木下 充矢
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SF読者、1965年生まれ http://in-our-block.cocolog-nifty.com/koushin/
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日本SF作家クラブ編『恐怖とSF』(ハヤカワ文庫JA)を読了。全編書下ろしによるホラーSF短篇のアンソロジーです。アプローチがユニークな作品が多いですね。

どれも面白かったですが、様々な幽霊を認識する観測機が描かれる「#」(梨)、「タタリ」を科学的に解釈するという「タタリ・エクスペリメント」(柴田勝家)、VR世界の深層に入り込んだ少女が幽霊と出会う「始まりと終わりのない生き物」(カリベユウキ)、人間の治療に応用するためにロボットに痛覚を与え、様々な痛みを与え続ける実験を描いた「あなたも痛みを」(菅浩江)、
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長山靖生『日本回帰と文化人』(筑摩書房) 読了手持ちの付箋が足らなくなるほど重要な言葉でいっぱいだった。後日まとめます。
戦中、哲学者が戦局の軌道修正に大変尽力したにもかかわらず、結局政治利用されてしまう。その責任について迫る長山さんの筆致は鬼気迫るものがあった。三木清の章は特に凄まじかった。
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(文学フリマ大阪13 創サポ展示作品の続き)

『地球の鏡の中で イアン・ワトスン奇想短篇集』(校正刷り展示のみ) 収録作

「免疫の夢」
Immune Dreams

「ジェインといっしょに鉱泉室へ」
To the Pump Room with Jane

「帰郷」
Returning Home (Omni 1982)

「オオカミの日」
The Day of the Wolf

「地球の鏡の中で」
In the Mirror of the Earth

「スターリンの涙」
Stalin's Teardrops

「アーヤトッラーの眼」
The Eye of the Ayatollah
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(文学フリマ大阪13 創サポ展示作品)

『地球の鏡の中で イアン・ワトスン奇想短篇集』本城雅之・木下充矢訳

※編集が間に合わず、校正刷りの展示のみ。すみません! 10/11の京都SFフェスティバルで初版発売予定。

イアン・ワトスンの、すごく・ふしぎな本邦初訳SF短編集(初出:75〜90年)。2029年10月30日までの独占翻訳権を取得済み。あなたの予想を斜め上に突き抜けた奇想の数々を、是非ともご賞味ください。

(収録作品に続く)
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(文学フリマ大阪13 創サポ出店作品   その3)

『ノヴァ・クォータリイ通巻60号(1990年1月号)』
特集・ベストSFイヤーをもとめて
(委託販売)

岡本俊弥さん

bookreviewonline.net/WP/about-me/

の書庫から発掘されたラスト在庫を委託販売。豪華すぎる執筆陣と熱量の高さに、これ本当に同人誌だったんですかと目を回す木下。刊行から35年を経た今もなお現役第一線の執筆者も多く、「SFは健康に良い」という信条がより強固なものに。
ベストSFとは何か、それはいつ現れた/現れるのか、を考える上での基本文献。ぜひとも一家に一冊、ご常備ください。
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(文学フリマ大阪13 創サポ出店作品   その2)
『名駅高島屋ビル隣みずほダンジョン』 しむ(x.com/sim_38) 作

ほぼほぼ現代の名古屋を舞台に、なぜかゲームブック(!)のロジックに侵食された世界を、熱い、熱すぎるゲームブック愛に満ちた武雄とへっぽこ後輩・南瓜の会社員2人組が、アクセス至難で名高いみずほ銀行名古屋駅前支店を目指す。彼らは無事、転籍退職金を手にすることができるのか!?
「紙でできた論理マシン」に秘められた歴史と文化、そしてアーキテクチャと情熱。ストーリーそれ自体に「ゲームブック愛」が溶け込んでいる、およそ尋常ではない読書体験をあなたに。
x.com
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(文学フリマ大阪13 創サポ出店作品   その1)
『スターマン』 叶龍人 作

tsumugi-shobo.com/book276/

講座OBのデビュー作長編を委託販売。
超絶テクノロジーを持つ宇宙からの来訪者、地球名・藤崎登が、現代日本の庶民の暮らしに触れ、生きる意味を再発見する話。徹底的に非合理を排除した世界で育った登を惹き付けてやまない、愛おしい人々。アニメ、漫才修行、昭和テイストの大型キャバレー。そして、歌手を目指す咲との淡い恋。読後感は優しく、心がじんわり温まる。
控えめながら解像度が高いSF描写も個人的ツボ。登をアシストする脳内分子マシンAI「ハイジ」が健気でかわいいのです!
【刊行】スターマン ―星から来た人― | つむぎ書房
ISBN:978-4-911093-96-2 定価:\1600+税 作品概要 アフターコロナの閉塞した現代社会を生きる、全ての人々への応援歌!夢と希望を失い、活力をなくしてしまったこの国を元気にする、希望の物語。 遙か4光年以
tsumugi-shobo.com
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9/14(日)の文学フリマ大阪13
bunfree.net/event/osaka13/
に参加します。

う-78
創作サポ「エンターテインメントノベル」
c.bunfree.net/c/osaka13/!/...

決定済の出店・展示作品は下記。

(1) 『スターマン』 叶龍人 作(委託販売)

(2) 『名駅高島屋ビル隣みずほダンジョン』 しむ 作

(3) 『ノヴァ・クォータリイ通巻60号(1990年1月号)』(委託販売)

(4)『地球の鏡の中で イアン・ワトスン奇想短篇集』本城雅之・木下充矢訳 ※校正刷り展示のみ

(内容紹介に続く)
文学フリマ大阪13 - 2025/9/14(日)
開催 2025年9月14日(日) 時間 12:00〜17:00(最終入場16:55)予定 入場料 無料 出店 1,233出店・1,422ブース 出店者Webカタログ 会場 インテックス大阪 2号館  会場アクセ ...
bunfree.net
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毎年恒例でやっております毎年恒例、山田農園さんの茄子とコラボ!
『ぺぺとドライジーネ』ドライジーネは、1817年にカール・フォン・ドライス男爵が発明した人力二輪車。詳しくは、短編集「ころぶところがる」第一話を読んでみてね。
今年もおいしくいただきます。ありがとうございます。
山田農園さんの茄子とぺぺとドライジーネ
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ssaaoouu.bsky.social
『女の子の背骨』9月26日発売
(オンナノコノセボネ)
市川沙央/文藝春秋
ISBN 978-4-16-392021-4

芥川賞受賞後第一作「オフィーリア23号」と「女の子の背骨」を収録した単行本が9月26日に発売になります。表紙は『ハンチバック』から続けてIna Jangさんの作品です。どうぞ🙇‍♀️よろしく🙇お願い🙇‍♂️いたします……‼︎ ちなみに私の誕生日は9月27日です(無形の圧力
www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
女の子の背骨 市川 沙央(著) - 文藝春秋
芥川賞受賞作『ハンチバック』を超える衝撃の第二小説集! 「何でもいいから何かを撃ち殺したい」 難病と生きる身体から放たれる言葉が現代を撃つ。 「おねえちゃまへ。元気ですか」 筋肉の難病を患… - 引用:版元ドットコム
www.hanmoto.com
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車にちょうちょのマーク貼ってあるの見かけて何のマークだろうなあ…ってググってみたら聴覚障害者が運転してますよのマークだった
知らんかった!そういう大事なコトもっとテレビとかでやってくれよ!
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連投にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。頼もしいジュニア勢(私なんかよりずっと「人間」を判っていると思います!)、個性に溢れる一般勢。今回も堪能しました!
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一般部門優秀賞(関電工賞)
「タキオン」門間紅雨

www.nikkei.com/article/DGXZ...

幼稚園時代からの永年のライバル、吏人。天才を追う秀才に甘んじてきた亜稀穂は吏人の意外な弱さを知る。星空とサイエンスを媒介に、縮まる二人の距離。しかし、大学二回生の夏、吏人の突然の憔悴と変貌に亜稀穂は心破れ、彼を見限る。そして十二年。迫り来る破局のさなか、 JAXA研究員となった亜稀穂は吏人と再会し、彼の真意と「たったひとつの冴えたやりかた」を知る……。
亜稀穂の情熱一直線が清々しい。本回随一の熱量をたたえたこの作品、私は大好きです。
星新一賞 一般部門優秀賞(関電工賞)「タキオン」 - 日本経済新聞
私と彼の出会いは二〇二八年、当時私たちが通っていた私立幼稚園の廊下だった。「家族の思い出」をテーマに園児たちが描いた絵が壁に飾られていた。冬に家族で行った銀山(ぎんざん)温泉の雪景色を描いた私の絵には銀色の星型のシールが貼られていた。そのとき私はまだ三歳だったが銀色の意味は知っていた。二番だ。気がつくと私の隣にも少年が立っていて絵を眺めていた。彼が見ていたのはニューヨークのタイムズスクエ
www.nikkei.com
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一般部門優秀賞(アマダ賞)
「最後の画家」形霧燈

www.nikkei.com/article/DGXZ...

すべてが曖昧な出だしから、異形の世界への道のりに翻弄されるわたし。理解不能な「非人類知性」を、もうすぐ、我々は作りだしてしまうのかも知れない。いや、ひょっとしたらすでにもう……。そんな「今・ここ」の手触りが生々しく感じられる作品。「画家」の、明晰でありながら根本のところが異質な語りが良かったです。
星新一賞 一般部門優秀賞(アマダ賞)「最後の画家」 - 日本経済新聞
地面から突き出した鉄骨は、大型動物が朽ちたあとの、あばら骨のようだ。灰色の雪で覆われていく。雪を生み出す雲は、いっそうひどく濁っている。赤色が点滅するドローンが編隊を組んで往復しており、混沌とした風景の中、そこだけが規則的だ。ドローンから、小型爆弾が重力に従い地表へ向かった。爆炎が膨らみ、周囲の空気を揺らす。爆風が続く。廃墟のあばら骨が、その衝撃でおびえるように震えた。廃墟は、日々その様相を
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