』文藝春秋〈文春文庫〉、1996年11月10日第1刷、90-92頁より引用)
November 11, 2025 at 3:16 PM
堂場瞬一先生199冊目の著作である『フルハウス』(東京創元社)に続き、ついに節目の200冊目となる『チームIV』(実業之日本社)刊行記念イベントの詳細が発表されました。12月6日(土)14:30より東京・文藝春秋西館地下ホールでトークショー&サイン会を実施します。
note.com/the200/n/n18...
堂場瞬一「the 200~final」講演会&サイン会詳細決定!|堂場瞬一全国ツアー the200 公式
11月13日発売『チームⅣ』(実業之日本社)の刊行で、ついに著作200冊を達成される堂場瞬一さん。出版社の垣根を越え、全国の書店さんを回るツアー「the 200」もついにゴールを迎えようとしています。 フィナーレを飾る記念イベント「the 200~final」は現在お申込み受付中です。ぜひとも皆さま奮ってご応募くださいませ。 「the 200~final」講演会&サイン会 12月6日(土)...
note.com
November 7, 2025 at 8:09 AM
文藝春秋編『もの食う話』(文春文庫)読了。

内田百閒、古川緑波の文章がたいへんによかった。
November 6, 2025 at 2:58 PM
レポート記事で使われがちなタイトル「見てある記」、なんとなく戦後生まれたものかなと思っていたけど国会図書館デジタルコレクションで検索したら一番古いのは1935年の文藝春秋。「芝居見てある記」という記載があった。100年近い歴史があったとは。
November 4, 2025 at 10:50 PM
我真的覺得五條悟這段應該是真心在蛤,讓我覺得勿暈文藝emo男
November 2, 2025 at 5:36 PM
女の子の背骨/市川沙央/文藝春秋

表題作他中編の「オフィーリア23号」収録。
「オフィーリア23号」は性差別主義者の哲学者オットー・ヴァインニンガーの生まれ変わりだと信じる女性が主人公。恋人が主催する劇団で三島由紀夫の「憂国」のポルノを撮影して配信しようとする話。色々なメタファーが散りばめられているので、一筋縄ではいかない物語だが、面白く読んだ。主人公がミソジニー、保守的な思想を持っているのは、もしかしたら「差別はいけない」「弱者には優しく」という綺麗事や偽善を目の当たりにし続けた著者の反動なのかもしれない。主人公の思想が分かる部分もあるが、→
November 5, 2025 at 9:43 AM
金原ひとみさんの『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』(文藝春秋)、第79回毎日出版文化賞! すごい!&めでたい!📚✨
prtimes.jp/main/html/rd...
金原ひとみ 『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』が、第79回毎日出版文化賞を受賞
株式会社文藝春秋のプレスリリース(2025年11月3日 06時00分)金原ひとみ 『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』が、第79回毎日出版文化賞を受賞
prtimes.jp
November 3, 2025 at 7:41 AM
[お知らせ]
文藝春秋さんのSeasonsにて連載中の
「#愛されてんだと自覚しな(原作・河野裕先生)」
コミカライズ版🎄本日より4話後編が配信です。

comic-seasons.com/episode/2551...

無料で読めますので是非🐍🫧
October 31, 2025 at 1:34 PM
安らかに眠れというけれど、安らかになんか眠りようがないんよ。

(中略)

生きている人はね、戦後何年、何年と年を刻んで、勝手に言うけどね、死者の時間はそのまんま。あの日から何にも変わってはおらんのよ。年を数えるのは生きとる者の勝手。生きとる者はみんな、戦後何十年と言いながら、死者のことを過去のものにしてしまう。死者は声を出せんから、叫び声が聞こえんから、みんな気付かんだけ。広島に歳はないんよ。歳なんかとりたくても、とれんのよ。

堀川惠子『原爆供養塔』文藝春秋(2018年)、pp.200-201
November 2, 2025 at 11:08 AM
10月に買った本。季節の変わり目で体調も気力も絶不調だったけれど、その反動で本はたくさん読めた。

イ・ラン『声を出して、呼びかけて、話せばいいの』と瀬戸夏子『クリスマス・イヴの聖徳太子』は、数年前の『文藝』で読んだ際の感情も蘇ってきて更にグラグラした。
小川公代『ゆっくり歩く』ではケアラーへ向けて「ケアはめぐる」との言葉に、私自身がヤングケアラーと名指されることへこれまで覚えてきた抵抗感、実際の複雑な感情が取りこぼされているような気持ちが掬われたと感じた。
November 1, 2025 at 11:15 AM
バーニング・ワイヤー 上/ジェフリー・ディーヴァー 訳:池田真紀子
#読了

第9作。今回の敵は"電気"。日常生活の中で、現代社会において当たり前のようにあり、必要不可欠なもの。それが脅威となる。
メキシコに飛んだウォッチメイカーも追跡しながら、2つの事件に挑む!

#バーニング・ワイヤー #ボーン・コレクター
著:#ジェフリー・ディーヴァー
訳:#池田真紀子
#文藝春秋 #文春文庫
#リンカーン・ライム
#ミステリ #ミステリ好き
#海外ミステリ #翻訳ミステリ
#読書 #読書記録 #読書垢 #本好き
#読書好きな人と繋がりたい
#本好きな人と繋がりたい
October 31, 2025 at 2:42 PM
文藝春秋がヤバい言うが、こういうこたつ記事しか書けないスポーツ紙の方がもっとヤバいんじゃないか?
こういうネット記事のPVで稼げる収入なんてたかが知れてるし。
こういうこと書いてる人達の9割、首相が別の人物(たとえば岸田や石破や小泉や現野党党首たち)だったらまるっきり違う反応してそう

「『おもてなし上手!』『なかなかやりますな。高市首相』『これはさすがにやりすぎな気もするが、無償でご機嫌取りが出来ると思えばやむを得ない気もする』『低コストで高い効果を得られるノーベル平和賞推薦』『うまいなー これ一番トランプさん喜ぶで』など、理解を示すコメントも寄せられた」

news.yahoo.co.jp/articles/c37...
「正気か」高市首相が「ノーベル平和賞推薦」をトランプ氏に SNS激論「うまいなー」の声も(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
「ノーベル賞推薦」という言葉が28日、インターネット上のトレンドワードに浮上した。  高市早苗首相がこの日トランプ米大統領と日米首脳会談に臨んだ際、トランプ氏の「悲願」でもあるノーベル平和賞に向
news.yahoo.co.jp
October 28, 2025 at 8:15 AM
文藝春秋経営悪化の原因ってこういうのにカネ注ぎ込んでるからじゃないか
October 28, 2025 at 8:11 AM
『統一教会 何が問題なのか』
文藝春秋 編 文春新書

これはすごい。
天下の『文春』さまが世に放ってきた歴代の「統一教会問題」厳選記事で、読み応えがゴッツゴツ!

収載されているのはおおむね2022夏〜秋のつよつよ記事。
雑誌記事の原稿だから、初見の人にも飲み込みやすいようにスキャンダルの経緯がよく整えられてる。

統一教会問題のおさらいや歴史入門に使える書として、かなり上位に食い込むオススメ本だよ!
sciencebook.blog.fc2.com/blog-entry-5...
October 28, 2025 at 12:06 PM
【文藝春秋】文芸春秋「早期退職者募集」の深刻背景、"文春砲"で知名度は抜群だが経営的には大苦戦、社員からは経営陣への不満が噴出
toyokeizai.net/articles/-/9...

>今回、文芸春秋がリストラに踏み込んだ最大の要因は業績の悪化だ。同社の2024年度の売上高は188億円。この10年間で100億円程度も減少している。営業損益も14億円あまりの赤字。この10年間で見ると、17〜19年度、21〜24年度と7期も赤字決算であり、営業赤字が常態化しているといえる。

過去記事参照:
x.com/Bookness2/st...
【独自】文芸春秋「早期退職者募集」の深刻背景、"文春砲"で知名度は抜群だが経営的には大苦戦、社員からは経営陣への不満が噴出
政治家、芸能人などをはじめとする有名人の不祥事やスキャンダルを大々的にスクープ報道することで知られる文芸春秋。読者からの高い支持によって大いに稼いでいるのかと思いきや、実はそうではない。業績悪化が続…
toyokeizai.net
October 27, 2025 at 11:23 PM
【文藝春秋📚️発売情報】
50歳から新しい挑戦をし続けるヤスコの、元気と勇気をもらえる最新エッセイ!
『ようやくカレッジに行きまして』ほか

#ようやくカレッジに行きまして #光浦靖子
#反骨魂 #延江浩

books.bunshun.jp/articles/-/1...
50歳から新しい挑戦をし続けるヤスコの、元気と勇気をもらえる最新エッセイ!『ようやくカレッジに行きまして』ほか | 新刊情報
「カナダで働いてみたい」とカレッジの門を叩いたヤスコのカナダ奮闘記『ようやくカレッジに行きまして』(光浦靖子) 2022年8月、公立のカレッジのプロのシェフを養成するコースに入学したヤスコ。ドメスティ…
books.bunshun.jp
October 27, 2025 at 3:29 AM
「ヒグマとの共生」
▶よく聞くフレーズだが、この言葉には大前提がある。
▶それはすなわち、「クマとの共生」は人間優先でしかありえないということである。
▶何らかの形で人間に対して害をなすクマに対しては毅然とした態度で処理に臨むことが鉄則であり、その覚悟がないなら「共生」なんて言葉は口にすべきではない。

藤本靖
『OSO18を追え “怪物ヒグマ”との闘い560日』文藝春秋
bsky.app/profile/endb...
『OSO18を追え “怪物ヒグマ”との闘い560日』文藝春秋
藤本靖

令和時代に北海道を震撼させた羆ドキュメンタリー決定版!
演出もコケオドシもない、誠実なドキュメンタリーながら、ジワジワ忍び寄る脅威感でサスペンスものに近い状態になってる。

「OSO18」周りの顛末は、何より事実がもはや奇譚レベルでおもしろすぎるし、読後は一転、実にワクワクわき踊る「すげぇもの読んだーっ」って爽快感に満たされる。

NHKスペや関連報道を見ていた上でもなお、グッと滾るものがある一冊だよ。
sciencebook.blog.fc2.com/blog-entry-4...
October 26, 2025 at 8:36 AM
今日買った本。「本の雑誌11月号」「文藝 冬号」「ガールズ·アット·ジ·エッジ」「目撃証言」「本気のワンパンパスタ」「3分クッキング11月号」「サンデーS12月号」
いつも買う雑誌と気になっていた本と本屋で出会った本。
October 24, 2025 at 10:51 AM
📢お知らせ📢
拙作『傷だらけになった自分の手を引いて(夕呉とサウダージ)』 が、
note #創作大賞2025 マンガ部門にて入選いたしました!!

読者のみなさま、推薦いただいた文藝春秋コミック編集部さま、見つけてくださりありがとうございました!
October 24, 2025 at 4:02 AM
ここ凄い
文藝賞で見るリズムの文書
October 23, 2025 at 11:09 AM
抽象的、主観的になり伝わり難くなっているに違いないが、あくまでも私の個人的な感想であるため続ける。巧拙に関わらず文体には特色、特徴というものはあるしなければ作品は成り立たない。著者のそれは小説のそれとは明らかに異なる、と私は感じるのだ。その良し悪しを述べているわけではなく。それについて、はたして理解の助けになるかどうか、例えば歌唱の詞と、文藝の詩は異なるということ。例えば、詩と小説との違い。詩人であったり歌手であったり芸人であったり、小説とはべつの分野で活躍していた人が小説を書き、新風をおこすこと。新風とはそれまでなかったからこそ、のものであり。ここまで考え考え述べてきてようよう
October 23, 2025 at 10:06 PM
【日々のご報告】
『オール讀物』(文藝春秋)2025年1・2月号から表紙絵を担当しております。
10月22日発売の2025年11・12月号の表紙絵は長野県のりんご農園で収穫の時を迎える犬と猫の光景です。

『オール讀物』
books.bunshun.jp/list/mag/ooru

#オール讀物
October 22, 2025 at 4:25 AM