(ここ数年、ほとんど書いてないけど……)
90年代以降、会社や社会を「有能で揃えよう。無能を飼っている会社には国際競争力がなく、多国間競争で敗者になるしか無い」みたいなテーゼが蔓延して、それ故に就職氷河期も生じたわけだけど、それに対する反省は少なくとも資本家層にはないんだから、AIの使われ方も「社会には有能だけいれば良い」になるよね。
90年代以降、会社や社会を「有能で揃えよう。無能を飼っている会社には国際競争力がなく、多国間競争で敗者になるしか無い」みたいなテーゼが蔓延して、それ故に就職氷河期も生じたわけだけど、それに対する反省は少なくとも資本家層にはないんだから、AIの使われ方も「社会には有能だけいれば良い」になるよね。
あと、蒸気機関の汽力・電気の電力・コンピュータの計算力などとAIが決定的に違うところは、前3者が人間のワーカーによる現場での利活用によって真価を発揮する潜在的な力であるのに対して、AIはそれ自体がワーカーとして振る舞える、ということ。
だからAIは人間のワーカーを置き換えるけど、AIを使役する新たな職種や雇用は供給しない。そもそも置き換えるワーカー数以上の雇用を新たに社内に生み出すなら、企業はAIを導入しない。
あと、蒸気機関の汽力・電気の電力・コンピュータの計算力などとAIが決定的に違うところは、前3者が人間のワーカーによる現場での利活用によって真価を発揮する潜在的な力であるのに対して、AIはそれ自体がワーカーとして振る舞える、ということ。
だからAIは人間のワーカーを置き換えるけど、AIを使役する新たな職種や雇用は供給しない。そもそも置き換えるワーカー数以上の雇用を新たに社内に生み出すなら、企業はAIを導入しない。
まあ事故リスクの大きさは福島事故で明らかになってるんで、そのリスクを地球温暖化リスクをどう天秤に掛けるかって話になろうか。
まあ事故リスクの大きさは福島事故で明らかになってるんで、そのリスクを地球温暖化リスクをどう天秤に掛けるかって話になろうか。
まあこれも難しいことではあり 「今の世の中で民主主義的とされる主張を信じたがっている」 人(多勢いると思う)が民主主義を呉智英の様に疑って「正しい差別もある」とか言い出して良いのかとか。
どこまでがトンデモでどこまでがラディカルなのか、とかの線引きも難しい面がある。 呉智英なんてトンデモの左翼崩れだって認識の人も多かろう。
まあこれも難しいことではあり 「今の世の中で民主主義的とされる主張を信じたがっている」 人(多勢いると思う)が民主主義を呉智英の様に疑って「正しい差別もある」とか言い出して良いのかとか。
どこまでがトンデモでどこまでがラディカルなのか、とかの線引きも難しい面がある。 呉智英なんてトンデモの左翼崩れだって認識の人も多かろう。
それでもなお、リテラシーがあるとすれば、それはたぶん、「流れてくる嘘をいかに見破るか」よりも、「自分が何を信じたがっているのか」を知り、信じたい情報こそ警戒するということではないかと思う。
それでもなお、リテラシーがあるとすれば、それはたぶん、「流れてくる嘘をいかに見破るか」よりも、「自分が何を信じたがっているのか」を知り、信じたい情報こそ警戒するということではないかと思う。
マスメディアに即して言えば、マスメディアに対する「カウンター情報」への耐性が極端に落ちてしまうのだ。「テレビに洗脳されていませんか!」というのは、いまや怪しげな信仰やサービスを売りつけるための常套句になっている。
マスメディアに即して言えば、マスメディアに対する「カウンター情報」への耐性が極端に落ちてしまうのだ。「テレビに洗脳されていませんか!」というのは、いまや怪しげな信仰やサービスを売りつけるための常套句になっている。
「自分には高度なメディア・リテラシーがあり、メディアの嘘を見抜くことができる」という自意識は、自分が信じている「真実」を守るうえで非常に効果的だ。
そこからは、しばしば「メディア陰謀論」が展開され、たとえばNHKには在日コリアンが数多く雇用されており、そのせいで反日的な偏向報道をするのだといった完全なデマを信じることになったりする。
「自分には高度なメディア・リテラシーがあり、メディアの嘘を見抜くことができる」という自意識は、自分が信じている「真実」を守るうえで非常に効果的だ。
そこからは、しばしば「メディア陰謀論」が展開され、たとえばNHKには在日コリアンが数多く雇用されており、そのせいで反日的な偏向報道をするのだといった完全なデマを信じることになったりする。
学生にメディアに関するレポートを書かせると、その多くが結論で「メディア・リテラシーを高めることが重要だ」とお約束のように書いてくるという理由の一つ。
ある教育社会学者によれば、教育はゴミ箱みたいに使われており、難しい問題があると、その解決策として「教育」が安易に持ち出されるという。メディア・リテラシーも同じ。
ただ、それだけではなくて、メディア・リテラシーという概念がリテラシーをかえって低くしてしまう可能性があると思うからだ。
学生にメディアに関するレポートを書かせると、その多くが結論で「メディア・リテラシーを高めることが重要だ」とお約束のように書いてくるという理由の一つ。
ある教育社会学者によれば、教育はゴミ箱みたいに使われており、難しい問題があると、その解決策として「教育」が安易に持ち出されるという。メディア・リテラシーも同じ。
ただ、それだけではなくて、メディア・リテラシーという概念がリテラシーをかえって低くしてしまう可能性があると思うからだ。
敢えて言おう、「非常口」のないソーシャルメディアは(Blueskyであろうと)カスであると
投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2024/12/16
p2ptk.org/monopoly/5078
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/2071523.html
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/2071523.html
もっとも、今はミリタリー趣味なんかが金になりゃなんでもいいという市場原理に従って恥ずかしくない趣味に格上げされたので、今のミリオタがこうした罪悪感を経験することはできないだろうが。
もっとも、今はミリタリー趣味なんかが金になりゃなんでもいいという市場原理に従って恥ずかしくない趣味に格上げされたので、今のミリオタがこうした罪悪感を経験することはできないだろうが。
こうなると見た目が怪しい映像というよりは何らかの誘導・煽動の匂いがする映像や文章を疑う必要が出てくるのだが「自分は賢いのでフェイクの見分けが付けられるが、お前ら馬鹿は気をつけろ」って感じの人間に世間は不足しないので、効果のない警告が繰り返される間にもフェイクがどんどん浸透して扇動者が大笑いする社会になるのかと思うとうんざり。
こうなると見た目が怪しい映像というよりは何らかの誘導・煽動の匂いがする映像や文章を疑う必要が出てくるのだが「自分は賢いのでフェイクの見分けが付けられるが、お前ら馬鹿は気をつけろ」って感じの人間に世間は不足しないので、効果のない警告が繰り返される間にもフェイクがどんどん浸透して扇動者が大笑いする社会になるのかと思うとうんざり。
というわけで『あれよ星屑』映画化しませんか。しましょう。
というわけで『あれよ星屑』映画化しませんか。しましょう。
実は一番ラクな位置から世界を眺めていることがある。
起こる事柄の状況を大雑把に断定して、雑にひとまとめに分類して、最後に「難しいね」で〆て「私も同じ立場ですよ、被害者ですよ」と逃げる。
そういう書き方に、
自分はたぶん引っかかりを覚えるタイプなんだな、と思った。
実は一番ラクな位置から世界を眺めていることがある。
起こる事柄の状況を大雑把に断定して、雑にひとまとめに分類して、最後に「難しいね」で〆て「私も同じ立場ですよ、被害者ですよ」と逃げる。
そういう書き方に、
自分はたぶん引っかかりを覚えるタイプなんだな、と思った。
日本ではほとんど話題にならないデジタル主権だが、その重要性に気づいた時に手遅れにならないことを祈りたい。"
inods.co.jp/topics/news/...
日本ではほとんど話題にならないデジタル主権だが、その重要性に気づいた時に手遅れにならないことを祈りたい。"
inods.co.jp/topics/news/...
実際に貶しているかどうかはともかく、そういう先入観があると「今の日本の在り方に批判的な人間」の一挙手一投足が攻撃に見えてくる、というのがあるんじゃないかなと。
そういう人が悪人かって言うと、必ずしもそういうこともないと思うので、あんまり悪魔化するのもまずいと思っています。
本来、「愛国」なんてものはわざわざ外に向って発信する物でもないし、それを敢えてするというのは、「国を愛している自分を見て欲しい」という承認欲求というか自己顕示欲の現れだと思ってる。
もしも、外部に発信することで愛国の程度が測られるなら、スパイにとってこれほど有難い(侵入しやすい)指標はないだろうし、愚かな指標だと思う。
要するに、自称愛国者は頭が悪いし、愛国というものを何も分かってない。
実際に貶しているかどうかはともかく、そういう先入観があると「今の日本の在り方に批判的な人間」の一挙手一投足が攻撃に見えてくる、というのがあるんじゃないかなと。
そういう人が悪人かって言うと、必ずしもそういうこともないと思うので、あんまり悪魔化するのもまずいと思っています。